【ムサビ生、森で学ぶ】ムサビニュースまとめ20211005

2021年10月5日(火)

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「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
オーキャンとかはともかく、一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもり・・なんですが、最近ムサビネタがたまり過ぎちゃって・・。
「美大ネタまとめ」に一緒にすると他美大さんに申し訳ないので、久しぶりにムサビネタだけ別立てにしました。
名付けてムサビネタまとめ。プライスレスでお届けします。


コロナの状況から後期最初からオンライン授業に切り替えていたムサビですが、感染者数が減少傾向にあることから
10月4日(月)以降の授業及び事務取扱等について(10/4更新)
かなり制限が緩和されました。よかった・・。

久しぶりに学生さんが構内にあふれかえってる状態を見て、嬉しくなりました。


さて、「美大といえども大学なので、こういうこともやってますよ」な話を2つ。
赤白帽の赤色は熱中症の危険性「白や黄が望ましい」 武蔵野美大の大学院生、11月に学会で発表:東京新聞 TOKYO Web
「赤白帽」 「赤」でかぶると熱中症リスクが増える? 「赤」は10度高い実験結果も

大学院生・服部由季夫さんの研究。
どうしても「体育」と聞くと美大とは縁のない世界に感じますが、「色」と考えるとすんごく美大の研究の領域になります。ある意味美大として王道の研究。

こちらもそうですね。
「脱・体育座り」の中学校が話題…専門家オススメの座り方「歌膝」とは? 子供の“腰痛の原因”となる猫背もピンと!

放送は終わってしまったんですが、視デOGの森本千絵さんが震災後に石巻で出会った少女がいて、なんと彼女は今年ムサビに入学したんです。感動の対面シーンをムサビで撮影しました。




ここからは卒業生の活躍を紹介。
人気ライターに聞く!【やめてラクになったことベスト3】 | 「しなくていいこと」を決めると、人生が一気にラクになる | ダイヤモンド・オンライン

三口醤油皿をデザインしたのは、工デOBの小林幹也くん。
お刺身は福岡の甘い醤油が一番合います。


tupera tupera のかおてん. tupera tupera といっしょに顔を遊びつくす

●会期:2021年9月17日(金)~ 11月7日(日)
●会場:あべのハルカス美術館

tuperaの亀井さんはムサビ版画OBですが、この会場構成を担当したのもムサビ卒ユニットのminnaです。
 

●会期:2021年10月2日(土)~12月12日(日)
●開館時間: 9:30 ~17:00(入場は16:30 まで)
●休館日:月曜日
●観覧料金:一般800円/高大生500円

つい最近まで鹿児島で大々的な個展をされいた遠藤先生ですが、今度は平塚です。


名誉教授といえば、
「シュレディンガーの水曜日(Schrödinger’s Wednesday)」がスタートします! - WirelessWire News

定年退職されたデザイン情報学科の今泉洋先生がレギュラーコメンテーターをつとめます。
相変わらず面白いことやってる(笑)


今泉先生はムサビ建築OBなわけですが、建築といえば、
源愛日児先生の最終講義2021年10月23日(土)の事前申込受付を開始しました

●内容:源愛日児先生最終講義
●日時:2021年10月23日(土)17:00~19:00
●形式:オンライン形式(Zoomビデオウェビナー)
●申込:事前申込はこちら


37年の長きに渡って建築構法、建築計画を担当されてた建築学科の源先生も今年定年退職。
ぜひ最終講義聞いてください。
 

空間演出デザイン学科の津村先生が監修した産学連携で、ムサビ生が作り上げたプチプチ遊具。


産官学連携といえば、クリエイティブイノベーション絡みの事業をまとめて3つ紹介。
Sun*、武蔵野美術⼤学と⽇本発のデザインアプローチに関する共同研究を開始
株式会社Sun Asteriskと、⽇本のデザイン⽂化および⽇本発のデザインアプローチに関する共同研究を開始。


地域資源どう活用 武蔵野美術大の学生、日出町で魅力や課題を聴き取り
CI3年と院生6人が、フィールドワークで大分県の日出町にずっと滞在しています。
 

かたは北海道の森町にもCI3年生が住み込んで調査しています(笑)
来週、今CIがやってる産学連携授業の最終発表会があるので、いずれWEBでその様子が公開されると思います。お楽しみに。


森町といえば、こんなトークイベントが今週あります。
トークイベント:創造力を育む学びと地域価値創造 −北海道森町と武蔵野美術大学の産官学プロジェクト−

●日程:2021年10月8日(金) 15:30-16:30
●場所:オンライン開催(Zoomウェビナー)
登壇者:岡嶋康輔(森町町長)、長澤忠徳(武蔵野美術大学学長)、若杉浩一(造形構想学部教授)
→参加はこちらから

学長も登壇するんですが、去年就任された町長さんはなんと42歳ですって!!


長澤学長といえば、
Tadanori Nagasawa: Pioneering the Enrichment of Art and Design Education

何て書いてるかわからないけど(えっ)、「タダノリ・ナガサワはアート・デザイン教育のパイオニアだ」的な大きなことが書かれてるんじゃないかと。


その流れで、
社会の要請に美大ならではの教育で応える「クリエイティブイノベーション学科」 | JBpress (ジェイビープレス)

「日本の美大は『デザイン思考?アート思考?そんなの昔から美大はやってんだよ!へっ!』と無視する動きにあり、やっても『流行りもの』としてセミナーでお茶を濁す程度だけど、海外の大学は『私たちがやってきたことだからもっと追及できます』と進む方向にある。ムサビは日本で唯一海外と同じ動きを本気でやった大学ですね」と昨日言われました。


さて、そんな本気のムサビがこういうイベントをやります。
innovationGO to MAU[MAKE Day]

●日程:2021年10月17日(日)10:00-17:00
●場所:オンライン開催
●対象:全国の高校生
●費用:無料
●エントリー期間:2021年9月1日(水)〜 10月10日(日)
→エントリーはこちらから

まだ募集してます。急げ!!

ちなみに、CIの長谷川先生が短く「デザインってなんだろう」といった話題を語る動画が公開されてて、このシリーズが手羽は好きなんです。#02 デザインって、そもそもなんですか? / innovationGO to MAU FIND Day 2021

 
ちなみにこのドローンを飛ばして撮影したこれも好き。

 
最後はムサビが直接関係してるわけじゃないんだけど、こちらを。
museumβ vol.1 かけひきのないオークション

●会期:10/1(金)〜 10/3(日)|10/8(金)〜 10/10(日)
●時間:11:00 ~ 20:00
●入場料:1,000円(税込)ワンドリンク付
●出展アーティスト:ヘラルボニー、芦川瑞季、中村朝咲、菊地知也、齊木悠太/polaris
●会場:amu

恵比寿にある(株)コンセントのオフィス兼コミュニケーションスペース「amu」で、クリエイター・ユニットのmuseumβが主宰する新しいアートとの関わり方を世の中に問う美術展企画「かけひきのないオークション」が開催されてます。
つい最近発表されましたが、第8回 山本鼎版画大賞展で大賞を取った版画大学院博士3年の芦川瑞季さんも出展してたりするので、ぜひ。
 



以上、1号館下の階段に

苔が生えてて、「苔は滑ってあぶないんだよなあ・・。でも今までこんなことなかったような。整備費削減しちゃったのかな?」と一瞬思ったけど、そうだ、オンラインで学生さんが全然歩いてないからだ、と気が付いた手羽がお送りいたしました。
やっぱり大学は学生が登校してること前提で動いてるんだな、と。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。