2026年4月2日(木)小雨。
桜はギリギリ残ってくれましたね。
令和8年度入学式が挙行されたので、裏話、新入生へのアドバイスも含めてレポートします。
いつもの校旗(らしきもの)も掲揚されてた。
9時20分体育館アリーナ入場開始。
ジャズ研でおなじみMODERN JAZZ SOCIETYの生演奏がBGM。
今年は体育館アリーナ入口側にステージがあり、新入生はステージに上がってから入場する形なんです。全員が主役ってことですね。
演出については基本的に卒業式と同じなので、詳しくはこちらをご覧ください。
教員席はステージ裏側にあり、ここにも「学生さんが主役」のポリシーが現れているかも。
空間演出デザイン学科・安藤先生と基礎デザイン学科・菱川先生が何かしゃべってる。
全く同じPLEATS PLEASEがかぶったそう。
生菱川スマイル。
ジャズ研が盛り上げたところで、いよいよ入学式スタート!!
まずは校歌斉唱。
学生サークル「MAUコーラス部」の皆さん。
続いて教員紹介タイム。
学科研究室ごとに全教員がステージにあがります。
2026年度は主任教授の新任期が始まる年なので、多くの学科研究室で主任教授の交代がありました。
事前に聞いてはいるんだけど、この教員紹介コーナーでは多くの研究室で主任教授が一言コメントするから、手羽は「あ。そうか。主任教授が変わったんだった」とリアルで認識する場になってます。
油絵学科油絵専攻は諏訪敦先生が主任教授に。
彫刻は主任教授の交代はなかったけど、大野綾子さんが准教授で入られました。
視覚伝達デザイン学科は白井敬尚先生が主任教授に。
最近は先生方もいろいろ小道具を用意するようになりまして(笑)、
工芸工業デザイン学科はいつものクラッカーで祝福。
「空間演出デザイン学科は五十嵐久枝先生が主任教授になったんだなあ」と思いながら写真を撮ってたら、安藤先生と北川先生と目が合った。
ちょ、前を向いて!五十嵐先生がしゃべってるところでしょうが!!
建築学科は持田正憲先生が主任教授に。
高橋先生の投げっぷりが見事だった。
芸術文化学科は米徳信一先生が主任教授に。
"メディアアートの勇者"大石先生、"CG界の貴公子"高山先生、"アジアデザインの星"新保先生、"デジタルフォトグラフィの神"佐藤先生、"電脳世界の住人"井上先生を"雇われ店長"の白石主任教授が紹介。この二つ名は今度使わせてもらおう。
教職課程や共通科目、教養文化の先生たちもそれぞれ登壇します。こちらは言語文化研究室。
教養科目の豊富さがムサビの特徴で・・・って話はまた今度。
クリエイティブイノベーション学科は荒川歩先生が主任教授になりました。
最初だからか、恒例の「CI」ポーズがそろっていない。これから練習してもらわないと。
卒業式だとここから学生さんによる授与パフォーマンスが始まるんだけど、入学式はそれがないことが一番の違い。
今年の教員祝辞は、工芸工業デザイン学科主任教授の山中一宏先生でした。
1年中Tシャツ姿の先生でして、卒業式もTシャツ。でも場をわきまえて、ちゃんと式典用のTシャツを卒業式・入学式では着るそうです。
そして、今年の卒業生代表祝辞は、
映像学科1期生で、「GANTZ」「図書館戦争」「今際の国のアリス」「キングダム」などの映画監督・佐藤信介さん。
キングダム最新作の情報が流れてますね。
4年前に「卒業生祝辞は誰がいいと思う?」と聞かれ、過去データを調べると映像学科卒業生が順番的にベスト(2010年の俳優・中村靖日さんの登壇が最後)だと判明。
なので佐藤信介さんの名前を第1候補でずっと挙げてて、映像学科・篠原先生が2年がかりで調整してくれたんです。ほんとお忙しい方で、この日も編集作業の合間に来ていただきました。
そうそう。ムサビ100周年ウェブマガジン3月号に手羽がコラムを寄稿したんです。
■ムサビ卒業式・入学式っていつから「こんな感じ」になったのか? 1 | MAU2029 | 武蔵野美術大学100周年ウェブマガジン
・平成7年度卒業式次第に佐藤信介さんの名前がある。
・ちょうど30年前。
と、流れ的に「そこを細かく説明する必要なくね?」部分があるんだけど、実は入学式に佐藤監督が登壇するのがわかってたんで、匂わせ記事として書いてたんです。てへ。
でも委員会で「美大らしい特色のある式典」「祝辞は10分以内」と決めたってのも面白いでしょ?
以上で入学式は終了。
ジャズ研の演奏が始まり、
新入生はステージを上がりながら退場。
最後に佐藤信介監督にもスロープを歩いてもらいました。
振り返ると、
在学生が「いってらっしゃーーい」と手を振ってくれてる。
動画も撮りました。
てな感じの入学式の様子はこちらからしばらく見れます。
ちなみに式が終わった後に佐藤監督へ聞いたところ、祝辞の途中で昔のことを思い出し感極まって泣きそうになっちゃったんだそう。
2026年度学事日程はこちら。
■2026年度学事日程表
授業日数確保のため、祝日はだいたい授業日だと思ってた方がいいです・・。
課外講座、就職説明会、新歓コンパ、サークル説明会、mauleafの制作メンバー募集、旅するムサビや社会連携活動説明会などいろんなイベントが4月の夕方に開催されます。
また美大の授業形態は結構特殊なので、どんな感じで毎日が動くのかわかるまでは・・できれば4,5月は動かせない予定を夕方に入れない方がいいと思います。
入学式が終わるとオリエンテーションや履修登録が始まります。
■2026年度オリエンテーション・履修について(4/1更新)
新入生は「履修登録の仕方は自分だけがわからないんじゃないか?」と不安がる必要ありませんよ。ぶっちゃけ手羽も入学時は全く理解できなかったし、多くの人はわかってないはず。ちょっと美大(特にムサビ)は教養科目と実技科目の取り方が複雑なんですよね。
でも、高校ならちゃんとやってない(やれてない)人に大人がいい感じに対応してくれてたはずですが、大学では「自己責任」です。
私たちの時代より大学は全然サポートしてくれてるけど、「オリエンテーションに参加してない」「何にも調べてない」学生さんに対してもサポートするかというとちょっと違って、オリエンに参加し、動画を見て、理解しようと頑張ってる学生さんに対して大学は最大限サポートしています。そこは間違えない方がいいです。最初はわからないのは当然なので相談にいくなり、ちゃんと動きましょ。
あ、教職・学芸員課程を取る方はさらにいろんな手続きが必要になるので要注意。
そして、
■2026年度定期健康診断の実施について
「大学生にもなって身長測ったりするの?」と笑う人が時々いるんですが、健康診断証明書は教育実習、学芸員実習、就活、奨学金の手続き、アルバイトなどで必要になることがあるんです。
健康診断を受けてなければ大学で健康診断証明書の発行はできず、これを外部機関で受けたらボチボチお金がかかります。受けておきましょ。
現在学内の美術館では、
2025年度 武蔵野美術大学卒業・修了制作 優秀作品展が開催されています。
こちらの作品は2号館下にあります。
2号館といえば、2号館1階のgFALでは、毎年恒例になってる
「ワールドおさがりセンター」という企画をやってます。
毎年、卒展後ゴミストックヤードに集められた廃材品を使えそうなものだけ回収していて、自由に持ち帰ることができるんです。文房具、家具、洋服、いろいろあるんでまだ家財道具がそろってない新入生はぜひ。
今年は「卒展後のゴミ問題」がバズってましたが、昔からムサビはこういうことやってるんですよね。
こんな感じにいろんな企画が同時多発的にあちこちで動いてます。
大学って自分から動かないと「何も面白いことがなかった4年間だった」で終わる可能性高いです。
大昔の情報を信じて最初から「大学は何もやってくれない(やるはずがない)」と情報をシャットダウンしちゃう人が時々いるんですが、「ちゃんと動いてる人には大学はいろいろやってるかもしれない」と思って動くと、様々な企画が転がってることに気が付くはず。
「なんでそんなことも大学はできないんだ?」と感じる部分も正直あると思いますが、それも含めポジティブに捉えた方が大学生活は楽しくなります。
こんな感じに楽しみながら。
新入生へのアドバイスでした。
以上、夜は近所の公園で
タマビのメグリン、桑沢デザインの高橋さんとお花見をしてた手羽がお送りしました。
ほんと寒かった・・・。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。