恒例となった美大ニュースまとめ。
前回1月12日以降、手羽が気になった美大の話題をまとめて一気に紹介します。
「いろんな美大情報を調べて、手羽美術大学★開設の参考にしよう」というテイです。
直接的な美大の話題ではないけど、最初に紹介するのはこれしかないかな。
■国語 第1問 - 2018年度大学入試センター試験:朝日新聞デジタル
センター入試・国語の第1問目で「デザインとはなにか?」が語られたのが嬉しくて。
「アフォーダンス」とかなかなか難しい話だと思うんだけど、みんな解けたかな?ちなみに出展はこちらです。
それにしても「デフォルト」は注がつくけど、「レディメイド」はつかないことにびっくりで。手羽がこの言葉知ったのは美大4年ぐらいかな・・。
ちなみに本文に出てくるノーマンの「誰のためのデザイン?
」も、デザインに興味がある人の入門書みたいなもんなんでぜひ読んでみてください。
続いてタマビの米山さんから宣伝頼まれてるこちら。
■多摩美術大学×二子玉川ライズ 地域連携アートプロジェクト「タマリバーズ」を今年も開催 - SankeiBiz
●会期:2018年1月27日(土) (1)13:00-14:00(公開リハーサル)(2)16:00-17:00
1月28日(日) (3)13:00-14:00 (4)16:00-17:00 全4回公演
●会場:二子玉川ライズ ガレリア
●観覧無料/事前予約不要
・公式サイト:http://tamabi.ac.jp/integrated/tamarivers/
・Twitter : @tama_rivers
・Facebook : https://www.facebook.com/tamabi.tamarivers/
・Instagram : tamariversvol.7
タマビは複合施設「二子玉川ライズ」との地域連携アートプロジェクト「タマリバーズ」をPBL科目としてやってます。
去年の様子はこちらをご覧ください。
■【ギョギョ! 】多摩美術大学×二子玉川ライズ「タマゾニア」に行ってきた
https://partner-web.jp/article/?id=1201もう1年たつんだな・・。
そして、
■多摩美術大学 統合デザイン学科の第1期生による卒業制作展を開催します - 大学プレスセンター
●会期:1月22日(月)〜1月28日(日)10:00~19:00(最終日17:00まで)
●場所:多摩美術大学上野毛キャンパス
■担当教員による公開講評会
●日時:1月27日(土) 10:00~(終了時間未定)
【深澤直人、永井一史、中村勇吾、佐野研二郎、米山貴久、長崎綱雄、菅俊一、安冨浩、岡室健、榮良太、小杉幸一】
統合デザイン学科最初の卒展は既にはじまってますが、公開講評会が同じ27日に行われます。
タマビといえば、タマビの卒業生の話題が手羽アンテナにいっぱい入ってきたのがこの2週間で。
■もしも、東京オリンピックを日本人選手全員がボイコットしたら? 気鋭の芸術家が映像化へ
■ザリガニワークスに聞く学生にインターンシップで学んでほしいこと @DIME_HACKS
2人は多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。
■障害のある人は、さまざまな可能性をもった「人」。多様性あふれる彼らと仕事をつくる「Good Job! センター香芝」
このセンターの立ち上げにも深く関わった岡部太郎さんもタマビのグラフィックデザイン学科卒です。
卒業生がらみの話題を二つ
■金沢美大出身デザイナーが金沢の100ブランドを紹介 地元の魅力再発見
金沢美術工芸大学出身8人のデザイナーがそれぞれの視点で100のブランドを解釈し、デザイン作品と文章で紹介する「金沢ブランド大解剖展」の巡回展。
■学芸員で「このミス」大賞、一色さゆりさんミステリーに挑む思い
一色さゆりさんは東京藝大芸術学科卒。
イベント関係を3つ。
■「札幌市立大学のアイデア展」開催!
●日時:1月19日(金)~25日(木)11:00~18:00※最終日のみ11:00~15:00
●場所:北海道新聞社本社1階 道新プラザ DO-BOX
D(デザイン)とN(看護)の教員によるそれぞれの専門性を生かした研究の成果発表会。
■九州大学|芸術工学研究院・芸術工学府・芸術工学部シンポジウムのご案内 「サイエンスとデザイン」
●日時:2018年3月2日(金)13時30分~17時30分
●場所:九州大学大橋キャンパス3号館2階322教室
■芸術の可能性探す 高知県立美術館で「芸文」最後の卒業制作展:高知新聞
廃止が決まっている高知大学教育学部生涯教育課程の芸術文化コース、通称「芸文」の最後の卒業制作展。
関西の美大の話題を2つ。
■成安デッサン模試
2018年に高校2・3年生になる方を対象としたデッサン模試。
来年の入試は既に始まってます。
■「ここは可能性の宝庫だ!」業界が大注目の京都精華大学の出張編集部講評会に潜入!
関東の話題も二つ。
■江古田キャンパス Googleストリートビュー(インドアビュー)にて公開!
「タイトルだけ読むと建物の中をグルグル回れるイメージだけど、なんだ、入り口あたりで終わっちゃうのね・・」と否定的なコメント書こうと思ってたんだけど、スマホで見たら・・・。
■横浜美術大学|専任事務職員の公募について
あなたも美大職員になろう!
そして、
■芸術大学の入学試験にイケメン・美女が勢ぞろい―江蘇省|BIGLOBEニュース
といっても、日本の芸大ではないんですけどね。これで釣られて読んでくれないかな、と。
最後は美大に関係ありそうでなさそうで、なさそうでありそうな話題をまとめて。
■知名度は全国区! 北海道一小さな村の高校が生み出す工芸品と生徒たち
美大関係者ならこのタイトルだけで「おといねっぷ美術工芸高等学校かな?」とわかるんじゃないかと。
この2週間は卒業後のアーティスト・デザイナーの生き方や仕事のやり方に関する記事が多く流れてました。
■大学では教えてくれない音大・美大卒業生のためのフリーランスの教科書 久保田 慶一
フリーランスとはどういう働き方なのか、そのためのキャリア・デザイン、フリーランスとして生きていくためのリスク認識などが書かれているそう。
国立音楽大学理事・副学長が書かれた本なので、ベースは音楽業界の話だと思いますが、目次を読むと国民健康保険や確定申告のことなども触れているようですね。
卒業生から「卒業してフリーになるとカードが作れなかった。学生時代に作っておけばよかった」なんて話も時々聞きます・・。
■やりがい搾取?藤井光×吉澤弥生がアーティストの労働問題を語る CINRANET
「アートの現場が疲弊している。長時間労働、低賃金、セクハラ、非正規雇用。アーティストやアートマネージャーたちが直面している現実だ。」から始まる記事。
グラフィックデザイナーさんを探したい時、かなり困ることが多い。
分厚い専門誌に情報が載ってるのは知ってるけど、検索性も低いし、ネットで探したい…。
ウェブデザイナーさんはちゃんとSNSも活用してるけど、グラフィックデザイナーで活用できてる人ほんと少ないんだ…機会損失…どこにいるの…— 塩谷 舞(milieu編集長) (@ciotan) 2018年1月18日
●日程:2018年2月15日(木)シンポジウム:15時~|懇親パーティー:19時~
●会場:東京ドームシティ Gallery AaMo(ギャラリーアーモ)
●出演:
・シンポジウム基調講演
「再生する渋谷」内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)
「何がこれからの時代に求められるのか」大井篤(公益財団法人日本デザイン振興会 理事長)
・パネルディスカッション
「空間デザインの価値とその将来構想」
モデレーター:五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科教授)
パネリスト:井上成(三菱地所株式会社新事業創生部兼街ブランド推進部担当部長兼エコッツェリア協会エグゼクティブ・プロデューサー)|廣村正彰(廣村デザイン代表)
橋本夕紀夫(橋本夕紀夫デザインスタジオ代表)|山本尚美(株式会社資生堂執行役員クリエイティブ本部長)
●料金:シンポジウム:無料、懇親パーティー:5,000円
●主催:空間デザイン機構|公益社団法人日本サインデザイン協会|一般社団法人日本空間デザイン協会|一般社団法人日本商環境デザイン協会|一般社団法人日本社団法人日本ディスプレイ業団体連合会
「空間デザイン」をテーマにしたシンポジウムは珍しいです。
上記団体が協力して2018年からアワード事業の深化、デザイン行政との相互協力、デザイン教育へのバックアップ等活性化プログラムを開始するそう。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。