【創造者であれ、表現者であれ】全国次世代クリエイター動画コンテスト「NCMC 2022」募集開始!【なんで手羽が?!】

2022年10月3日(月)

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アマチュアからセミプロを対象としたこんな動画コンテストの作品募集が今日10月3日から始まります!

全国次世代クリエイター動画コンテスト「NCMC 2022」

●応募資格:アマチュア〜セミプロ(個人・グループ不問)
●作品応募期間:2022年10月3日(月)10:00〜10月20日(木)23:59
●応募方法:専用サイトエントリーフォームより


動画制作のハードルがこの数年でずいぶん下がりました。
ほんのちょっと前までは一部の人がやってるものだったけど、Youtubeの影響もありますが、さらにコロナ禍がブーストをかけたような気もします。自分がPremiere Proを使って動画編集するとは3年前は全く想像してなかった。
ただ一方で、有名ユーチューバーのフォーマットをそのまま使っただけの動画もたくさん生まれていて、「クリエイティブってなんだろう?・・」と感じることもしばしば。
ま、絵画の歴史も売れっ子作家に似てる作品が大量に生まれ、それを壊し・・と進化していったから、今は動画制作の過渡期で、これを乗り越えると完全に動画制作は文章を書くのと同じような「日常の創作文化」に定着するんでしょうね。


そこで、「raytrek」というクリエイター向けPCブランドが主催となって、動画制作を創作文化へと発展させていくことを目的とした全国規模の動画制作コンテストを開くことになったのです!!

 
このコンテストの面白いところはテーマでして、それはなにかというと、

「自分の思い入れのある日本の都道府県・都市」なんですね。それをモチーフにつくった動画。

このテーマを見た時に「自分はどこだろ?」と悩んじゃって。
手羽の出身は福岡のド田舎で、地元に想い出はあるけど「こんな老人しかいない田舎にずっといるのは嫌だ」と感じて大学から上京した人間。すっかり東京にいる年数の方が長くなったから「出来事」は東京の方が多い。東京で就職もしたし結婚もしたし子供も生まれたし一軒家建てたし30年ローンも作ったし。
でもでも「思い入れ」と言われたら、やっぱりあの「なんにもない田舎」なのかなあ、と。今地元に帰ったら「再発見」できるかな。

 
作品部門は3つあり、

「ドキュメンタリー部門」「アート部門」「自由作品部門」で、なおかつそれらが
●クラス1|中学校・高等学校・高等専門学校
●クラス2|専門学校・大学
●クラス3|オープンクラス(アマチュアまたはプロ3年目まで)
●クラス4|モバイルクラス

の年齢・経験ごとのクラスに分かれて審査されます。

皆さんからの応募をお待ちしております!!!



・・・え?なんで手羽がこのコンテストをおもっきし宣伝してるかって?


実は大変なことになってまして・・・

手羽が審査員になっちゃったんです。

「昔から手羽ブログを読んでいる」という代理店の方から、
「技術などのプロの視点に捉われず、一般の方と同じ視点で純粋におもしろいと感じる作品を選んでいただける方をお迎えしたく、十数年ブログを書いている手羽さんは言語化することに関して得意中の得意だから適任だと思うです。審査員に推薦させてもらっていいですか?」
と連絡がありまして。

褒められると伸びる手羽、空気を読めない手羽は「他の審査員もこんな感じの人が選ばれるんだろ」と軽くOKしたら(一応上司や総務にもOKもらった)、後で他審査員を知って手が震えました。


  • 写真家で早稲田大学基幹理工学部非常勤講師の井上 浩輝さん

  • 映像プロデューサーの石原裕久さん

  • 演出家・映像監督の野澤 クニオさん

手羽以外超ガチ勢なんですけど(汗)

井上浩輝さんは米誌「National Geographic」の『TRAVEL PHOTOGRAPHER OF THE YEAR 2016』ネイチャー部門で日本人初の1位を獲得した人だし、石原裕久さんは倖田來未、Snow Man、平井堅、NMB48など名だたるアーティストMVを手掛ける人だし、野澤クニオさんは短編映画がLos AngelesのINDIE SHORT FESTで80ヵ国、4,500作品の中からグランプリに選ばれた人。

「一般の方と同じ視点で」って場合、普通は一人ぐらい専門家がいて、あとは分野外の人で構成するもんじゃないの?手羽だけ完全なド素人枠なんですけど(涙)

もうね、

いつものプロフィールに「『なんでこんな素人がいるんだ』と思うかもしれないけど、ミ、ミシェルゴンドリーぐらい知ってるよ!」と書き加えるのがやっと。・・いや、今読み直すと、そんな微妙な悪あがきをする方がかっこわるい気もしてきた。「だからなんなんだよ」で。
しかも4人のコメントの中で一番ふざけてるし。素人が空気読めずにごちゃごちゃいってる感が出てる。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。


でも応援コメントに書いたことは素直な気持ちでもあります。
美大愛好家として卒展などで日本全国の美大生が作った動画を見てきた経験、20年近くブログを書いてきた経験から「切り口・編集の妙」みたいなものはなんとなくわかってるつもりではいて。
なおかつ、今や

AIがここまでの動画を作ってしまう時代になってます。
開き直って「素人でも楽しめる作品をおもいっきり褒めたい」「人間にしかわからない『思い入れ』を感じられる動画を見たい」というポリシーで審査する所存でございます。
みんな応募してね!!

そんなことより、8月に自慢げに自宅PCをメモリ増設・SSD化した記事を書いて、3日間ぐらいは快調だったんだけど、プチフリが出ちゃって。いろいろ対処してるけどダメなんです・・今日も3回フリーズした(涙)
プチフリが発生するきっかけが全然わからず、立ち上げて5分でフリーズすることもあれば、2時間ぐらいへっちゃらな時もある。あの余ったネジが原因なのかなああ・・やっぱり新しいPCにするしかないのかなあ・・あーあ、動画編集ばっちりな高性能PCがどこかから送られてこないかなあ・・。


以上、昨日は大学院入試で出勤してて、休憩の合間に美術館でやってる「みんなの椅子展」を見に行ったら

入館の行列ができててびっくりした手羽がお送りいたしました。こんな状態初めてみた。
会期最終日ってこともあるけど、SPY×FAMILYの影響ってすごいっすね・・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。