「しつけ」なんていらない。

一つ目の企画書が書き終わって一休みの手羽です。

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手羽はしつけ反対派です。


あ、洋服の仕付けのことです。

手羽はかなり高い確率で、新しいジャケットを買ったり、スーツがクリーニングから帰ってくると仕付けを外すのを忘れる派です。毎回毎回洋服屋さんの陰謀でもあるこの秘密のトラップにひっかかってます。
ジャケットなんていつも買うようなもんじゃないから、そこに君がいることを忘れちゃうんですよね。しかし、なんで仕付けはいつもいつもあんなに地味なのよ。もっとアピールしたらどうなのよ。着る前には絶対に外すもんでしょ?ついてたら恥ずかしいもんなんでしょ?だったら「ぼくちん、ここにいるよ」と前に出て自己アピールすべきなのに、いつもいつも見つからないようにただずんでいやがる。
あきらかにデザインの失敗。全然ユニバーサルデザインじゃない。進化してない。
「仕付けをつけております」と正面にでっかく書いておくとか、着るのがジャマなくらいな糸を使うとか、それ自体がファッションになってるとか、いろいろやりようがあるだろうに、時代の変化についていけず昔のままでいる。君はそれでいいのか。


先日の地域フォーラムで気合い入れてジャケットを新調し名古屋に乗り込んだんです。
で初日のパーティ終わりぐらいに、阿Q津さんから「手羽さん、そういえば仕付けが残ってますよ」と指摘され。すると周りからも「ああ、そうそう。仕付けついてた。言ってあげようと思ってたの忘れてた」「後ろから追っかけてピっと引っ張ってやりたかった」「わざとかと思って指摘しなかった」という声が。
わざとのわけないじゃん・・・どんな流行最先端のファッションやねん・・・ここは東京ガールズコレクションですかって話ですよ。
人間、指摘されにくい存在になったら終わりなんですよ。みんなもっと手羽を指摘してください。
あ、指摘はいいけど注意は嫌なのでそのへんよろしくお願いいたします。


  
あ、「L」も反対派です。
Lというか、シャツを買った時に襟裏についてるサイズ表記のシールありますよね。あれも見事なくらい手羽は外すのを忘れます。
縦に「L L L L L」と書かれたシールはそりゃ気が付きます。そして値段のタグもすぐにわかるから取る。でもこれらはすべて襟裏のLシールを生かすためのブービートラップであり、あえて目立つようにつけられてるんじゃなかろうか。その2つを外すことで気がゆるみ、襟裏Lが残る。絶対にLLLLL野郎は剥がされながら「襟L、あとはお前に託したぞ」と思ってるに違いないし、襟L、通称エリエールは剥がされながら「ちっ。気が付きやがった。でもこれですべてが終わったと思うなよ。襟の下に隠れた型紙くんがきっと俺らの分まで頑張ってくれるからな」と舌打ちしながらこっちを睨んでるに違いない。
なにゆえあの場所に貼ってあるのか。値段表記のタグと一緒でいいじゃん。これって棚に並んでる時にすぐにサイズがわかるためのものでしょ?だったら定員さんが責任もって売る時に外せばいいと思いません?
ファッション業界のことはよくわからん。


会議が終わった後に後ろに座ってた木黄田さんから「手羽さんはLですか?」と聞かれ。
「お前はLか?」ってなにその唐突なデスノート展開。
会議では結構まじめな質問をしてたんです。でも襟にはLがついたまま。エリエール男ですよ。かっこ悪いったらありゃしない。片手にピストル、心に花束、背中にLをアアアアア。
人間、指摘されにくい存在になったら終わりなんですよ。みんなもっと手羽を指(以下略)


以上、LというよりMな手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中