【UFOを作ろう】デザインハブ・キッズウィーク 2016に行ってきた

今頃松岡修造はすごいことになってるだろうなあ、の手羽です。

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「行ってきた」シリーズ5連チャンのラストは8月14日(日)に開催されたこちらのレポート。
とうとう恐れていたあの日がやってきてしまったのです。


  • 講師のタカハシカオリさん。ラウンジ企画初回からタカハシさんにWSをお願いしています

  • タカハシさんが作ったイメージサンプル。透明パーツ以外全部粘土なんです。どうやったらこんな質感が出るんだ・・。

現在デザイン・ラウンジのスタッフは「二人の高橋」がいて、手羽は普段「高橋くん」「高橋さん」、もしくは高橋A・高橋Bで呼び分けてます。
しかし、ここにさらにタカハシカオリさんが加わってしまう。しかもタカハシカオにタカハシカオなんですわな。リとルの違いしかない。
高橋さんをスタッフに採用した時点で「夏WSでタカハシカオリさんにお願いしたら大変なことになるなあ」と気が付いてたんだけど、その悪夢が現実のものになってしまい、ここ数日は「どう呼び分ければいいんだろ」と悩み続けました。
さらにですよ。ディレクターの井口先生が所属するデザイン情報学科の助手さんにも二人の高橋がいて、ラウンジ周りの高橋密集率の高さは異常なのです。よーし、みんな手羽の前に集まれ。今からみんなにあだ名つけるからタカハシ捨ててこれからそれな!とやりたいくらいで。

どうしても「無料もしくは当日徴収(キャンセル料なし)」パターンのワークショップや公開講座で問題になるのがドタキャン
子供向けワークショップだと子供の体調も関係するんで(ほんとに子供って突然熱を出すんですよね)ドタキャン率が高めだったりしるんだけど、他にも考えられる理由がありまして。

以前のようなハガキや電話・FAXだと申込手順が面倒だからそれなりに「本気度」がある人しかやらなかった。でも、ネットだと申込が簡単な反面、「ネットで見つけたからとりあえず申し込む」と「とりあえず」申し込む傾向が強まってる印象。
また「大学WEBやラウンジWEBで見た」って人は「求めてる情報を探してたらそこにたどりついた」人だから本気度が高いはずだけど、peatixなどイベント募集WEBを使うとイベントの存在に気が付いてもらえる人が一気に増える反面、「配信されてきた」「違う情報見てたら下の方にあった」パターンも多く、本気度が一気に下がりドタキャン度も上がる。
これまでの経験ではいつも7割ぐらいの出席率、つまり3割強はドタキャンが発生するかな?場合によっては5割なんてことも。以前代理店さんから「無料イベントだと4割ドタキャンで見てる」と聞いたことあります。
直前でも当日でも連絡いただければまだ少しやりようがあるんですが、連絡なしドタキャンだと対応のしようがなく主催者側としてこれが一番困っちゃう。。。

でも今回のWSはドタキャン1名だけ。
「ネットだからドタキャンが」ではなく、やっぱりコンテンツの魅力次第ってことなんでしょうね。

今年で5回目となるタカハシカオリプレゼンツ「粘土でフィギュアをつくるワークショップ」のテーマは“未確認飛行物体(UFO)”です。
また、これまでは毎年親子で1体ずつフィギュアを完成させる内容でしたが、今回は『親子で合作』スタイルに。
大人はUFOの機体に絵の具で色を塗りお子さんはその機体に乗っている宇宙人の頭を粘土でつくって、胴体と合体させ色を塗って仕上げよう!
 


「今年のテーマは何がいいかな?」とアイデア出しの時はリオ五輪に絡めてスポーツ選手とかサンバカーニバルとかも提案したんだけど、最終的に未確認飛行物体に落ち着きました。
 

今回はあかりちゃんと奥さんがワークショップに参戦。
手羽はカメラマン役。
 

すると、「子供さん二人で参加してる親御さんはUFOを2体作るのが大変で・・・手羽さんも手伝ってもらえますか?」と言われ、急きょ手羽もUFO塗装を手伝うことに。
なので写真少な目になりました(笑)

必死に色を塗る手羽の図。
手羽は彫刻学科卒といっても一応油絵学科を受験した人間なんで、立体作りよりも色塗りの方が得意だったりします。
というか、ガンプラで鍛えられただけだけど。

え?なんでトレードマークである眼鏡を外してかっこつけてるのかって?
すんません・・・最近、近くのものが見えにくくて・・・えーと、これなんて言うんだっけ。あ、疲れ目だ。そうだ。長い長い疲れ目なんだ。そうに違いない。

ラウンジスタッフもUFO塗装部隊に駆り出されることに。
しかし、色ムラが気になるなあ・・・確かに広い塗り面だから大変ではあるんだけど・・・「美大の人が塗ってくれる」と言われてるだけに大丈夫だろうか・・・。
 
 

できたものはこちらも5年連続参加の視デ助手・上村さんが撮影してくれます。
 
さて完成した作品を紹介しましょう。

こちらはあかりちゃんと奥さん作のUFO。
宇宙人のリボンがかわいい。

こっちが手羽が作ったUFO。藤子Fのカラーリングを意識してみました。
この面積を筆でオレンジをムラなくベタ塗りするって実は高度なテクニックが必要なのだけど、わかってもらえるでしょうか。
おまけでコクピットの中にレバーもつけてみました。

4時にワークショップ終了。
タカハシさん・・あ、そっちのタカハシさんね、こっちのタカハシじゃなく・・今年もありがとうございました。来年もひぜ!


そのまま前を通るたびに入ってみたかった場所へ。

この夏はミッドタウン地下1階の前を通るとなんかいい匂いがするんです。
タイミングが悪かったんでこの写真は人が写ってないけど、いつも来場者が入ってるスペースがあって。

村松亮太郎率いるネイキッドが企画演出を手がける「FLOWERS BY NAKED」。


生花、映像、インタラクティブ、香り、飲食…五感で楽しむ新しい花の体感型イベントで、近冬日本橋で7万人を魅了した「秘密の庭園」をバージョンアップし、「魅惑の楽園」として東京ミッドタウン・ホールに登場!!


・・・とチラシに書いてありますが、全然前情報を入れずに入場。
「花をいっぱい展示した展覧会なのかな?」ぐらいだったんですが、

プロジェクションマッピングなどのインタラクティブアートで。

ふーん・・・。

最後は物販をやってました。

ほんとはアイスモンスターを食べに来たんだけどやっぱりすごい行列。
これにて手羽の六本木の夏は終了。


以上、老眼を「LOU GOON」と書けばかっこよくね?と思った手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。