【4つのデザイントーク】オリンピックとグッドデザインとコンビビアリティと

今日は1日研修の手羽です。

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今日の記事も普段なら単独記事で書くところなんですが、紹介しなくちゃいけないネタがたまってるんで、ひとつにまとめさせてもらいます。

手羽が気になってるデザインがらみのトークセッションを4つ紹介。


まずひとつめは、(以前軽く紹介してるけど)
DESIGN TOUCH CONFERENCE

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH期間中に、「つながるデザイン」をテーマとした1日限りのデザインスクールが開校しますこちらに講師陣が出てますが、豪華でしょ?


でも手羽はこれをあえて1押しで。

コンビビアル・デザイニング-ひろがる・つながる・デザイン教育-

●講師:長澤忠徳|武蔵野美術大学学長
●日時:2015年10月25日(日) 13:30-15:00
●会場:東京ミッドタウン・カンファレンス(ミッドタウン・タワー4F)
●料金:無料
●主催:東京ミッドタウン

*事前申込制→こちらから申し込みください

・・・・え?長澤学長のトークはもう飽きた?そ、そんなこと言わずに(汗)
先日フィンランド国立歌劇場総裁とのトークセッションをやってもらったんですが、
美大学長 グローバルトーク:フィンランド
リエゾンセンターがパンパンになるくらいの来場者数だったのもあるけど、参加者の反応が予想以上に良く。ここでも話された、長澤学長が以前から提唱されてるコンビビアリティ(Conviviality、日本語では「懇親力」)が今回のトークの骨格になるはずなのでぜひ聞きにきてください。


そうそう、ミッドタウンといえば、SFCさんが1年に1度ミッドタウンホールを使って
慶應義塾大学SFC研究所|SFC Open Research Forum 2015
というかなり大掛かりな研究発表イベントをやってます。
去年たままた見たんだけど、「弱小美大が小さなイベントをチマチマいくらやってても相手にならないなあ・・・」とヘコムくらいの規模で。デザインは全然アレでしたが。
今年は11月20日、21日。特に美大の人は見た方がいいですよ。
 

ふたつめは、10月24日にオープンするこちら絡みのトークイベントを。

グッドデザイン賞でおなじみ日本デザイン振興会さんが、デザインと社会を繋ぐ場として、企業や教育機関、各種団体などがデザインをテーマに集い、交流する拠点(・・・・どっかで聞いたことあるようなフレーズだなあ・・・)となる「GOOD DESIGN Marunouchi(グッドデザイン丸の内)」をオープンします。

そのオープニングトークが行われるんだけど、こちらも登壇者が豪華で。
■GOOD DESIGN Marunouchi オープニングトーク
●日時:10月29日(木)16:00-17:00(受付開始 15:30-)
●登壇者:
 永井一史・柴田文江(2015年度グッドデザイン賞審査委員長・審査副委員長)
 内藤廣・廣村正彰(GOOD DESIGN Marunouchiディレクター)
 大井 篤(公益財団法人日本デザイン振興会理事長)
●会 場:GOOD DESIGN Marunouchi(東京都千代田区丸の内3-4-1 新国際ビル1F)
 ※17時以降はカクテルパーティーを予定しています。



ちなみに、本日のイベントだけど日本デザイン振興会さんはこういうレクチャーをやります。
デザイナーが知っておくべき著作権と著作権周辺の知的財産権
●日時:10月20日(火)16:00~18:00
●会場: 東京ミッドタウン・デザインハブ内 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター
●参加費:3,000円(要事前申込・当日受付払)
●定員:50名(先着順)
●講師:日高一樹(デザイン・知的財産権戦略コンサルタント/日高国際特許事務所所長弁理士)
●主催:公益財団法人日本デザイン振興会


もちろんアレがらみで急きょ決まった企画です。
これ聞いておきたいですよね・・・。


3つめも今日開催のアレがらみのイベントなんですが、どうしても案内をしておきたくて。

デザインと権利と感情 / 民意

●日時:2015年10月20日(火)OPEN 19:00 / START 19:30
●会場:東京都 原宿 VACANT
●出演:
 菊地敦己(アートディレクター)
 室賀清徳(「アイデア」編集長)
 水野祐(Creative Commons Japan理事、弁護士)
●司会:山口博之 (BACH)
●料金:一般1,000円 学生500円(18歳以下無料)
*事前申込制→こちらか申し込みください


2020年の東京五輪エンブレムをめぐる問題の本質とはなんだったか?問題を問題で終わらせるのではなく、これからのデザインやクリエイティブ全般を考えるきっかけとしたトークセッション。
タイトルからしてどういう話になるのかは予想できますが、「アレがようやくおさまってきた」といってもやっぱり勇気ある行動なわけで。
ちなみに菊池くんはグラフィックデザイナーだけど、ムサビ彫刻(中退)、手羽の後輩だったりします。
 
 

そして最後もやっぱりオリンピック関係なんだけど、
TOKYO2020 で、これからどうしましょうか? ~元気な3人と一緒に考えよう~

●日時:2015年10月31日(土)  19:00-21:00
●会場:代官山蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
●登壇者:
 久下 玄|デザイナー/エンジニア/ストラテジスト
 草彅 洋平|株式会社東京ピストル代表取締役社長、編集者 兼 AD
 太刀川 英輔|NOSIGNER代表
●進行:松尾 伴大|エンジニア、デザインプロジェクト・参(まいる)メンバー
●料金:無料
●定員:60名
●申込方法:代官山蔦屋書店店頭、または電話
*代官山 蔦屋書店 03-3770-2525
●主催:代官山蔦屋書店
●協力:3_2_1_0


2年前に開催されたTokyo 2020 オープンセッション U40編に登壇した若手クリエイター達が、クリエイティブに対してネガティブな空気が漂ってる現在、どのようなことを考え、どのようなアクションを起こしているのか。あえて元気な3人と一緒に前を向いた話をしましょ、という会です。
恐らく、「デザインと権利と感情/民意」と真逆な内容になるんじゃないかと。

草彅さんと太刀川さんはデザイン・ラウンジの企画に登壇してもらったことがありまして、「役得だなー」と思うのは、東京ピストルの草彅さんの名前を見ただけで「きっとこのトークはネガティブなことを笑い飛ばす会になるんだろうなあ」と予想できることです(笑)

なんで、こう、面白そうなイベントが重なるのか・・・芸祭とかやってる場合じゃないっすよ(ぼそっ)


今日のまとめ
●オリンピック関係の話が美大周辺でもぼちぼちと動き出してますよ。

手羽美術大学★開設の野望が一歩近づいた!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。