手羽が気になった全国の美術系大学関連情報をプライスレスでピックアップして紹介する美大ネタまとめ。
2週間に1度頻度ぐらいでまとめてて、前回6月6日以降の情報です。
最初は美大ではありませんが、
■2024年4月、「建築学部(仮称)」設置構想中 4分野を横断した実学教育を展開 | 大同大学
東海地区で初めての建築学部。建築学部新設が今トレンドなんですよね。
■2023年4月京都芸術大学 大学院を改編します|通信制大学院のお知らせ|京都芸術大学
2023年度に「芸術専攻」(対面中心60名)、「芸術環境専攻」(オンライン授業併用180名)、「芸術専攻(通信教育)」(完全オンライン450名)の3専攻を設けます。
京都芸術大学といえば、
■PARTY伊藤直樹が実践する、成長に寄り添ったデザイン教育 | デザイン情報サイト[JDN]
本文に「情報デザイン学科は、実は数十年前に日本で最初に「情報デザイン」という名前を付けた学科」と書かれてますが、「京都造形芸術大学」が情報デザイン学科を開設したのは2000年で、多摩美術大学が1998年に情報デザイン学科を作ってるから、少なくとも「日本で最初」ではないんですよね。
JDNさん、確認した方がいいですよ。
ちなみに「デザイン情報学科」なら「ムサビが日本で最初」です。
タマビといえば、
■デザイン×テクノロジーで促す行動変容が、循環型社会推進の新たな一手に | プロジェクト・レポート | 事例 | 電通国際情報サービス(ISID)
昨年サーキュラーエコノミーをテーマにおこなったアイデアソンについて、多摩美術大学の濱田芳治教授とイノラボの藤木隆司さん・安崎郁生さんが企画の背景や実施後の気付きを語り合いました。
もひとつタマビといえば、手羽がこっそり気になってたやつ。
■上野毛キャンパスの食堂棟と教室棟の新設について | 多摩美術大学在学生向けサイト
耐震工事にともなって学食などが閉鎖されてたけど、中庭に食堂棟ができたそう。年内に教室棟も竣工とのこと。
建物ってことだと、
■公開特別講義《Public Terrace》
未来の芸術を担う学生のために収録した特別講義を「Public Terrace」と名付け、オンデマンド動画配信中。
1回目は、2023年度に予定している京都芸大と銅駝美術工芸高校の京都駅東部エリアへの移転整備工事において設計を担当している「京芸JV,リサーチ・機運醸成チーム」による講義。
『アンドロイド』と『音楽』が融合する新たなアートサイエンスを生み出していく施設として、大阪芸術大学アートサイエンス学科棟に「Android and Music Science Laboratory (AMSL)」を開設。
つぎも大阪芸大。
■大阪芸術大学の学生が満員電車での問題を解決。「カッコ悪い」リュックの前持ちをかっこ良くしたいという研究から生まれた新感覚スリングバッグ@PRTIMES_JP
学生サイドから企業に働きかけて製品化にこぎつけた、新しい形の産学連携。
東京の芸大の話。
■未来創造継承センター | 東京藝術大学
絵画や楽曲といった作品はもとより、楽器、記録、デジタルデータ、文書といった芸術資源や創造の過程、文脈などもアーカイヴ・保存・継承し、新たな表現への循環を促すクリエイティヴなアーカイヴを目指して令和4年4月に設置。
最初のセンター長は平諭一郎先生です。
東京藝大といえば、
■宮田亮平客員教授の特別公開講座を開催します|長岡造形大学
日時:7月22日(金) 13:00-14:20 (12:30受付開始)
会場:長岡リリックホール コンサートホール
定員:30名 受講料無料
東京藝術大学元学長、前文化庁長官で現在長岡造形大学の客員教授をされてる宮田亮平先生による特別公開講座。
先生と言えば、
■堤幸彦監督、愛知県立芸大特任教授に 作品制作を指導 | 毎日新聞
トリックは家族全員好きです。
ムサビネタを4つ。
■武蔵野美術大学油絵学科グラフィックアーツ専攻
2023年度に油絵学科版画専攻から名称変更して「油絵学科グラフィックアーツ専攻」に変わります。高校説明会や先日のオンラインオープンキャンパスでも反応が大きいです。
もうすぐ本サイトも立ち上がるので、お楽しみに。
■【限定販売】日本画家・岩田壮平と創業380余年の福光屋が夢の“競演”!
「岩田先生、お酒飲めないんだ(笑)」と思いながら読み進めると、「限定1セット販売¥3,300,000(税込)」で目が覚めた。
■映画『PLAN75』武蔵野美術大学 ティーチイン付き試写会@eigajoho
●日時:6月9日(木)
●会場:武蔵野美術大学
●登壇:早川千絵監督、浦田秀穂撮影監督
かなりタイムリーに早川監督に来ていただきました。学生さんはちゃんと情報入手して参加したかなあ。
7月来校型オープンキャンパスに合わせて、在学生保護者対象でこういう企画を行います。
■武蔵野美術大学|2022年度在学生保護者向け教育懇談会のお知らせ
●開催日時:2022年7月16日(土)
・午前の部11:00-12:10 入室開始は10:30より
・午後の部13:30-14:40 入室開始は13:00より
*午前・午後の部ともに同じプログラム
●事前申込制(先着順)
3年ぶりに開催することになりました。
既に申込スタートしてるので、ムサビがどんなところか知りたい在学生保護者の方は早めに申し込んでください(もうすぐ埋まりそう・・)
ここからはいろんな話題をまとめて。
■「アーティストとアートを体験するセミナー2022 春」を開催 | 東工大ニュース | 東京工業大学
東工大さんもこういう企画をやってるんです。
■黒板アートの全国大会「日学・黒板アート甲子園Ⓡ2022」大会サイトが公開
今年も開催されまっせ。
■世界最大規模のアートの祭典「越後妻有 大地の芸術祭」が開催中
早く行きたい。
■【価格改定のお知らせ】絵具・画用液の価格改定| ホルベイン オフィシャルウェブサイト
いろんなところに影響が出てきてますね。
最近は時間がたつのがほんと早くて、もっと昔の出来事のように思ってたけど、実はこれも2週間以内の話題なんですよね。
■修学旅行生に作品破壊されたアーティストがコメント 「芸術を愛する人々に悪い爪痕を遺さないよう、最善を尽くしたい」@itm_nlab
完璧な大人な対応。
ちなみに明和電機さんが
もし、展示してある明和電機の製品を故意にぶっ壊した中学生がいたら、修理&完全修復するまで、つきっきりで鬼監督するから心するように。— 明和電機 (@MaywaDenki) June 6, 2022
とコメントして、「普段も壊れてるのに?」と明和電機ファンから書き込まれてた。
以上、6月19日(日)父の日が何事もなく終わってしまった手羽がお送りいたしました。
とうとう手羽は父とか母とかそういう小さいものを超越した存在に昇華しちゃったんだな、と(負け惜しみ)
思うんですけど、こんなに盛り上がらない記念日って他にあります?
後発組のハロウィンとか恵方巻とかに全然負けてるし、勝とうとも思ってないでしょ?
こっちは「何かくれるのかな?」とソワソワしてるっていうのに、「父の日」とつけた責任者出てこい!!ですよ。
提案なんですが、この多様性の時代に父とか母とか括ること自体がナンセンスなわけで、いっそ「親の日」「育ての日」で一本化しちゃったらどうでしょう(負け惜しみ)
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。