【教員推薦学生アニメ一挙上映!】インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル2018(ICAF2018)が開催されます

2018年9月8日(土)

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今回で16回目を迎える、いろんな美大が関係するこちらのイベントを今日は紹介します。

インターカレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)2018

●会期:2018年9月27日(木)-30日(日)
●会場:国立新美術館3階講堂・研修室
●入場料:無料(入退出自由)
●共催:日本アニメーション協会|日本アニメーション学会
●協賛:京楽ピクチャーズ.株式会社株式会社アイケイアイエフプラス/株式会社スタジオプラセボ/CLIP STUDIO PAINT/株式会社ディレクションズ/株式会社Too株式会社ピクス/株式会社ファンワークス/株式会社ロボット/ エイベックス株式会社/株式会社カーフ/ 株式会社ガレージフィルム/株式会社白組/株式会社スタジオコロリド/株式会社pHスタジオ/株式会社ポリゴン・ピクチュアズ
https://twitter.com/ICAF_info
https://www.facebook.com/InterCollegeAnimationFestival

Inter Collage Animation Festivalだから略称ICAF、私たちは「アイカフ」と呼んでいます。
 

ICAFとはなにか?
開催趣旨文を引用すると・・
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インター・カレッジ・アニメーション・フェスティバル(ICAF)は、大学や専門学校などの教育機関で制作された学生作品を上映する映画祭です。

各校の作品は教員の推薦によって決まります。そしてICAFの歴々の出品者を見ると、TVアニメーションの分野で活躍する方はもちろん、アカデミー賞、カンヌやベルリン映画祭出品・受賞監督。広島、アヌシー、オタワ、ザグレブなど世界各地で行われているアニメーション映画祭の常連監督が名を連ねています。その成果は卒業以降の一人一人の努力の賜物ではありますが、大学や専門学校などの教育を通じて、何か学び得たものがあるのではないでしょうか。
また、活躍する人数の多さは、学生の時から切磋琢磨し努力を重ねていた姿を、教員がしっかり見守ってきたことの現れだと思います。
ICAFは作品を楽しむだけではなく、「人物」や「教育」が見えてくる映画祭です。
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と書かれています。
一言で説明するならば、「全国の教員推薦学生アニメ作品を一挙上映!」かな。

ICAFは、名誉実行委員長を古川タクさんが務め、幹事校(藝大、東京造形、東京工芸、タマビ、ムサビ)のアニメーション教育に携わる先生で組織された実行委員会の持ち回り方式で運営されています。

今年の持ち回り担当幹事校は武蔵野美術大学で、ファイナルフェスティバル・ディレクターはこちら、視覚伝達デザイン学科の陣内利博先生。

参加校は
多摩美術大学/東京藝術大学/東京工芸大学/東京造形大学/武蔵野美術大学/アート・アニメーションのちいさな学校/大阪芸術大学/尾道市立大学/金沢美術工芸大学/吉備国際大学/九州産業大学/京都精華大学/京都造形芸術大学/神戸芸術工科大学/女子美術大学/専門学校東京クールジャパン/東北芸術工科大学/長岡造形大学/名古屋学芸大学/日本大学芸術学部/比治山大学短期大学部/広島市立大学/文化学園大学/北海道教育大学岩見沢校
の24校。
自由公募ではなく「各大学(学校)の教員が協力しあった展覧会(上映会)」と考えると、ファインアート含めてこの参加校数のイベントは他にないんじゃないかしら。


こんな感じで参加大学のPR動画も公開されています。





手羽が注目してる企画はやっぱりこちらですね。
持ち込み上映_とらのあな2018

●日時:2018年9月29日(土)14:20~17:30
●会場: 国立新美術館 3F 研修室
●講評者:
・うるま(うるまでるび)/アニメーション作家
・安達亨、板倉俊介(AC部)/クリエイティブチーム
・角銅博之/アニメーション演出家、監督
●募集内容:アニメーション作品(10分以内)
●参加資格:高校生/大学・大学院生/専門学校・各種学校生 ※当日、講評会に参加可能な方に限る。
●参加申込み:9月28日(金)までに専用フォームから必要事項を入力の上応募(事前登録制・先着順)

ICAFは教員推薦なのでアニメ専攻系の学生作品ばかりになってしまうので、こういうチャンスを使って、例えば油絵学科の学生さんとかが持ち込んだら面白い展開が生まれるはず。
あなたも持ち込んでみませんか?


最後に上映タイムテーブルを貼っておきます。

ちなみに東京会場終了後は金沢・広島・姫路などでセレクションを中心とした地方巡回上映が予定されてます。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。