【美大生の可能性】ムサビのプロジェクト発表会2018を11月3日(土)に開催します!

2018年10月30日(火)

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今週土曜はこういう企画がムサビで開催されます。


アート&デザインプロジェクト発表会2018:美大生の可能性

●日程:2018年11月3日(土)
●時間:13:00-18:00*12:30受付開始
●会場:鷹の台キャンパス 2号館講義室
●入場料:無料(事前予約不要・入退場自由・どなたでもご来場いただけます)
●内容:
・学生によるプロジェクトについての発表
・本学教員による講演
(1)三澤一実教授(共通デザイン・教職課程)「大学・学生が社会と関わるということ」
(2)齋藤啓子教授(視覚伝達デザイン学科)「美術・デザインが社会と関わるということ」
●企画・運営:社会連携チーム

2010年から去年までの7回「ワークショップの価値を高めるためにはファシリテータ養成が必要!」ということで、学生同士の「気づき」「問題点」などの情報共有を目的として「ムサビのワークショップ発表会」というのを行ってきました。
学生による「ワークショップ発表会」2010
ワークショップ発表会「地域では」2012
ワークショップ発表会2013
ワークショップ発表会2014|ムサビのワークショップを俯瞰する十八の事例
ワークショップ発表会2015|ムサビのワークショップを俯瞰する二十二の事例
ワークショップ発表会2016|ムサビのアクティブ・ラーニング[ワークショップ33の事例]
ワークショップ発表会2017|美大生と地域
あ、これとは別に旅ムサ単独の発表会もやってます。

今年は幅を広げるために「プロジェクト発表会」と名称を変えました。
「造形ワークショップのさらなる発展」「美術教育は社会や地域に何ができるのか?」を伝えたいと相変わらず思ってますが、「美大って絵を描くだけじゃなく、こういうこともできるのね」という「美大の本質的な学びがなんなのか?」という点や「こんな感じのことをうちでもやってほしい」という具体例紹介とシーズ・ニーズマッチングの場になればと。

ムサビは学科や学年の枠を越え、授業内だったり学生企画のプロジェクトが数多く実施しています。
それぞれの目的の達成や課題解決に向けて、学生がどのような思考や議論を重ね、企画・運営が行っているのか。それらのプロジェクトが実施されるまでのプロセスについて、学生自身にプレゼンテーションしてもらいます。
既存の価値にとらわれず、独自の視点や感覚で生み出されるプロジェクトの発表を通して、美大生の持つ力の可能性を探れれば。
なので来場者は、地域の方・教育関係者はもちろんのこと、企業の方、市役所の方、美大受験生、高校生なども想定しています。それと美大生、特にムサビ生にも聞いてほしいんですよね。こういう活動をしてる同世代がいるってことを知ってほしくて。


では発表団体を紹介します。

旅ムサステイin青森県八戸市
旅するムサビプロジェクト
旅するムサビは各地の小中学校で黒板ジャックや対話型鑑賞、ワークショップなどを「美術の授業」として学生が行う活動で す。今回は青森県八戸市の中学校にて学生と対話しながら作品を鑑賞する対話型鑑賞と、8つの教室を使って黒板ジャックを実施しました。


旅ムサステイin長崎県大村市 森のアート作品つくり~映像・壁画ワークショップ~
旅するムサビプロジェクト
長崎県大村市にある「おおむら里山村」で、 小学生の子供たちを対象に映像を作るワークショップと、音楽堂の舞台の壁に絵を描く壁画ワークショップを行いました。壁画は小学校低学年、映像は高学年の子供達が作りました。


みつけよう!世界にひとつだけの星空を
ももいろめがね
六本木 東京ミッドタウンにて未就学児~ 8歳程度の児童までを対象にデザインとアートで創作を楽しむワークショップを企画し、 夏の「涼」をテーマに「水」を使い、子供ならではの好奇心を掻き立てる現象的なアートとして水万華鏡作りを提案、 開催した。



ビザ・ワールドワイド ニューフォームファクターワークショップ
Fグループ
ビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社、 ソニー銀行株式会社から出されたテーマに 基づき、武蔵野美術大学、東京工業大学、電気通信大学(留学生含む)の混合編成グループによって、相互の専門性を生かした企画提案を行った。


あいあい*ムサビ・プロジェクト
親子de国際交流 多文化ひろばあいあい
最近、日本に多文化家族が増えている。 しかし多文化家族と日本の家族がなかなか 繋がらない。その原因は小さい子供が家にいると外に行けなくなり、孤立してしまうことである。外国と繋がる親子と日本の親子の国際交流を推進する親子de国際交流を開催した。



UMARTs2018 うまからうまれるアート展
UMARTs2018
「UMARTs2018 うまからうまれるアート展」は、公益財団法人馬事文化財団と武蔵野美術大学の博学連携から生まれた、若きアーティストとキュレーターが展覧会とワーク ショップを通し、 「馬」「馬文化」の魅力を伝え、新しいアートの楽しみ方を提案するプロジェクトです。


School Art Project ムサビる!
ムサビる!実行委員会
「学校を美術館に!」をコンセプトに、 夏休みの2日間、小学校や中学校の教室で展覧会を行うプロジェクトです。武蔵美の学 生や教員の作品展示のほか、中学生とのコラボレーション展示(中学生企画)や、ワー クショップなども展開しています。


電気通信大学との連携プロジェクト
Design Interaction Laboratory
本連携はムサビと電気通信大学の学生が チームを結成し、デザインと技術に富んだ全く新しいプロダクトを生み出す新しい試みです。ムサビ生と電通大生が互いの強みを活かしながら、アイディア出しから試作、発表までを協力して行うプロジェクトを進めています。



武蔵野美術大学広報誌『mauleaf(マウリーフ)』
『mauleaf』学生スタッフ
mauleafは武蔵野美術大学の学生向けに発行される広報誌です。学生が中心となって年に2 回ずつ冊子と学内のニュースを取り扱うパンフレット形式の瓦版を発行してい ます。学科内での活動ではできない mauleafでの活動を皆さんに発表できたらいいなと考えています。


カラーハント!ぼくらの色の秘密基地
JAGDAキッズワークショップ
「東京ミッドタウン・デザインハブ・キッズウィーク 2018」では、10の子ども向けワークショップが開催されました。デザイナーやアーティスト、デザインに 力を入れる企業などが企画する「○○をデザインする」をテーマにしたワークショップです。視覚伝達デザイ ン学科は毎年このイベントの参加依頼を受けており、 今年はカッティングシートを扱う株式会社中川ケミカ ルの協力のもと企画を考案・実施しました。



ルネ小平ワークショップ「子どもの広場」
ルネ小平ワークショップ武蔵野美術大学有志
毎年ルネこだいらで行われるお祭り、 ルネこだいら夏休みフェスタにて、 子ども向けの ワークショップをしております。 今年のテー マは、「 子どもがヒーローになる!!」 でした。子ども達が、変身したり、 トロッコに乗って怪獣を倒しに行きました。



ちいさななつやすみ
視覚伝達デザイン学科3年 空間構成Ⅲ
20人の小平市の小・中学生と夏休みに2日 間かけて大学の地下展示室で造形・演劇 ワークショップを行いました。今年のタイトル は、「ごはんはだれだ!Food House ちいさなぼくらの大脱走」です。オリジナルの 物語・世界観・設計・広報などすべて10人の学生で運営する取り組みです。



電車でつなぐ西地下道アートプロジェクトin立川
電車でつなぐ西地下道アートプロジェクト
このプロジェクトは、立川市と武蔵野美術大学が 協力して、立川駅西地下道を明るく彩るプロジェ クトです。今年の3月からペイントをはじめ、今まで市内の中学校や高校など様々な学校や団体と 協力して壁面に絵を描いてきました。また、立川 市はアール・ブリュットが盛んな街でもあるため、 作家さんや作品ともコラボレーションしています。



知的障がいを持った人との繋がりを作る
視覚伝達デザイン学科3年 空間構成Ⅲ けやきチーム
12月初頭に設けられている「障がい者週 間」で開催される、小平市内の様々なイベントにデザイン制作やワークショップの企画運営の面で関わりました。 この活動を通して、障がい者の方との間に感じている壁を少しでも払拭できれば幸いです。



新潟わらアートまつり
わらアート
武蔵野美術大学と新潟市西蒲区の主催により始動したわらアートまつり。毎年武蔵 野美術大学から有志 40人程度が参加し、 稲わらを使って動物や昆虫など全長3メートル以上に及ぶ巨大アートを作り上げる。今 年はサーベルタイガー、サル、ヤギ、カバ、ゾウの五体を制作した。



上宿小学校キャラクター制作委員会
視覚伝達デザイン学科3年 空間構成Ⅲ・環境デザインⅠ 上宿小チーム
上宿小学校創立30周年を記念し、イメー ジキャラクターを作るお手伝いをしました。 「キャラクター制作委員会」として児童13 人、私たち武蔵野美術大学の学生9人で2週間に一度委員会を行い、3ヶ月にわたり子ども達主導でキャラクターを選出していきました。



暮らしになじむ図書館
視覚伝達デザイン学科3年 空間構成Ⅲ・環境デザインⅠ 図書館チーム
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科の 学生と小平市中央図書館とのコラボレー ション!リサーチを通して利用者さんにとって親しみやすい図書館とはなにかを考え、イベント企画やグッズ制作、館内サインの提案を行いました。


タイムテーブルはこうなっとります。

2会場同時進行の学会方式。
そして最後に三澤先生と齋藤先生のよる講演があります。「ムサビの地域連携・美術振興」といえば、やっぱりこの二人ですからね。
ぜひ美大の可能性を確認してください!!


以上、昨日になって冒頭の開催趣旨説明プレゼンをすることが決まった手羽がお送りいたしました。


これで970記事目。1000まであと30!!
モーフィングさんはパーティぐらいやってくれるかな・・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。