京都でお坊さんと一緒に紐解きながら日本の伝統芸能を考えるアートハッカソン、初開催!

京都のお寺に泊まり込みで行うアートハッカソン「SHAKKASON」が来週末初開催される。それぞれのお寺が持つ物語や個性、地域性を、お坊さんと一緒に紐解きながら、あなたも一緒に伝統芸能のあり方を京都のお寺で考えてみるというのはどう?

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京都お寺で伝統芸能の今後のあり方を考える、お泊まりアートハッカソン

最近、アイドルプロジェクトや、冥土喫茶など、斬新で多彩な企画を仕掛けるお寺が増えてきている。来週末、そんなチャレンジングな取り組みのひとつとして、お寺に泊まり込んで考えるアートハッカソン「SHAKKASON」の第一回目が京都のお寺・龍岸寺で開催される。

 

 
今回のテーマは、神や仏の供物であった芸能が、人をもてなすためのエンターテインメントに変わった変遷を探ること。日本文化と密接な関係にあったお寺から伝統(芸能)のあり方を振り返りつつ、今後どのようなパフォーマンスが考えられるか、関西の芸大生が大学や領域を越境して集い、「京都のお寺に泊まり込みでアートハッカソン」を行う。

「芸能」と「パフォーマンス」は、どちらも人を楽しませるための、営み、技術、表現だ。一方、古くは芸能・芸術に親しむ場であったお寺。古きを学んで新しきを知ろうとするのか、新しきから歴史をたどり古きを学ぶのか‥‥。また、現代日本のお寺で人はどんな楽しみ方ができるか、どうしたらそれらを多くの人と共有できるか、アートハッカソンを通じて考えていく。



様々な智慧を借り、人は「まねぶ(真似)=学ぶ」
 

 
「SHAKKASON」は、釈迦(shaka)とハッカソン(hakkason)から成る造語。Shak(A)には、「釈迦」をはじめ、多様な領域で活動する⼈の智慧を「借」りてくることでプロジェクトを創ろうという想いが込められている。様々な智慧を借りながら、人は「まねぶ(真似)=学ぶ」。今回のアートハッカソンもまた、あらゆる領域の学生、クリエイティブに関わる若手社会人などが一堂に集い「真似ぶ」。
 

 
SHAKKASONは7⽉にかけて京都市内3つのお寺で開催される。
今回参加できない人も、ぜひ6月・7月の機会に応募してみてはどう?



「SHAKKASON #1」
◼︎日程:2017年5月27日(土)10時〜2017年5月28日(日)17時解散
*時間は多少変更する可能性があります。

◼︎会場:龍岸寺
住所 / 〒600-8247 京都市下京区塩小路通大宮東入八条坊門町564
最寄り駅 / 京都駅(徒歩15分程度)

◼︎チケット:
【学生】¥6,250円 / 【社会人】¥8,250円
◎チケット複数枚購入で最大¥2000円off◎

◼︎参加方法:応募フォームからお申し込みの上、Facebookイベントページの参加ボタンもクリック

◼︎募集対象:
・美大生、芸大生。
・クリエイティブな活動に取り組む学生や、若手の社会人。

◼︎募集人数:15〜20名程度

◼︎問い合わせ先:natia0.2017@gmail.com

◼︎企画
主催 (株)jiji / Art Network Feast
協力 龍岸寺 / 宝蔵寺 / 金剛寺 / MTRL KYOTO

◼その後の開催スケジュール
5月27日(土)〜~5月28日(⽇) SHAKKASON@龍岸寺
Theme「日本の伝統芸能とパフォーマンス」

6月17日(土)~6月18日(日) SHAKKASON@宝蔵寺
Theme「テクノロジーと仏教」

7⽉上旬 SHAKKASON@金剛寺
Theme「Coming soon」

7⽉中旬~7⽉末 Harvest@MTRL KYOTO
Harvest では、3つのハッカソンで出た企画を持ち寄り、チームごとのプレゼンを通して共有する場を設けます。この場を通して、十夜フェス 2017を⽪切りに継続していけるようにプロジェクトをブラッシュアップします。




(執筆:上野なつみ)

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