【21_21】菱川勢一ディレクション「動きのカガク展」に行ってきた

昨日は21_21 DESIGN SIGHTに行ってきた手羽です。

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さらっと「21_21 DESIGN SIGHT」と書きましたが、恐らく美術・デザイン業界での「今更読み方を聞くのが恥ずかしい単語」のひとつかもしれません。
ちなみに手羽は「Vine」を「ビン」と呼んでたら、「手羽さん、それはバインですよ・・」と指摘されました(涙)
しかも「今どきの若者はやっぱりビンじゃないの?」と知ってる風に語った時に間違ったから余計かっこ悪かった(涙)

ツーワン・ツーワン・デザイン・サイト」が正解。
いつもは「ツーワンさん」と呼んでます。
「トゥエンティーワン・トゥエンティーワン」でも「ニジュウイチ・ニジュウイチ」でもないんです。
・・てか、これ教わらないと誰も読めませんよね・・私も最初わかりませんでした・・・21_21の認知度が上がらないのは「わかるけど読めない→会話に取り上げにくい」が原因だと思うのだけど。
しかも、「21-21」と「ハイフン」ではなく、「21_21」の「アンダーバー」だったりするのでご注意を。


さて、本題の21_21の話に入る前に、時間を4時間ほど遡ります。


13時から川崎市立川崎総合科学高校1,2年生80名がデザインハブにやってくるというので、デザインハブを運営する日本デザイン振興会さん、JAGDAさん、それとムサビで対応したのです。

ちなみにデザインハブ対応で一番多いのは海外の団体さんです。
先日も某海外大学から団体さんがやってきて説明会を開いてます。
なぜか日本の大学・高校からの依頼は少なく。なんででしょうね。

まず、日本デザイン振興会(JDP)の秋元さんから振興会さんの様々な活動とグッドデザイン賞について。
「デザインをする仕事」だけじゃなく、「デザインをプロモーションする仕事」もあるって話。
ちなみに秋元さんはムサビ基礎デ卒です。

続いて、JAGDAの工藤さんよりデザインハブで今日から始まる
■日本のグラフィックデザイン2015
http://designhub.jp/exhibitions/1571/
を中心にJAGDAの活動を紹介。「デザイナーを取りまとめる仕事がある」ってこと。

皆さん、レポートを出さなくちゃいけないから必死にメモってました。

そして手羽からはデザイン・ラウンジの話・・・は30秒で終わりにして、「美大とデザイン」でミニ講義をやりました。
考えてみたら、最近は大人対象の講演会が続いてたから、「高校生に」ってのは久しぶり。
でも川崎総合さんは何度も高校説明会やムサタマトークで行ってる高校さんだし、ムサビのイベントには必ず顔を出してる碓井先生とは友達だし(オーキャン2日間とも来てたそうです)

この川崎総合高校さんの説明会は去年もやったんですが、ちょっと嬉しかったのは去年よりもムサビオープンキャンパスにいった生徒さんが増えてたこと。去年は5人ぐらいしかいなかったのに今年は20人ぐらいいました。ありがたやありがたや。
あとは受験生が増えてくれれば(ぼそっ)
また来年もどうぞよろしくお願いいたします。
そして他の高校さんもこういう対応やりますのでご連絡くださいませ。


6時半から秘密の打ち合わせがあったので手羽はこのままミッドタウンに残り、5時に本題のこちらへ行ってきました!

今日から21_21で始まる「動きのカガク展」の内覧会です。

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動きのカガク展
会期:2015年6月19日(金)- 9月27日(日)
休館日:火曜日(9月22日は開館)
開館時間:10:00 - 19:00(入場は18:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
http://www.2121designsight.jp/program/motion_science/
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今回から正式に、これまでより1時間早い「10時開館」になりました。
というのも、六本木の外国人観光客が増えてきたのはありがたいのだけど、11時開館だと観光では中途半端な時間なため、それで開館時間を早めたそうです。
外国人旅行客が増えるとこういう影響があるってことなんですね。

あ、ムサビ生は学生金額から更に100円ぐらい安くなるはずなので(確か)、21_21に行く時は学生証持っていきましょ。

今回のディレクションは菱川勢一さんです。
世界最大の広告賞であるカンヌライオンズで三冠を受賞したNTTドコモのCM「森の木琴」をご覧になった方は多いんじゃないでしょうか。
http://www.drawingandmanual.jp/portfolio/ntt-docomo-xylophone/
また、ドラマ「坂の上の雲」「功名が辻」「八重の桜」のオープニング映像も菱川さんが手がけたものです。

そして、ムサビ基礎デザイン学科の教授でもあります。てへ。
http://profile.musabi.ac.jp/page/HISHIKAWA_Seiichi.html
ムサビの先生のディレクションなんだから内覧会にいかないわけがないっす。

上記写真は菱川先生が談笑してるところを撮ったんだけど、佐藤卓さんが上の方で見切れてた(笑)

今回の展覧会のテーマは「モーション・デザイン」。
なぜこのテーマにしたかは、六本木未来会議で菱川先生が語ってるのでそちらを読んでいただければ。
■55 菱川勢一(クリエイティブディレクター) | インタビュー | 六本木未来会議
http://6mirai.tokyo-midtown.com/interview/55/

「テクネ 映像の教室」でおなじみクワクボリョウタさんの「ロスト #13」もあります。

今回は「動き」が主テーマだから写真じゃ雰囲気は伝えにくいんだけど、ポイントはこれかな。
菱川さんがすべての作品解説を(ポストイットに)手書きで書いてます。
工房や研究所の作業風景っぽい感じ。


下の写真はユークリッド(佐藤雅彦+桐山孝司)による「統治の丘」という作品。

真ん中の丘に立つと円錐がそちらに全部向き、手を出した方向にそれがまた動く・・まるで独裁者の気分になれます。

岸 遼さんの「アトムズ」。
TOKYO DESIGNERS WEEK 2014のASIA AWARDS ヤングクリエイター展アート部門にも出品されてましたね。

菅野創さん・やんツーさんの「セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ #2(SDM2) - レターズ」
菅野さんはムサビのデ情卒業後、 情報科学芸術大学院大学(IAMAS)に進学された方。今回の展示で唯一のムサビ関係者(かな?)

藤元翔平さんの「動くとのこる。のこると動く」は手を動かすと

外のこの装置の反応が変わるというもの。


今回大学研究室で唯一出品してるのが、東北工業大学 クリエイティブデザイン科 鹿野研究室。

ハンドルから細いワイヤーがのびてて、先に木の球体がつながってます。
ハンドルを動かすと

球体が動く・・・と見た目シンプルなんだけど、すごく緻密な計算ができてないとこうはならないはず。
すごい・・・。

パンタグラフさんの『ストロボの雨をあるく』は、ストロボフラッシュの空間で傘を回すとアニメになる・・とこれも口ではその面白さが説明できないけど見れば一発な作品。

NTTコミュニケーション科学基礎研究所の「変幻灯」。
もうね、説明が面倒だから見に来てください(笑)
いい意味で「NTTコミュニケーションの科学の研究所がなんでこういうことやってるの?」と思う作品です。

生永麻衣+安住仁史による「リフレクション・イン・ザ・スカルプチャー」。
これも形を変えながら常に動いてます。


しかし、これだけ常に動いてるものメインの展示だとメンテナンスが大変だろうなあ・・・21_21さん、頑張ってください・・・。


あ、そうだ。
メルセデス・ベンツ日本株式会社がベンツ・パテント・モトールヴァーゲンのレプリカを出品してて、8月1日に試乗会があるそうです。
その他、ワークショップ・ツアー等関連イベントはこちらをご覧くださいませ。
http://www.2121designsight.jp/program/motion_science/events.html

9月末までやってるんだけど、会期が長いと人間ってつい行きそびれてしまうもので。
忘れなうちに早めに行った方がいいっすよ。

以上、そういえば「あの女、許すまじ!」でおなじみ谷ノリさんが「私、いつも横縞の長そでTシャツ着てる男は信用しないようにしてるんです」と、全国のピカソファン・全国の鈴木康広ファンを敵にまわすような発言してたっけ、と思い出した手羽がお送りいたしました。



今日のまとめ
●手羽美★の制服は横縞Tシャツか詰襟にしてやる



よし、手羽美術大学★開設の野望がまた一歩近づいた!!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中