手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
前回8月26日以降の情報です。
ほんとは2週間に一度頻度でやりたくて、ようやくそのペースに・・。
2026年4月に国際文化学部を改組し、2026年4月「人文学部」(仮称)への学部名変更を発表。
といっても1989年に人文学部を開設して、2021年にそれを国際文化学部へ学部名変更してるので、再度「人文学部」に戻す形。
京都精華さんは令和10年に通信制課程の情報学部新設も計画してるし、もう少し動きがありそうな予感。
30周年イベントとして、新校舎(第4アトリエ棟)完成見学会やプロジェクションマッピングが11月1日、2日に、隈研吾さん講演会が11月3日に開催されます。
周年事業といえば、
■東京藝大映画専攻 設立20年記念イベント開催、濱口竜介・瀬田なつきら修了生の作品を上映 - 映画ナタリー
大学院映像研究科 映画専攻の設立20年を記念した入場無料の上映会が神奈川の馬車道校舎大視聴覚室で10月13日から27日にかけて開催。
もうひとつ周年事業といえば、
■学校案内書アーカイブ 1954-2024 / 専門学校桑沢デザイン研究所
桑沢デザイン研究所は今年が開校70周年なんですが、学校案内70年分の公開を行っています。
70年前の大学案内に遡れるのもすごいけど、表紙デザインをを亀倉雄策さんや田中一光さんが手がけてるのは「さすが桑沢さん」としかいいようがない。
桑沢デザイン研究所といえば、
■志摩健 / moss.による、東京・渋谷区の「専門学校桑沢デザイン研究所 新教育施設」。バウハウスの理念を基とする学校の為に建物を改修。既存の長い形状を活かし、中央に“コモンスペース”を設けて両側に教室等を配置する構成を考案。モダニズム的素材の使用やデッサウ校舎の手摺の現代化等も実践
まだ新教育施設に行けてないんですよね。高橋さん、よろしくお願いします。
桑沢デザイン研究所といえば、関連学校に東京造形大学がありまして、
■交流展示プロジェクト東京造形大学×名古屋造形大学 「もしもし、見えますか もしもし、聞こえますか」
●東京造形大学 ZOKEIギャラリー
会 期 : 2024年 9月6日(金)〜9月10日(火)
時 間:平日 10:00〜17:00
休館日:9月8日(日)
入場料:無料
●名古屋造形大学 メインギャラリー
会 期:2024年11月13日(水)〜12月1日(日)
時 間:平日 11:00〜18:00 | 土日 13:00〜18:00
休館日:11月16日(土)・17日(日)
入場料:無料
東京造形大学大学院修士課程美術研究領域の学生6名と名古屋造形大学 美術表現領域 洋画・現代美術専攻の学生4名による交流展を両大学で開催。
大学連携といえば、
■京都芸術大学が島根大学と包括連携協定を結びました。教育・研究の質の向上を図り、地域課題の解決につなげます。
島根大学が総合大学として培ってきた材料科学分野や社会科学分野と、京都芸術大学の強みである芸術分野を融合し、地域社会の課題解決につなげる。
京都芸術大学さんといえば、
■2025年度 京都芸術大学 専任職員(総合職)募集【応募締切/2024年10月28日(月)13:00必着】
専任職員募集してますよ。
もひとつ瓜芸さんといえば、姉妹校が東北芸術工科大学。
■みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024開幕 山形県山形市・東北芸術工科大
東北芸術工科大が主催し、蔵王温泉と同大の2会場で繰り広げる「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024」が9月1日開幕。会期は16日(月・祝)まで。
東北芸工さんといえば、
■丸亀 美大生が塩飽諸島で創作活動 31日から作品展|NHK 香川県のニュース
武蔵野美術大学、多摩美術大学、女子美術大学、東北芸術工科大学、金沢美術工芸大学などの美大生が丸亀市の塩飽諸島に滞在して、島の人たちと交流しながら作品制作をするプロジェクト。
*展示は9月8日で終了しています。
地域での制作といえば、
■【奄美に美術教育を届けます!】武蔵野美術大学の学生による挑戦 - クラウドファンディングCAMPFIRE
旅するムサビin奄美は最初の目標だった30万円に無事達成し、現在ネクストゴールの50万円に向けて頑張ってます。応援お願いいたします。
というわけで、ムサビ関連の話題を4つ続けて。
■デザインは楽しい!を体現する片山正通の頭の中【前編】 - T JAPAN:The New York Times Style Magazine
空間演出デザイン学科の片山正通先生。
「困ったときのカタヤマ」・・言われてみたい・・。
■PRIZE for LEADING CHARACTER - THE DESIGN SCIENCE FOUNDATION
彫刻学科の冨井 大裕先生が、一般財団法人THE DESIGN SCIENCE FOUNDATIONが主催する「PRIZE for LEADING CHARACTER 2024」で「DSF CULTIVATION AWARD」を受賞。
●会期:2024年9月13日(金)~16日(月・祝)、20日(金)〜23日(月・祝)
●時間:13:00~20:00 入場無料
●会場:AXISギャラリー
●主催:アクシスメディア
●プロデュース:山中一宏
●企画・デザイン:山中一宏、太田琢人、竹下早紀
人間の根源的な心の動きはデザインできるのか。
「お化けのいないお化け屋敷、感覚と恐怖をデザインする」をテーマに、工芸工業デザイン学科の山中一宏先生がプロデュースする新感覚のお化け屋敷。
●日程:2024年9月21日(土)
●時間:16:00-18:30/対談形式、3部構成、途中休憩あり|18:30〜19:00/懇親会
●会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 7階Co-Creation Space "Ma"
●参加費:無料
●対談者:
・寺原芳彦|武蔵野美術大学名誉教授、チャールズ&レイ・イームズ研究者、インテリア・プロダクトデザイナー
・長尾重武/武蔵野美術大学名誉教授、工学博士、武蔵野美術大学元学長
●主催:日月会
ムサビ建築学科の校友会組織である日月会主催のイベントで、両先生がイームズの多彩な作品やその人物像、時代背景などについて"対談形式"で熱く深く語ります。
これだけムサビを宣伝しちゃったら、タマビも3つ続けて。
■アートの力で地域の魅力を発信!10月に二子玉川ライズで多摩美大生による広場演劇『ミテル?』を上演。アート作品のチャリティー販売や保育園児との会場美術のコラボも実施
『タマリバーズ』は、世田谷区に二子玉川ライズが開業した2011年から毎年開催している、二子玉川ライズと多摩美術大学による地域連携アートプロジェクトで、今年の「タマリバーズvol.13」は2024年10月12日(土)、13日(日)の2日間にわたり、世田谷区玉川の二子玉川ライズ ガレリアで開催。
ニコタマは家から近いんでできるだけタマリバーズは見に行くようにしてるんだけど、今年はこの二日間東京にいなくて・・誰か見に行ってくれないかしら・・写真撮ってブログ書いてくれないかしら・・。
■「毎日ファッション大賞」受賞者が発表 大賞はメゾン ミハラヤスヒロの三原康裕
三原さんは タマビテキスタイル卒。
■JDNの「注目のデザイナー」、新しいキュレーター2人目に高橋美礼さんが決定 | デザイン情報サイト[JDN]
高橋美礼さんはタマビ芸術学科卒。
天竜浜名湖鉄道株式会社で、浜松市出身の加藤良次学長就任記念として、10月5日(土)~11日(金)にかけて掛川駅から新所原駅までを走る第3セクター天竜浜名湖線に「がくちょう号」が運行。
こちらが学長就任記念ヘッドマーク。
こういうパターンは珍しい。
でも、シン・エヴァンゲリオン劇場版で出てくる「第3村」のモデル地が天竜浜名湖鉄道「天竜二俣駅(車両基地)」なんですね。
●日 時:2024年9月23日(月・祝)13:30~15:00
●会 場:ナゴヤ イノベーターズ ガレージ(名古屋市中区栄3-18-1 ナディアパーク4F)
●参加費:無料
●定 員:会場参加 先着 数十名、オンライン参加 先着100名
●申込み:事前申込制。9 月19日(木)まで
19名の高校生による公開プレゼンテーション。
最後は気になる展示を2つ紹介。
■ゴミうんち展
●会期:2024年9月27日(金) - 2025年2月16日(日)
●会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
●休館日:火曜日、年末年始
●時間:10:00-19:00(入場18:30)
* 9月27日(金)、28日(土)10:00-22:00(入場は21:30まで)
「なんだこりゃ?!」な展覧会名なんですが、説明文の「自然界においては、ゴミもうんちもただそのまま残り続けるものはほとんどありませんでした」を読むと「なるほど」となります。
コンセプトブックも発売されたので、気になる方もこちらもどうぞ。
日時:<本祭>2024年10月25日(金)/ 26日(土)10:00 ~ 16:30 、27日(日)10:00 ~ 16:00
会場:千葉県松戸市(戸定邸、松雲亭、戸定が丘歴史公園、松戸市内各所)
料金:一般 1,000円、高校生・大学生 900円、松戸市市民割 500円(在住/在勤/在学の方)、中学生以下 無料
「未来を試す、新しいお祭りをつくろう」をテーマに千葉県松戸市の市民が主体となってつくりあげるプロジェクトで、世界的なメディアアートの文化機関「アルスエレクトロニカ」の協力を得て毎年開催されてます。
こちらも一度行ってみたいんですよね。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。