【博物図譜が話題】| ムサビニュースまとめ20170518

2017年5月18日(木)

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「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして、 「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回5月4日以降のムサビ関連ネタをまとめます。

まずは卒業生の活躍を。
第20回モリサワ文字文化フォーラム「筆蝕と曲線」
●日時:6月13日(火)14時〜17時(13時30分開場)
●会場:所:株式会社モリサワ 本社4階大ホール
●講演者: 石川 九楊(書家)| 大原 大次郎(グラフィックデザイナー)

大原さんは基礎デザイン学科卒。



多田明日香のインスピレーションを掻き立てる5つの花 | The Fifth Sense | i-D
多田さんも基礎デ卒。
 
  

二宮敦人×ヨシムラヒロム「外部から観た藝大美大、内部から見た藝大美大」
●日程:5月2日(日)
●時間:19:00~21:00 (18:30開場)
●会場:本屋B&B(世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F)
●入場料:1500円 + 1 drink order
→ イベントの予約はこちら


『美大生図鑑』刊行記念で開催されるトークショー。
やはり基礎デ卒・ヨシムラヒロムくんの対談者は、「最後の秘境 東京藝大」の著者・二宮敦人さん。面白くないはずがない。
今週土曜の開催ですが、もう少しチケットはあるそうなんでポチっといってください。

しかし、今日見たら、まだ美大生図鑑がベストセラー1位になってる・・ここまで売れると応援したくなくなるんだよなあ(超本音)
 

 
『清原惟監督レトロスペクティブ わたしたちの映画』
●日程:2017年6月4日(日)
● 会場:東京都 三鷹 SCOOL

清原惟さんはムサビ映像学科卒業後、藝大大学院に進学した今最も注目されてる監督。
ムサビ時代に作った作品がPFFアワード2014、2015と連続入選しています。

もう回顧展が開催されるっていうんだからすごい・・。


森本千絵×中島信也「森の中展 -デザインの現場-」
●会期:7.13(木)~9.18(月・祝)
●会場:鹿児島県 霧島アートの森

視デ卒・客員教授コンビによる夢の二人展が鹿児島で開催されることになりました。
これは頑張って行くしかないよね。
詳細は6月中旬に出るそうなので、詳しくはその時にでも。

 

「写真のような絵画」注文殺到5年で価格2倍:日本経済新聞
冒頭で紹介される中島健太さんもそうですが、文中に出てくる塩谷亮さんもムサビ油絵学科卒なんです。

先日の記事で「今の美大は熱意があれば入れる」と書きましたが、このレベルになるには、やはり熱意と努力と才能によるものです。

その塩谷さんの展覧会が6月に開催されますよ。
写実画家・塩谷亮の個展が渋谷・Bunkamura Galleryで - 写実を超えたリアリティの世界
かなりの話題になりそうな予感。
 
 

 
在学生の活動だと、

THEカラオケ★バトル:テレビ東京
5月24日放送「全日本大学生歌うま王決定戦2017」で油絵学科の学生さんがCブロックに出場します。東京藝大・沖縄県芸からも出るけどこちらは音楽学部の人なので美大代表として応援してください!!


狭山茶 新ロゴでPR
基礎デザイン学科の産学連携事業として狭山茶のロゴマークを作ったんです。
ちなみに写真の女性はいかにも「ロゴを作った人」的に登場してますが、知らない人で(笑)
多分モデルさんなのかな?


基礎デといえば、新潟県西蒲区との官学連携事業第2弾の短編映画「ハモニカ太陽」が公開されました。

今回は全4話のストーリーになってて、第1話の春編は菱川先生が監督です。

ちなみに第1弾の短編映画「にしかん」が、ニューヨークフェスティバルスチューデント部門の「撮影賞」と「監督賞」のファイナリストに残ってるんです。
今日か明日あたり受賞者の発表があるはずで、ちとドキドキ。


もひとつ基礎デの西蒲区との官学連携事業といえば、
わらアートまつり 新潟市西蒲区
今年は9月2日、3日の2日間開催されることが発表されてます。なんと今年は記念すべき10周年なのです!
手羽もまだ一度も本物を見たことがないので、今年こそ行きたいの。



この流れで教員や大学の活動を。
「なんでムサビが?!」と思わせる記事タイトルがこちら。
雷・太陽自転の周期 一致 約27日、武蔵野美大など発見
くどいようですが、美大といっても大学なので(笑)、当然こういう先生もいらっしゃるんですよ。宮原先生も注目されてる若手研究家の一人ですね。


「実技系の先生だけじゃない」といえば、
公開シンポジウム「教育勅語の何が問題か」
こちらは教職の高橋陽一先生が登壇されるシンポジウム。お茶の水女子大学で6月10日に開催されます。


高橋先生と言えば、
週刊東洋経済 臨時増刊 本当に強い大学2017 [雑誌]
発売されたばかりの週刊東洋経済 臨時増刊で「今、大学通信教育は社会人の学び直しの場に」のところに私立大学通信教育協会理事長として高橋先生が登場しています。
また、「デザイン重視の時代に期待高まる美大の可能性」にはムサビ長澤学長とタマビ建畠学長のインタビューもありますので、チラっと読んでみてくださいな。


大友良英さんら5人「文化交流使」に 文化庁が指名:朝日新聞デジタル
空デの鈴木先生が文化交流使に選ばれましたよ。しかし、文化交流使って何をやるんだろ??



でもこの数日、ムサビがらみで一番ネットで話題になったのは間違いなくこれでしょうね。

無料に驚き、ムサビの公式アプリ「博物図譜」が話題 | リセマム
5年前に出したアプリなんだけど、不思議なことに1年おきぐらいに「このアプリが無料だなんてスゲー!」と話題になるんですよ(笑)

大学は教育機関ですが研究機関でもあります。それがわかってないと「なんでムサビが作ったの?!」と言われちゃうかもしれません。
ちなみに新アプリを開発中との噂をチラホラ。


この流れで美術館・図書館関連のイベントを続けて2つ紹介します。

暮らしの骨格 「暮らしの中の竹とわら」
●日時:2017年6月3日(土)
上映会12:45~ 座談13:30~15:30
●会場:武蔵野美術大学1号館103
●ゲスト:工藤員功(竹民具研究者)、 阿部晋哉(竹細工職人)
●聞き手:桾沢厚子(ブリコール・ENZA世話人) 
●参加費:一般1,500円 学生1,000円
●定員:100名


地域の歴史・土着文化の拾集、土地に根ざした生業や暮らしの継承等諸々の取材や発表等の活動を行っている「Bricole
」が、ムサビ民俗資料室と連携して竹わら工芸・民具に関する講座講座を行うそうです。
 
 

 
座って学ぶ 椅子学講座2 –ムサビ近代椅子コレクション400脚−
●日程:2017年 第1回:6月24日(土)、第2回:7月15日(土)、第3回:9月23日(土・祝)、第4回:11月11日(土)
●時間:いずれも14:00−17:00
●定員:各回25名 *応募多数の場合は抽選。
●参加費:無料
●申込方法:メールでの事前申込制【5月26日(金)締切】

昨年度実施したところ大変好評だったので、今年も島崎信名誉教授による連続講座を開催します!



次にデザイン・ラウンジ関係

うつわと和菓子
●会期:平成29年6月2日(金)-4日(日)
●時間:11:00〜18:30(最終日は13:30まで)
●会場: 武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
●入場料:無料
●企画・運営:工芸工業デザイン学科クラフトデザインコース陶磁専攻
●協力:株式会社虎屋

こちらも去年好評だった企画で、老舗和菓子屋虎屋さんのご協力のもと、虎屋さんの和菓子に合ったお皿を工芸工業デザイン学科陶磁専攻の学生さんが作る授業の作品展示&座談会です。
「なんと日曜に虎屋さんの和菓子を食べれるイベントがあるよ!」と書こうと思ってたんだけど、瞬殺でチケットが売り切れました・・。みんなよくチェックしてるなあ・・。
 
 

WEデザインスクール 2017年第二期講座「デザイン制作トレーニング基礎(全6回)
こちらも去年好評だった企画。
後日改めて紹介します。
 
 



【ムサビ学部3年生以上、院生限定】東京工業大学との合同ワークショップ参加者募集!
今年も東工大さんとの合同ワークショップをやることになりました。
人が集まり始めてるので宣伝する必要はない気もするんだけど、これも改めて後日紹介します。(今日はそんなのばっかりだな・・)



最後に進学相談会の話題を。

といっても日本ではなく台湾での進学相談会。
台湾進学相談会(5/22-23)
今や進学相談会は日本だけじゃなく、海外でもやる時代なんです。
でも、このチラシを見ると基礎デザインって「基礎設計」なんだなあ、と。


以上、今日は基礎デの話題が多めだった手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。