クリエイターを志す学生が一堂に会す展覧会「connectA Award Exhibition」開催
今回が記念すべき第1回目となる「connectA Award 2015 Exhibition」。
東海のクリエイターを志す学生が一堂に会する展覧会であり、作品を通して学生同士や学生と企業、学生と地域が繋がる場になるようにと企画されました。主催はconnectA、中部クリエーターズクラブ、国際デザインセンターの3つの団体が共催しています。
第1回テーマは「2020なにしよう」。
コミュニケーション、経済、生活など私たちに身近な分野で様々な問題が起きると懸念されている2020年。2020年からおこるであろう問題に対し、美大生は一体何を作れるのでしょうか?
東海の美大生を対象にコンペティション形式で作品を募集し、平面・立体・映像など様々な分野の作品が集まり、受賞作品に選ばれた作品が今回展示されます。
審査を担当したのは「中部クリエーターズクラブ」の方達
中部クリエーターズクラブとは、名古屋地域を中心に活動しているプロのデザイナーが結集し、地域のデザイン振興、相互の交流や研鑽、若手デザイナーの育成などを目的に設立したデザイナー団体です。今回、connectA Award 2015 Exhibitionの主催と共に作品審査を行っています。
厳正なる審査の結果、74点の作品が受賞作品として選出され、名古屋の中心地栄にあるナディアパークデザインセンタービル4階、国際デザインセンターに展示される運びとなりました。
未来を感じさせる展示会場
作品が展示される会場には、2020年の未来を感じさせるような工夫が施されています。
展示会場に交流スペースを設け、来ていただいた来場者の方にメッセージを投函してもらう、”未来のお手紙ポスト”を設置しています。未来感のある透明なポストはカラフルな手紙が透けて見える仕様となっており、手紙を吹き上げる風と光の反射で明るい未来を表現しています。
今回、展覧会開催に至るまでの企画・運営は、東海地域の美大に通う学生や、クリエイティブを学ぶ学生を繋げることを目的に、東海圏の美大生が中心となって活動している” connectA ”という学生団体が行っています。今まで展覧会のプロデュース等を行ってきたconnectAですが、中部クリエーターズクラブ・国際デザインセンターと共に初めてとなるコンペティション形式の展覧会企画・運営に携わっています。
企業と学生が共同で主催している今回の展覧会。学生や企業という幅を超え、これからの美大生の発展や交流を深めるきっかけとなることを目指し、開催に至っています。
この記事を読んでいるあなたも是非展覧会へと足を運び、これからの美大生の未来を感じてみませんか? またこの展覧会が、この先訪れる2020年について考えるきっかけになると私は思います。
▼ 開催概要
connectA Award 2015 Exhibition 第1回テーマ「2020なにしよう」
会期:11月25日(水)〜11月30日(月)
時間:午前11時〜午後8時(最終日は午後5時まで)
会場:名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク・デザインセンタービル4F
詳細:http://connecta-chubu.com/award2015/
名古屋造形大学グラフィックデザインコース。 東海の美大生を中心に展覧会企画を行う「connectA」広報として活動。 直線に魅せられ、直線作品を作り続けています。