【学食はライス食べ放題】東京工芸大学に行ってきた

これで195記事目の手羽です。200記事になったらなんかください。

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昨日は東京工芸大学中野キャンパスへ行ってきました。
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -夏休みフェスタと教育現場と制作現場を結ぶ情報交換会2014-
以来だから、約1年半ぶりの訪問ってことですね。

東京工芸大学さんの紹介を簡単に。

工芸、つまり「クラフト」の大学ではなく、「学と術の融合」で工芸。大学英語表記は「Tokyo Polytechnic University」だから、クラフトの「工芸」でないことがこれではっきりとわかりますね。
あ、手羽よりも上の世代には「昔は『写大』と呼んでた大学」と説明すると通じやすいです。手羽がギリギリ「写大」という言葉を使う人が残ってた世代かな。
大正12年に、コニカミノルタホールディングス株式会社創始者である六代目 杉浦六右衞門の理想と意志を後継した七代目 杉浦六右衞門が創設した日本初の写真学校「小西写真専門学校」が源淵で、のちに東京写真大学となり、1977年に東京工芸大学となります。
実は今年度で創立92周年と歴史はムサビやタマビなんかよりも古い大学なのです。

工学部と芸術学部の2つがあり、厚木には工学部と芸術学部1,2年のキャンパスがあって、この中野は芸術学部全3年生以上のキャンパスとなります。
学年でキャンパスが変わるのはメリット・デメリットがあって、工芸さんはメディア芸術を推し進めてるから、上学年を都心で学ぶ強いメリットがありますね。学生さんや特に先生の移動は大変だと思いますが。
タマビ新2学科は最終学年まで上野毛キャンパスで学ぶシステムで、4年間同じキャンパスで完結できる、移動しなくていいメリットがある反面、学生さんからは「八王子との交流がなく、疎外感を感じる」という声を聴いたことがあります。難しい問題。

最近の東京工芸さんの「大学人向け」トピックスとしては、
・デザイン学科が昨年度から教職「美術」を取れるようになった。
・映像学科で教職「情報」が取れるように検討してる。
・コウゲイ.netで保護者が子供の出欠状況、成績・単位の取得状況を確認できる。
・私立大学等改革総合支援事業に3年連続選定された。

てなところでしょうか。


いやー、それにしても近い近い。
手羽の自宅は、東京工芸中野キャンパスも女子美杉並キャンパスもムサビ新宿サテライトも車だと20分かからないし、日芸江古田もタマビ上野毛も環八・環七一本で20分ちょいだし、藝大もデザイン・ラウンジも首都高速に乗っちゃえばあっという間だし、タマビ八王子も東京造形さんも京王線一本だし、今の仕事的にも美大愛好家としても(たまたまだけど)最高の立地でして。
一番行くのがめんどくさいのがムサビだったりするわけですが(ぼそっ)。

2号館 メディアラウンジ では「日本 ボリビア外交関係樹立100周年記念事業 グラフィック・デザート ボリビアのイラストレーターとグラフィックデザイナー」が開催されてますので近くにお立ち寄りの際はぜひ。


そのまま地下1階へ。

中庭には全国でも珍しいバーベキューコーナーがあります。
四方建物で囲まれた中庭でバーベキューやったら学内中肉を焼く匂いが充満して勉強どころじゃなくなる気もするけど(笑)、こういう軽やかな考え方がうらやましいっす。


でも手羽の目的はここじゃありません。2号館地下1階のプレイスです。

白を基調としたとってもオサレな空間で、学生さんが作品展示、講座などでも使える多目的コミュニケーションスペース。こういう空間がムサビにもほしいなあ。


モーファー(モーフィング関係者の意味。今作った)としては、PARTNERがズラーーと並んでることに喜びを感じます。


プレイスへ行きたかった理由はただひとつです。
2015年10月にオープンしたばかりの学食で食べたいっ!

「大学を訪問したら学食で食べる」を自分のルールにしてまして、金曜は藝大でピーマンの肉詰め定食を食べたばかり(笑)
でも、
手羽ちゃんのドキドキ潜入レポート -東京工芸大学90周年記念式典-
このレポートを読んでほしいんですが、リニューアル後の中野キャンパスは学食がなかったんですよ(厳密には「厨房のある学食を廃止した」)。都心だからコンビニも食堂も周りにあるんで「この割り切り方はすごい。新しい考え方だ」とその時は感心しましたが。

でも、10月にプレイス内に学食をオープンしたって言うんだから、そりゃチェックするしかないっしょ。

ご飯・カレー・麺系のセットメニューを基本に、週単位で替わる常時大小20 種の惣菜から好みのものを自身で組み合わせるチョイス方式。しかもセットメニューの注文者には、なんとご飯とお味噌汁がお代わり自由の食べ放題!!

こうなったら、白米大好きっ子の手羽が(だから太る)、東京工芸さんの学食の釜を空っぽにしてやんよ!!

 

営業してませんでした(涙)
営業日時は授業期間中の平日11:30~14:30なんだそうです・・・。

それにしても・・・・さっきから気にはなってたんだけど・・・・学生さんが全然いないのは・・なぜ?・・。
学事予定みたら1月26日までは後期授業をやってるはずなんだけど。
学食が土曜営業してないってことは、東京工芸さんは土曜って授業やってないのかな?「施設は使えるけど授業がない(もしくは午前だけ)」ってやつかしら。
工芸関係者の方、教えてください。

仕方ないんで、販売機でカップラーメン買って食べました(涙)
こんなことなら途中で食べてくればよかった・・。

そうこうしてたら時間が。

ほんとはこのためにやってきたんだけど、長くなりそうなので続く。



以上、もしくは200記事目のタイミングで「手羽さんありがとーー」的なサプライズが起きて、「えええ。全然気がつかなかったー」的な、「手羽のためにこっそり準備してくれたの?み、みんなああ(涙)」なテイでも可な手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。