昨日は恒例となった月1のデザインハブフットサル大会が開催されました。
場所は外苑でやったりいろいろですが、今回は勝どきにある屋内フットサルコート。
「ちょっと待てよ。勝どきといえば月島のそばじゃん・・・」とひらめいた手羽。
現在プチ月島ブームが到来してる手羽。
それはなぜかというと、
3月のライオンの舞台が月島なんですよ!!
・・・え。「3月のライオン」を読んだことない?てか知らない?
仕方ないなああ・・
美大生を描いた「ハチミツとクローバー」(通称ハチクロ)の羽海野チカさんが次に選んだモチーフは将棋界で、高校生棋士が主人公の漫画です。なんと2011年には第4回マンガ大賞と第35回講談社漫画賞、2014年には第18回手塚治虫文化賞マンガ大賞も受賞してるんです!!(ドーン)
ムサビが舞台に使われてるのでハチクロには他の漫画にない愛着がありますが、「どちらが面白いか?」と聞かれたら即決で3月のライオンと答えます。
んで、この3月のライオンのアニメが10月からスタートするんです!!
■TVアニメ「3月のライオン」公式サイト
また、
■映画「3月のライオン」
実写映画化が決定してまして、前編が3月18日(土)から、後編が4月.22日(土)と2部作連続されます!
主人公の桐山零役は神木隆之介くん!
【キャラクタービジュアル初公開!】神木隆之介さん演じる『#3月のライオン』主人公・桐山零のキャラクター写真が本日ついに解禁!美しい桜を背景に、優しさ・強さ・不安・孤独・希望など…様々な感情を抱えてたたずむ神木さんの姿は、まさに「桐山零」そのもの!! pic.twitter.com/VTzl4aBxi3— 映画『3月のライオン』 (@3lionmovie) 2016年9月23日
3月のライオンは海辺・川辺が印象的に使われてます。
水門もよく登場しますね。
3月のライオンのメインキービジュアルといえばこれでしょう。
画像は3 月のライオン10巻をイメージして作られたBUMP OF CHICKEN「ファイター」のジャケットですが、ライオンといえばやっぱりこの場所なんです。
ちなみにアニメのオープニング・テーマもBUMP OF CHICKENが書き下ろしてて、タイトルは「アンサー」。
ところでこの巨大オブジェみたいなのはなんだと思います?
日本の水準原点となった霊岸島水位観測所なんですって。
詳しくはここに書かれてますが、
■東京都中央区の歴史 霊岸島検潮所・量水標跡
今も水位を観測してるけど、油壺に観測所機能は移転してます。
この特徴的なフレームは土木・建築の設計図等で高さを表す記号▽をイメージし、一辺の長さは観測所位置のある東経139°47’にちなみ13.947mで作られてるそう。
観測室は「斜方十二面体」で見る場所によって正方形、正六角形、八角形と変化します。この場所から見たシーンも3月のライオンに出てきますね。
3月のライオンによく出てくるモチーフとしては、他にこの「中央大橋」があります。
1993年竣工の隅田川に架かる2番目に新しい橋。新川地区と佃地区をつないでます。
零が川本三姉妹家へ訪れる時によく渡ってますね。
3月のライオン読んでる人なら「あ。ここ見たことある!!」と思うんじゃないかしら。
漫画を見る限り、車は渡れない橋なのかと思ってたけど、長さ210m・幅25.0mでバリバリ八重洲通りを結ぶ大きな橋でした。
と、ここまで見た人は、さっき紹介したBUMP OF CHICKEN「ファイター」のPVをご覧ください。
ねっ?さっきまで紹介してきた場所が出てくるでしょ?
橋のすぐそばのマンションにはこんな形の彫刻がありました。
波と一緒に中央大橋がモチーフになってるんでしょうね。
佃地区側から撮った中央大橋。
この場所が1巻の表紙に使われてます。
周辺の遊歩道もよく漫画の中に出てきますね。
手羽が撮った後にやはりライオンファンと思われる人たちがパシャパシャ撮影してました(笑)
この表紙の画像だとわからないんだけど、手羽の写真の方をみてください。うしろに虹の模様が入ったビルがあるんです。これがなんなのかずっと気になってて。
これがなんなのか気になってたんだけど、表に回って看板みたら「都隅田川係留所」と書かれてました。ふー、これを確認したくてこの地に来たようなもんなのだ。一仕事終わった。
ちょっと歩いて住吉神社の方向へ。
こちらも作中に度々登場する佃小橋。
2巻の表紙にも使われてるくらい。
休日だとこの場所を撮影するためにライオンファンの行列ができてるという噂を聞いてたんですが、昨日も何人か若い人がいました。
この表紙の次女ひなたに襲い掛かってくる「あること」が中心となる5巻から7巻は涙なくして読めません。手羽も何度泣いたことか・・。
好きなセリフはいろいろありますが、常に心の中にひっかかってるのはこの時に学校の先生がつぶやいた
「教育」か・・・「育」の字が無けりゃとっくに放り出してるぜ こんな事・・・
というセリフです。
教育とは「教える」だけじゃなく、「育む」がなければ「教育」という言葉にはならないんですよね。
ん。水の中に看板が立ってる。なんだこりゃ?
3年に一度開かれる佃祭(住吉神社大祭)の大幟の柱やそれを支える抱(だき・抱木)は、空気に触れて木が腐らないように祭が終わったら三年間川底に埋められるんですって(祭りのたびに掘り出してる)
と、ここまででタイムオーバー。
「月島」といいつつ、佃島の上の方しか見てないことになるわけで、今度改めて公式マップをもって行くしかないな。
うん、晴れてる日に行こう。そしてもんじゃ食べよう。
え。3月のライオンが読みたくなった?
9月29日に第12巻が発売されるので、その頃に一気に大人買いしちゃえばいいんじゃね?するしかないんじゃね?
ちなみに手羽家は三月のライオンのおかげで、いつもノーミスでトロトロのゆで卵が食べられるようになりました(笑)
一言アドバイスしておくと1,2巻は我慢して読んでください。そこで判断しちゃダメ。3巻から急激に面白くなりますから。
手羽は島田八段がメインの4巻、それとやはりひなたの「あのこと」の話が好きです。自分の気持ちを高めるために1巻から読み直してるところっす。
以上、
ちょっと行けば歌舞伎座もあるし、このあたりは面白い街だよなーの手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。