2011年のアメリカ映画。
ウディ・アレンが脚本と監督を務め、第84回アカデミー賞脚本賞を受賞した作品。
映画脚本家で処女小説の執筆に行きづまるギルは、婚約者のイネスとその両親とともにパリを訪れる。あまりパリ旅行を楽しめていなかったギルは、ある夜の12時、酔ったまま一人で街をうろついているとアンティークカーが止まり、車中の1920年代風の格好をした男女に乗車を誘われる。向かった先は昔の著名人がそろうパーティーだった。そこで彼が愛してやまない1920年代に来ていたことに気づく。何度か現代と1920年代を行き来する中でギル自身の心に葛藤や変化が生まれていく……
参考:URL http://ja.wikipedia.org/wiki/ミッドナイト・イン・パリ
観てほしい理由①
パリの景色が存分に楽しめる!
ギルが観光として来ていることもあり、エッフェル塔、チュイルリー庭園、モネの庭、ロダン美術館、ベルサイユ宮殿、オランジュリー美術館 などなどパリの名所を思う存分見れて、軽快な音楽に乗って自分も旅行をしているような気分になれます。
観てほしい理由②
1920年代にタイムスリップして
著名人に会える!
1920年代にタイムスリップすることで、アーネスト・ヘミングウェイやバブロ・ピカソ、サルバドール・ダリ等 偉大な著名人に会ってその時代の雰囲気を楽しめます。そこで彼は運命の人ともいえるピカソの愛人、アドリアナと出会います。「昔こそが黄金期であってその時代こそが素晴らしい」という考えのノスタルジー主義のギルは、彼女との出会いとタイムスリップしたことによって、大切なことに気づかされます。
観てほしい理由③
雨がなんだか好きになる。
雨が降っていることが多いパリ。雨が降ったら嫌だなと思う人も多いと思いますが、この映画を観たら少しその気持ちが変わるかもしれません。雨が降ると何かが起きそうで楽しみになるかもしれません。
梅雨でジメジメしていて、少し憂鬱になる時期ですが、この映画を観て主人公と一緒にパリを観光し、タイムスリップして、そんな気持ちを吹っ飛ばしましょう!
京都精華大学デザイン学部イラスト学科在学中。「絵を描いていたら、私。」をモットーに日々イラストを制作するのを楽しんでいます。映画、ファッション、漫画からの影響が大きく、それらを活かして情報発信していきたいです。