「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
ムサビの人間なんでそりゃ当然なんですけど、一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして。 「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回3月3日以降のムサビ関連ネタをドドーンと。今年度最後のムサビまとめですね。
まずは卒業生の活躍紹介。
■香川県で開催の芸術祭目指して台車とともに箱根越え 人とのつながり財産に
香川県の山間部で開かれる「かがわ・山なみ芸術祭2016」に出品するため、東京の小平市から台車(リアカー)で移動してるムサビ卒業生グループがいます。その名も「モーメント小平」。
彼らが自分たちに課した条件は
(1)東京小平市から香川綾川町まで台車を運ぶ
(2)スタート時お金は持たない
(3)楽しい旅にする
(4)この旅をかがわ山なみ芸術祭に展示する
とのこと。
この13日の記事では「無事に箱根越えできた」という内容ですが、本日鈴鹿峠を超えるそうです。
『山を越える』第二弾 -鈴鹿峠-
サポーター募集してるので、お近くの方、ご協力をよろしくお願いいたします。
でも・・・帰りはどうするんだろ(ぼそっ)
ちょっと脱線すると、「自分探しの旅」というと手羽はハチクロを思い出しちゃうわけですが、こんな記事がありました。
■片思いの切なさに共感 女優が選んだ「ハチクロ」の好きなシーン&キャラトップ3
女優の鈴木貴子さんがセレクトされてて冒頭に、
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武蔵野美術大学という実在する美大を舞台にした、涙なしでは読めない青春恋愛ストーリー「ハチミツとクローバー」。
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とありますが、えーと、一応舞台は「浜田山美術大学」という架空の美大です(笑)
背景にムサビが使われてるだけでして。
実名で「武蔵野美術大学」の名前が出てくるのは、リリーフランキーさんの東京タワーですね。
■映画にもなった『ハチミツとクローバー』は必読。おすすめの美大漫画はこれだ!
映画ハチクロは最初ムサビに撮影依頼があってロケハンまでされたんですが、ちょうど2号館工事の真っ最中。撮影で数日間工事を止めるわけにもいかず泣く泣くお断りしたんです。
でも「ムサビの風景で撮影したい」と監督からリクエストがあり、集英社文庫の「ナツイチ」CMを日曜朝5時から1日だけ撮影しました。公式動画はあがってないけど「超短編映画『なんでもないきょうといういちにち』」で検索すれば一発ヒットするはず。懐かしいムサビの風景が出てきますよ。
で、当時の大学側担当が手羽だったんですよ。
なんで突然こんな思い出話を始めたかというと、昨日ある先生から「手羽さんはハチクロの撮影担当したの?」と聞かれ「ハチクロというかナツイチの撮影ですね。そうですけど」と答えると、「その撮影でスタイリストで参加された方とたまたま会ったんだけど、ムサビ側の対応がすごく親切だった、って言われたんだよ」とありがたいお言葉をいただき。もう10年前の話かあ・・・あの頃は若かったなあ・・(ぼそっ)
ちなみにハチクロといえば、羽海野チカさんの「3月のライオン」がアニメ&実写映画化されるんだけど、現在エキストラの募集してますよ。
■話題の最新作!!!エキストラ大募集!!映画「3月のライオン」
いろいろ書きましたが、マンガ的にはハチクロより3月のライオンの方が好きです(笑)
あ。くどいけど、ムサビに来たところでハチクロみたいな甘酸っぱい学生生活はないからねっ!(びしっ)
卒業生の話にもどして。
■究極の省スペース☆一瞬でテーブルセットに変身する棚がすごい − ISUTA(イスタ)オシャレを発信するニュースサイト
工デ卒のSakura Adachiさん。ミラノで行われた見本市「Salone del Mobile」でイタリアのデザインメーカー、Campeggiに紹介されて大きな話題になってるそう。
■サイトリニューアルした「卒展」、ロゴデザインを手がけた大原大次郎さんにインタビュー | デザイン情報サイト[JDN]
大原さんは基礎デザイン学科卒なんですが、
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実は大原さんも「卒展特集」(2003年)で卒業制作を掲載させていただいたお一人なんです!
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って、おもっきし手羽がJDN卒展担当してた頃ですね。知らなかった(笑)
■阪神・淡路大震災をきっかけにはじまり、現在は東日本を応援する『神戸学校』 3月26日(土)227回目の『神戸学校』を開催~ゲストはお菓子研究家の福田里香さん~
本日開催される神戸学校のゲストは空間演出デザイン学科卒の福田里香さん。2月が関野先生だったんで、ムサビ関係者が2回続くことになりまして。ちなみに4月は椿昇さんだそうです。
■大物芸能人2世・小園凌央&関口アナム、伊藤英明主演ドラマ「僕のヤバイ妻」に出演!
そうなんです。竹下景子さんを数年前の卒業式で拝見したことがあります。
役者さんになられたんですね。
卒業生の活躍、最後は中島信也情報を。
文化放送新人女子アナ3人、小尾渚沙、八木菜緒、西川文野のユニット「JOQgiRl」のデビュー曲「勤労感謝to me!」を我らが中島信也さんが作詞作曲プロデュースしました。
ちなみに編曲は中島さんの同級生でもある栗原正己さん。栗コーダーカルテットのリーダーです。
メイキング動画はこちら。
本日朝11時からの「なかじましんや土曜の穴」にてオンエアされるそう。購入方法はこちらをご覧くださいまし。
■JOQgiRlのCD購入方法に関しまして。
本日26日といえば、
■複眼思考2016
●会期:2016年3月21日(月)~ 3月26日(土)
●時間:11:30~19:00(最終日17:00まで)
●会場 : art space kimura ASK? (2F)+ASK?P(B1F)
視覚伝達デザイン学科 陣内ゼミの仲間達の卒業制作作品の展覧会が開催されてるんですが、博士後期課程を修了し造形博士となった留学生ベンヤミン・フィツェンライターさんによる「江戸時代歌舞伎のセリ上げ」の研究発表を本日行います!
■奈落演
●日時:3月26日(土) 14:00~
「並木正三 謎の噺」紙芝居実演 実演家:河合勉氏
「かしも歌舞伎 舞台裏と下」ドキュメンタリー上映
そして、先生の活躍を。
■「性的暴力」漫画の販売禁止論に「否」 日本の女性団体「規制でかえって差別的状況に」 - BIGLOBEニュース
志田陽子先生は3月17日のJ-WAVE「JAM THE WORLD」にこの件で出演されてましたね。落ち着いた声で「いつ歌いだすんだろ」とドキドキしながら聞いてました(笑)
ちなみにこの記事を書かれた方は気がついてないでしょうが、例で使われてる「BANANA FISH」の吉田秋生さんもムサビOGです。
■Tokyo Midtown Award 2016|アートコンペ審査員|東京ミッドタウン
Tokyo Midtown Award 2016の概要が発表されたんですが、アートコンペ審査員に空間演出デザイン学科の鈴木康広先生が入りました。デザインコンペも含め、ただでさえムサビ関係者が多い審査員なのにさらに(笑)
今年こそムサビ生がグランプリ獲りたいなあ・・。
こちらは29日開催のイベント。
■2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会にまつわる騒動を再考する
●日時 : 3月29日(火)18:00開場 18:30 – 20:00
●スピーカー :
「オリンピックとデザインの政治学」(朗文堂刊)著者
・森山明子氏(デザインジャーナリスト/武蔵野美術大学教授)
・若山 滋氏(建築文化論者/名古屋工業大学名誉教授)
●モデレーター : 藤崎圭一郎氏(デザインジャーナリスト)
●会場: GOOD DESIGN Marunouchi
●定員: 30名まで着席可
●参加費: 500円/お茶付き
*メールでの事前申込制
仕事がなければ聴きにいったんだけど(涙)
ムサビの卒業・修了制作展を見逃してしまった方へ。
■平成27年度 武蔵野美術大学 造形学部卒業制作・大学院修了制作優秀作品展
●会期:2016年4月4日(月)-4月29日(金・祝)
●休館日:日曜日
●時間:10:00ー18:00
*土曜日、 4月29日(金・祝)は17:00閉館
●入場無料
●会場:武蔵野美術大学美術館
学部卒業制作および大学院修了制作において、優秀賞を受賞した約100名の学生作品を一堂に会して紹介する展覧会です。
ちなみにポスター等のデザインはムサビOGのある方が担当されてます。今後紹介されるはずなのでここでは秘密にしときます。
でもこのデザインでわかる人にはわかるかも(笑)
以上、
柴田文江先生がリデザインしたレミパンプラスをネット予約開始日に爆買しちゃったくらいレミパー(レミパンファンの名称。手羽がつけた)だけど、記念すべき最初に何を作るか迷ってて、まだ箱を開けてない手羽がお送りいたしました。
本家に負けないくらいの狂気さとモコミチに負けないくらいオリーブオイルを使ったイチロウクッキングをやりたいの。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。