高知出張レポート前編 #アートこうち #前浜掩体群 #桂浜 #高知城 #ひろめ市場

2023年8月17日(木)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

8月16日(水)午前9時、

高知龍馬空港に到着。
手羽は高知は初めてで、これでようやく四国4県制覇したことになります。
そして今夏の地方巡業もこれでラスト!

高知は「らんまん」一色。
「らんまんやってるから高知出張を選んだのか?」と言われそうですが、手羽はその前にやってる再放送の「あまちゃん」は見てるけど、「らんまん」は奥さんが視聴してるのを横目で見てるようなレベルでして・・。

しかし、暑い。
手羽は超雨男と言われてるけど、今夏の出張先である宮崎、熊本、岡山、広島は出張前後の天気が大荒れではありましたが、当日はだいたいは晴れてたんですよね。なんとか超雨男という噂は今年で払しょくしたい。

レンタカーをして、高知に行ったら絶対に行きたかった場所へ。

前浜掩体群です。
第二次世界大戦中に使用された戦闘機格納庫「掩体(えんたい)」が7基点在していて、反戦への願いを込めて保存されてるんですね。
全国にも掩体壕は残っており、東京だと調布飛行場の近くにあるんですが、中には入れないんです。この前浜掩体群は史跡整備されてるそうだから、昔からチェックしたくて。

前浜防災コミュニティーセンターに駐車場をあってそこに車をとめてみるのが楽ちん。

田んぼのど真ん中に、かまぼこ型のぶあついコンクリート物が点在しています。


  • もう完全に遺跡

 
公園整備されてる5号掩体へ。


  • ほんと公園だ。

中はこんな感じ。

そして、国内で現存する中でも最大級の大きさである4号掩体へ。
双発の大型機の格納に使われてたそう。

何が面白いかって、垂直尾翼の形に切れ込みが入ってるところ。
ここをギリギリ交わしながら飛行機がバックで入るシーンなんて、なんか一昔前の合体ロボットの合体シーンみたいじゃありません?
動画も撮ってきたのでぜひ。

(暑くてスマホの調子が悪くなり、途中動画が切れます)

続いて高知駅へ。
路面電車が駅前から垂直に出てる。
 
高知と言えばこの3人ですね。

あ。間違った。
ちなみにやなせたかしさんは「高知出身」と紹介されることがあるけど、厳密には「東京生まれの高知育ち」です。

高知駅にはほんとはこちらを見に来ました。

坂本龍馬、武市半平太、中岡慎太郎の三志士像。
実は銅像ではなく、強化発泡スチロール製で表面にウレタン加工がされた像なんです。FRP製でもないのね。こういう駅前の像としては珍しいから一度チェックしたかったの。
しかし、写真見たときから思ってたんだけど、実物見ても等身がなんかおかしい気がする・・。

ここでいったん空港へ戻り、到着された空間演出デザイン学科の津村先生と学生さんをピックアップ。
まだ集合時間まで時間があるから、やっぱりあそこへ行きますか。

やっぱり高知といえばこれでしょうね。


  • 桂浜


  • 津村先生

砂浜の海岸を歩いたのは何年ぶりだろう・・。

おっと、そんなことをしてたらいい時間になった。
高知県立岡豊高校へ。

なんで高知へやってきたかというと、翌日17日にこちらの岡豊高校で、高知県高等学校文化連盟美術・工芸専門部主催による高校生向けワークショップと大学説明会である「ArtKochi〈アートこうち〉」が開催されるんです。
今日は準備日ってことですね。

ムサビが何をやるかは明日以降のレポートのお楽しみってことで、

少しだけちょい見せ。
おっと、ただのデッサンじゃないっすよ(笑)

他大学さんはずっと準備してたけど、ムサビはすぐに終わっちゃったので、予定になかったけどもう1つ観光・・・じゃなくて現地視察をすることに。

もちろん高知城。

関ヶ原の戦いでの功績により徳川家康から土佐一国を拝領した初代土佐藩主・山内一豊が、1601年新城の築城工事を始め整備したお城。


  • ベンチの背もたれの切り抜き、よく見ると四国になってる


  • やっぱり山内一豊といえば、この話ですね

遠くからだと、すごく大きな天守閣に見えるんだけど、

実際にはそれほど大きくはありません。
うまく作られてるなああ。


  • この子はなにもの?


  • 高知をぐるっと一望できます

最近のお城は最上階へ行きやすくしたり、VR使ったりしていろんなアトラクションを用意してたりするけど、結構「素」の状態でオープンしてて、階段もかなり急だし小さい。
個人的にはお城はこれでいいんじゃないかと思うのだけど。

3人で高知名物・アイスクリンを食す。
この炎天下、アイスクリンがうまい。

んでホテルに荷物をおろし、

ひろめ市場へ。

でも人がいっぱいで諦める(涙)
翌日が本番だから飲み過ぎないためにもそれでよかったのかも。


以上、

「美丈夫」を「美大夫」と空目したのはいつもの美大病なのかほろ酔いだったからなのかわからない手羽がお送りいたしました。
 
続くっつ!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。