【美大式でデザインを知る】ムサビニュースまとめ20240828

2024年8月28日(水)

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最初は一昨日公開した美大ネタまとめにムサビネタを入れ込もうとしたけど多すぎて別記事にしました。
6月27日以降、これだけあるんです・・・。

 

和歌山県すさみ町にある旧国保すさみ病院をまちづくりの拠点にしようと、空き部屋をデザインして改修するプロジェクトにムサビ生が関わっています。
 
 
なかのZEROメディア芸術プログラム2024 全天周ドーム映像体験

なかのZEROプラネタリウムの360°(全天周)ドームを活用して、学生の制作作品やドローン撮影映像などを投映。

作品は東京工芸大学の他に、「イマーシブフルドームスクリーンメディア表現研究」を研究テーマにして、ムサビデザイン情報学科(指導:大石啓明 准教授)、映像学科(指導:山崎連基 専任講師)の学生作品も投影されます。
会期は​8月29日(木)から9月1日(日)まで。
 

  
ムサビ生が3つクラウドファンディングをやっていて、一つ目が、
藁を使って美大生が巨大オブジェを作る! - クラウドファンディングCAMPFIRE

学生団体わらアートプロジェクト「WARABI」が、秋に開催される大学の芸術祭(学園祭)で巨大な藁のオブジェを展示するための資金。

●会期:2024年8月31日(土)~10月31日
※9月29日までの土・日・祝は、「西蒲市場」と「わらアートライトアップ」が開催
・西蒲市場:18時~19時30分
・わらアートライトアップ:18時~20時30分
●会場:上堰潟公園


いよいよ今週からわらアートまつりが始まります。
学生さんたちも暑い中作業を頑張っていますよ。ちょっと台風が心配・・。
 

やはり芸術祭で「巨大なオブジェを作りたい!」という思いから集まったムサビ生54名によるアートプロジェクト。
 
 
そして3つ目が、
【奄美に美術教育を届けます!】武蔵野美術大学の学生による挑戦 - CAMPFIRE

日本全国で活動してる旅するムサビプロジェクト、略して旅ムサ。
奄美大島では黒板ジャックや壁画制作などを9年間で20回ほど実施した実績があり、奄美大島の全ての子供たちに、絵を見る楽しさ、表現する喜びを伝えるための活動へのクラウドファンド。
ぜひご支援お願いいたします。
 
 
旅ムサといえば、
教室で初めてしゃべれた私、涙浮かべた先生 朝の10分で美術鑑賞:朝日新聞デジタル

朝鑑賞を考案したのは、旅ムサを始めた教職課程の三澤一実先生。
 
 
三澤先生といえば、
「全日本美術教育会議」設立準備大会

●日時:10月6日(日)16:30-18:00
●会場:明治学院大学白金キャンパス本館4回1456教室
参加申し込み:こちらから


次期学習指導要領改訂に向けた議論が進んでおり、美術教育関係者が意見をまとめて提言しよう、という動き。
各美術教育団体・研究会も参加されるそう。
 

建築学科の持田正憲先生へのインタビュー。
 
 
鈴木康広展 ただ今、発見しています。 | Bunkamura

●会期:2024/7/20(土)~9/1(日)※休館日なし
●時間:10:00-19:00 
*毎週土曜日は10:00-20:00
*最終入場は各閉場の30分前まで
●会場:二子玉川ライズ スタジオ & ホール

空間演出デザイン学科・鈴木康広先生の展覧会。
実は手羽も見てきました。お子さんも楽しめますよ。
 

日本経済新聞(夕刊)「プロムナード」
日本経済新聞(夕刊)「プロムナード」に教養文化・学芸員課程で美術館・図書館長でもある新見隆先生が7月5日から毎週金曜日に連載しています。
 
 

2024年7月5日に武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパスで行われた武蔵野美術大学×立命館大学 ”学術交流協定” 記念フォーラムのアーカイブ動画が公開されました。
登壇者はムサビ教員の他、立命館大学からは基礎デザイン学科卒の八重樫文先生も。 
 

というわけで、ここからは卒業生の活躍をまとめて。
東京・府中市で人気漫画「BEASTARS」レゴシのナンバープレート交付、限定300枚…24日から

アニメ化もされたマンガ「BEASTARS」の作者・板垣巴留さんはムサビ映像学科卒。
府中市市政70周年を記念して「BEASTARS」の主人公をあしらった原付きバイクのオリジナルナンバープレートが交付されました。ちなみに市政60周年の時は巴留さんの父・恵介さんの人気格闘漫画「刃牙」シリーズの主人公をデザインしたナンバープレートだったそうで、ちょっと熱い展開。
 
 
レガスアートクラブ~美術大学で新感覚アート体験~

テーマを「つくるをたのしむ」とし、在学生・卒業生計7名が講師となって、それぞれの専門に特化した全7回のワークショップを公益財団法人新宿未来創造財団と協力して市ヶ谷キャンパスで実施。
*既に参加申込は終了しています。
 

●日時:2024年9月11日(水)19:00-20:30(開場18:45)
●会場:代官山 蔦屋書店3号館2階 SHARE LOUNGE/Zoom配信
●参加料金:イベント(来店参加)のみ 2,000円|書籍購入+イベント参加 4,280円|イベント(オンライン参加)のみ 2,000円|書籍購入+イベント参加 4,280円


デザイン教育家である芸術文化学科卒・稲葉裕美さんの著書『美大式 ビジネスパーソンのデザイン入門』の出版記念として、クリエイティブディレクターでデザイン情報学科卒・萩原幸也さんとのトークイベント。個人的にはこの展開も熱いものを感じます。
ちなみに稲葉さんは日経クロストレンドで9月から連載スタートするそう。
 
 
minnaのワークインライフ〜15th Anniv. Event〜

●会期:2024/9/9(月)-9/17(火)
●時間:11:00-20:00※最終日は18:00まで
●会場:渋谷ヒカリエ8階 8/CUBE1,2,3
●料金:入場無料


手羽もめっちゃお世話になってるムサビOBOGユニット「minna」さんの15周年展覧会。
会期中はトークイベントやワークショップなども開催されますよ。
 

「ムサビの大先輩である田名網さんの展覧会が国立新美で開催されてますよ!!」と書くつもりだったんですが、
アーティストの田名網敬一さん死去、88歳 極彩色のポップな画風:朝日新聞デジタル

訃報も一緒に掲載することになるとは想像だにしてませんでした・・・。
 
 
ここからはムサビ関連のイベントを一気に紹介していきます。
武蔵野美術大学-日立製作所 共催イベント 「 “タンジブル化”が問いを磨く ~不確実性の高い環境での研究開発や組織の在り方~ 」

●場所:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス7階 Ma
●日時:2024年8月30日(金)16:30~18:30(開場:16:00)
●参加料:無料/先着60名
 
朝山絵美さんをお迎えして、「美とタンジブルによるイノベーション ~無形のアイデアを形にする力~」 という講演、そして株式会社日立製作所 研究開発グループ デジタルサービス研究統括本部 統括本部長の花岡誠之さん、クリエイティブイノベーション学科・丸山幸伸先生との対談が開催されます。(すいません、8/28現在満席になっちゃいました・・)
そうそう。朝山さんといえば、

武蔵野美術大学によるアート&デザイン教育から「創造的思考力」を獲得し、ビジネスへの実践方法を学ぶ履修証明プログラム「価値創造人材育成プログラム-Value Creation Program(VCP)」の3期生募集がスタートしました。

今年は、
【社会人向け】価値創造人材育成プログラム-Value Creation Program-1日体験オープンキャンパス(アート体験&説明交流会)

9月7日にVCP1日体験オープンキャンパスもやるので、参加検討中の方はぜひ。
あ、「オープンキャンパス」と名前がついてますが、VCP参加検討者を対象としてるので、高校生など学部・大学院受験生向けではないのでご注意を。
 
 
自律協生スタジオ特別講義「共感・交流・対話 〜ゴリラとアートの世界から見えてくるもの〜」

【日時】2024年8月29日(木)15:00ー17:00(終了後、懇親会を検討)
【会場】武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス5階 講義室503
【講演者】山極 壽一(総合地球環境学研究所 所長 / 2025年国際博覧会(大阪・関西万博)シニアアドバイザー)、樺山 祐和(武蔵野美術大学学長)
【参加】事前申込制
【料金】講演会+懇親会(一般)¥2,000、講演会+懇親会(学生)

自律協生スタジオ(Convivial Design Studio:通称「コンヴィヴィ」)による特別講義で、京大前総長で総合地球科学研究所長の山極壽一先生と樺山学長のトーク。
 
 
デザインとナラティヴの可能性を探索する 〜個人的な物語は、社会を変える力になる〜

■⽇時:2024年9⽉11⽇(水)18:30-20:30(18:00 開場)
■会場:武蔵野美術⼤学市ヶ⾕キャンパス 5階
■主催:武蔵野美術⼤学ソーシャルクリエイティブ研究所
■協⼒:雑誌polaris/STUDIO BOUKEI/Fora Design
■参加費:2000円、学生は無料(いずれもPeatix事前申込が必要)


社会における個人の断片的な物語(ナラティヴ)の採集と解釈を通じ、それらを社会におけるインパクトへと昇華させるデザインのあり方を探索。
 

●展示台制作編
・2024年9月14日(土)10:00-16:00
・会場:武蔵野美術大学美術館 展示室6
・対象・定員:本学在学生15名
●壁建て及び作品壁掛け編
・日程:2024年9月28日(土)10:00-16:00
・会場:武蔵野美術大学美術館 展示室6
・対象・定員:本学在学生15名


オープンキャンパスでもお世話になった美術系施工集団square4の小滝タケルさんが展示台や壁の設営の仕方をレクチャーしてくれます。展示台や壁の作り方って基本的に授業で教わることがなく、一瞬にして満席になりました。
 

在学生・教職員・卒業生を対象に募集してて、締切は 泣いても笑っても9月14日(土)!
「ちょっとデザインしてる時間がない」という方は、コンセプトワードだけでもいかがでしょ。

 

以上、今日から遅れ夏休みを取っている手羽がお送りいたしました。
といっても、お風呂工事3日で終わると言われてたのに、まだ完全に終わってなくてその立ち合いでずっと家にいなくちゃなんですが・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。