朝、カレンダー見ながら「うーん、どう考えても今日行くしかないんだなあ・・・」とわかり、午後半休取っておでかけすることに。
まずは新宿サテライトへ。
昨日は先日の記事に書いたように
新4年生向けの美大合同グループディスカッションをやってたんです。どんなふうにやってるのか、どれくらい集まってるのか気になって。
おおお。やってるやってる。
手羽は人見知りだから、こういう場で初対面の人とディスカッションするのは苦手なんですよ。みんな偉いなあ。
でも、参加者リストを見てみると、
半分は一般大学の方でした・・・。
5美大生だけの会は18日にやってるのもあるんだけど、ネットで「複数大学合同グループディスカッション」とサラっと募集をかけたらこの状態。どれだけ一般大学の方は美大生よりアンテナ張ってるか、ガツガツ活動してるかって、ことですよね。
でも、就活では「美大生だけ」というシーン以外も多いわけで、一般大学の方にもまれるチャンスは非常にありがたい。あ、偶然かもしれないけど、手羽が気になったのはテーブルの上に水を置いてたのは、ほぼ全員美大生だったことです。
んで、大江戸線で六本木へ。
国立新美術館へ。
午後半休を取ったのはもちろん五美大展を見るためです。
今週はあと2回ほど六本木に行く予定があるんだけど、五美大展を見てる時間がなくて、行くなら今しかねー、と。
ムサビの事務局に「ようこそ、手羽の街・六本木へ。みんな、田舎の小平からよく来たね。どうですか、東京は小平より3度くらい気温高いでしょ?」なテイで差し入れをして、さっそく会場へ。
こちらは東京造形さん。
東京造形の彫刻の卒業制作は「塑造ともう1作品」という形で提出するそう。
「具象彫刻の卒制」というと手羽は東京造形さんをイメージします。ちと最近は方向性が変わってきてるのが少し残念だったりするんですが。
次にタマビさん。
ちなみに五美大展では
青=ムサビ
赤=タマビ
紫=女子美
緑=東京造形
黄=日芸
という色分けが昔から使われてて、手羽は入職当時それぞれのスクールカラーなんだと思ってたんだけど、五美大展でしか使わない色なんですよね。多分出品学生さんもそれぞれの色がスクールカラーだと思ってるんじゃないかと。
次に女子美さん。
なんとなくやんちゃな感じが一番出てたのが女子美さんだったかな。意識してなかったけど写真を一番撮ってたのが女子美さんだった(笑)
次にムサビ。
学内卒展では気がつかなかったけど、こうやって五美大展で見ると、ここ最近では一番彫刻の勢いが弱かったかな。平面はわりとよかった。
そしてニチゲイさん。
そして、新宿へ移動し、伊勢丹新宿店へ。
去年「MAU×伊勢丹」をやった会場で「近未来美術展」をやってたんです。
「若手アーティストを中心とした様々なメディアアートや体験型アートの展示」ってのはかなり伊勢丹さんとしても実験的な企画なので、昨日の最終日に駆け込み。
デザイン情報学科の高山先生も出品されてました。
これからも伊勢丹さんはガシガシ攻めてほしいですね。
以上、夜は
元・美大広報飲み会だった手羽がお送りいたしました。
京都精華の方が補助金説明会で東京に来るっていうんで「じゃ飲みますか」と声をかけたら、ムサビ・桑沢(東京造形)・タマビのいつものメンバーが集まりまして。
そして、書き時計のメディア対応で上京することになった東北芸工の入試課のなかの人も急遽参加(笑)
普通の美大職員飲み会だと「いやー、ムサビさんは最近調子いいですなー」「いえいえ。東京造形さんこそ●●学科は面白そうなことやってるじゃないですか。あっはっは」と心にもないことを言い合う会になっちゃうんだけど、このメンバーとはもう10年以上の付き合い。「タマビはあんなことやってちゃダメだ!」「東北芸工は美術学科の学生さんの気持ちを考えたことあるのか!!」とかそういう話ばかり(笑)
ただ、数年前に飲んだ時より受験者減の暗い話の割合が増えたのが印象的だったかな(涙)
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。