夏休みに応募したいコンペティションのまとめ記事を前回紹介したが、夏休みが終わろうとしている今もまた、多数のコンペが募集中。今回もまた、PARTNERの独断と偏見で、気になるコンペティションを紹介していく。
▽前回の記事
この夏休みに応募したいアート・デザインコンペ7選
※まだ募集中のコンペもあるので、気になる方はぜひチェックを!
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1)AUTODESK CREATIVE DESIGN AWARDS(締切り:9/23)
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まず紹介するのは、プロダクトデザインを勉強している人、そして社会問題をデザインで解決したいと考えている人に、ぜひチェックしてほしいコンペティションだ。
AUTODESKが今回開催するコンペティションは、この変化に順応して未来の世の中を良くするアイデアや、社会問題を解決するアイデアの発表の場として、そしてこれを実現しようとする方々を応援するためのアイデアを募集するもの。例えば少子高齢化、エネルギー需給、気候温暖化、食料・水などの社会問題に対して、形式やジャンルにとらわれず、より良い未来を感じさせる自由なアイデアが求められる。
▽募集概要:AUTODESK CREATIVE DESIGN AWARDS 2015
テーマ:「The Future of Making Things」 ~創造の未来~」
部門:
デジタル プロトタイプ
BIM(Building Information Modeling)
CIM(Construction Information Modeling)
ビジュアライゼーション
コンセプト デザイン
審査員:
田川 欣哉(takram design engineering 代表)
藤本 壮介(建築家)
鹿野 護(WOW アートディレクター)
齋藤 精一(ライゾマティクス 代表)
審査基準:
未来の世の中を良くするアイデア
社会問題を解決してより良い未来を感じさせるアイデア
賞、特典:
・アワードグランプリ(各1組)
① Autodesk University Las Vegas 2015の入場券1枚と、旅行ギフト券30万円分
② ご希望の当社ソフトウェア1種類(1年間使用可能なライセンス)
※どちらかを選択
・学生賞(各アワード1組):ギフト券5万円分
スケジュール:9月23日 応募締切 / 10月29日 授賞式・受賞者発表
応募資格:企業、団体あるいは個人やグループ、性別、職業、国籍不問。18歳以上、日本国内在住の方。
主催 オートデスク株式会社
共催 TOKYO DESIGN WEEK
詳細:https://autodesk-cda.jp
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2)LUMINE meets ART AWARD(締切り:9/23)
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次にご紹介するのは、お買い物で馴染み深いLUMINEが主催するアワード。なにより、アートに馴染みのない一般の人も含め、とにかく数多くの若者に見てもらう機会としては、これ以上ない機会だろう。
このAWARDはLUMINEのアート事業「LUMINE meets ART」の一環として続けている、ルミネ館内に展示するアート作品を広く一般から公募し、若手アーティストの発掘と支援を目指すというものだ。今回も、「エレベーター部門」、「ウィンドウ部門」、「インスタレーション部門」、「映像部門」の4部門で作品を募集中。入選作品は、ルミネ新宿・ルミネエスト新宿など、ルミネ館内に実際に展示される。
入選作品を選ぶ審査員には、世界的に有名なアーティストを輩出し、現代アートの第一線で活躍するギャラリスト小山 登美夫氏や、ルミネのシーズンビジュアルなどを手がけるコピーライター・クリエイティブディレクターの尾形 真理子氏など、国内外のアート・デザインシーンで活躍する豪華な顔ぶれが揃っている。
▽募集概要:LUMINE meets ART AWARD 2015
募集部門 / 展示場所:
(1)エレベーター部門
(2)ウィンドウ部門
(3)インスタレーション部門
(4)映像部門
応募受付期間:2015年 8月1日(金)~9月23日(水・祝)
各賞・賞金:
グランプリ(1名) : 賞金100万円
準グランプリ(1名) : 賞金 50万円
ルミネ賞(1名) : 賞金 50万円
入賞(3名) : 賞金 10万円
主催:株式会社ルミネ
協力:アッシュ・ペー・フランス 株式会社 / hpgrp GALLERY TOK
詳細はこちら
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3)NEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD 2015(締切り:9/14)
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続いて紹介するNEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD 2015はとにかくコンセプトが素晴らしい。NEWSEDとは、「古くなってしまったものを新たな視点で見ることで、別の新しいものとして蘇らせる」というコンセプトのアップサイクルブランド。ネーミングは、「NEW」と「USED」を組み合わせることに由来している。
今回募集しているのは、このNEWSEDのコンセプトにあった商品のアイデアだ。NEWSEDの考えるアップサイクルとは、廃材や端材の持つストーリーや背景を活かして、欲しいと思ってもらえる魅力的な商品をつくり、しっかりと販売に繋げていくこと。とびっきりの「廃材からこんな素敵な商品ができるなんて驚いた!」「便利そう!」「部屋で使いたい!」という、日々の暮らしの中に取り入れることのできる魅力的な商品のアイデアを送ろう。
受賞作品は、展示会場にて展示、限定販売を行うほか、その後、NEWSEDでの商品化を検討次第では、2016年の発売の可能性もある。
▽募集概要:NEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD 2015
参加資格:
ジャンル不問、ただし未発表作品に限る。
企業、団体あるいは個人やグループ、年齢、性別、職業、国籍不問。
18歳未満の未成年者は親権者の同意を得ることが条件。
1人2点まで応募可能。
参加費は無料。
審査基準:
1. テーマとの適合性
2. 新規性(類似品、既製品が存在しないもの)
3. 機能性(際立った機能を備えたもの)
4. 造形性(魅力的なフォルム)
5. 商品化の可能性
賞と賞金:
グランプリ(1点) 賞金10万円
準グランプリ(1点) 賞金5万円
審査員特別賞(数点) 賞金1万円
1次審査 提出締め切り:9月14日 |月|
審査員:
山田 遊(バイヤー、監修者 / method Inc. 代表取締役)
吉泉 聡(デザイナー / TAKT PROJECT Inc. 代表取締役)
minna 角田真祐子・長谷川哲士(NEWSED デザインディレクター / minna Inc. 代表取締役)
詳細:http://newsed.jp/award/#pg-2-3
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4)LEXUS DESIGN AWARD 2016(締切り:10/18)
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さて、こちらは世界的なコンペティション。ミラノデザインウィークも夢じゃない!
2012年に創設されたこの「LEXUS DESIGN AWARD」は、全世界の次世代を担うクリエイターを対象としている。上位4人の受賞者は、世界的なクリエイターによるメンタリングセッションを通じてプロトタイプを制作でき、その作品は世界最大のデザインエキシビジョン、ミラノデザインウィークにて展示されるというから夢は膨らむ。
テーマは“Anticipation”(予見)。LEXUSは人々や社会のニーズを常に先読みすることで商品性やサービス向上を追求し、驚きと感動を創造することをコンセプトに掲げる。そんなLEXUSが重視するこの“Anticipation”(予見)をテーマなのだ。
▽募集概要:LEXUS DESIGN AWARD 2016
締切り:2015年10月18日
詳細はこちら
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5)岡本太郎 ジャンルを超えたアイデアコンペ
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続いては岡本太郎ファンなら絶対応募したい、太陽の塔と対峙する建築、空間のアイデアを広く募集するアイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」だ。「面白くぶつかりあうことが大事だね。ぶつかりあうことが面白いと思ってお互いをぶつけあう。そうすれば、逆に生きてくる」と語った岡本太郎に則り、ぜひアイデアで挑もう。
▽募集概要:太陽の塔に対峙せよ!
賞:
最優秀賞
賞金50 万円+作品展示権(岡本太郎記念館にて)
特別賞
賞金20 万円+パリ往復航空券
審査委員 五十嵐太郎(審査員長)
建築批評家/東北大学教授
審査員:
椹木 野衣(美術批評家/多摩美術大学教授)
藤本 壮介(建築家)
平野 暁臣(空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長
)
応募資格:
自ら本設計案を創作する個人または団体。
国籍、年齢、経験、プロフェショナル/アマチュア不問。
また、かならずしも建築畑である必要はなく、職能は間わない。
応募要項:
・趣 旨
太陽の塔に対峙する建築=空間をデザインする。
敷地、規模、時代等は自由に設定してよい。
構造、工法、材料なども自由。
ただし採用技術の先進性は評価の対象とはならない。
デザイン意図を250字以内で提案書内に記載すること。
応募受付:2015年9月7日(月)〜9月16日(水)午後4時
※郵送または持参
・主催:公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団/岡本太郎記念館
・詳細:
PLAY TARO(公式サイト):http://playtaro.com/
岡本太郎記念館:http://www.taro-okamoto.or.jp/
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6)第19回文化庁メディア芸術祭(締切り:9/9)
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さて、最後に紹介するのはみなさんご存知、文化庁メディア芸術祭。最近では日本のみならず世界から応募のある国際的なフェスティバルへと成長している。たとえば昨年は、世界71の国と地域から3,853点の作品の応募があったという。
今年も4部門で募集中。アート部門(デジタル技術を用いて作られたアート作品)、エンターテインメント部門(デジタル技術を用いて作られたエンターテインメント作品)、アニメーション部門(アニメーション作品)、マンガ部門(マンガ作品)の4部門。いずれも、2014年9月3日(水)から2015年9月9日(水)までの間に完成した作品、または、すでに完成してこの期間内に公開された作品であることが条件だ。
▽募集概要:第19回メディア芸術祭
・応募締切り:2015年9月9日(水)
・メディア芸術祭賞(文部科学大臣賞)
大 賞: 賞状、トロフィー、副賞60万円
優秀賞: 賞状、トロフィー、副賞30万円
新人賞: 賞状、トロフィー、副賞20万円
功労賞: 賞状、トロフィー
応募詳細はこちら
様々なジャンルでこの1ヶ月で応募できるコンペティションを集めてみましたがいかがだったでしょうか?夏休みが明けてエンジンがかかるのに時間がかかる時期にこそ、欲張りにコンペにチャレンジして充実した1ヶ月にしてください。
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