4美大アラムナイ第1回勉強会「美大の現状と強みを共有しよう。」をやってきた

2021年12月7日(火)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ドタバタしてて、この話をレポートするの忘れてました。


女子美術大学、多摩美術大学、東京造形大学、武蔵野美術大学にはそれぞれ同窓会(校友会)組織があり、
女子美術大学同窓会
多摩美術大学校友会
東京造形大学校友会
武蔵野美術大学校友会
連携して「4美大アラムナイ」という活動も行っています。

4美大アラムナイの活動の典型例は「10月2日は美術を楽しむ日」の制定かな。
芸術の秋、美10(ジュ)2(ツ)と語呂の合う10月2日を「美術を楽しむ日」として2017年に記念日申請し、一般社団法人 記念日協会より登録認定されたんです。

その4美大アラムナイの役員が集まって勉強会をやろう、という話が起き、

11月26日にアラムナイ最初の勉強会を開催することになり、その1発目のゲスト講師をありがたいことに手羽がつとめさせていただくことになったのです。

今日はそのレポートをお送りします。

「美大に関する話だったらなんでも」という依頼だったので、手羽がつけたタイトルは「美大の現状と強みを共有しよう。」

卒業生は大学運営にとって一番強力な味方である一方、改革の一番のハードルになりえます。
大学が何故そういう動きをするのかはいろんな現状や理由があるわけで、そこを理解してもらった上で助言やサポートをいただきたいな、と。
学生さんや高校生向けではないので、かなりぶっちゃけたデータも出しました。


ただ、手羽が話すだけじゃつまらないので、

予告なしで美大検定、略してビダケンもぶちかましてやりましたよ(笑)

でも校友であれば当然知ってるような簡単な問題で、例えば、

こういうレベルの問題です。

美大、特に東京4美大に関する問題を中心に作りました。

卒業生なんだから知らないはずがないやつ(笑)

手羽のビダケンは「答え合わせをまとめてやる」というより、話の中に答えが入ってるので聞き流せない構成になっております。

調べればすぐにわかるので今日のブログでは答えは書きません。気になったら各自調べてください。
あ、これだけは調べても出てこないはずなので、

問3の答えは「C」の2019年です。
皆さんの笑顔が素敵。


ここまでがウォーミングアップで、いよいよ本題。

まずは美大の歴史、専門用語や動向の把握。
ここの知識をそろえておかないと先の話ができない。

例えば、「東京4美大以外だとやはり気になるのは京都芸術大学さんの動きだ」とかね。

手羽のスライドは、噂話などによる根拠のない情報ではなく、各大学が発信してる情報だけで構成してるのが特徴で、

各大学がWEBで公開してる事業計画、事業報告、中長期計画では、上記に出てるぐらいのことはすんなり書かれてたりします。
後でゆっくり各大学の事業計画をチェックしてみてください。

そして、なぜ各大学はそういう動きをするのか、そこには理由があるはずで、受験生の動向や美術教育業界の現状などを共有。
「私立大学の46%が入学定員割れ」「18歳人口減少」と言われるけど、メディアで語られるのは「平均値」であり、地域差や大学差がかなりあります。「正しく問題を共有しよう」がテーマ。

また、卒業生や校友会からよく「後輩たちのために、お金は出ないけど、ためになる仕事をもってきてやった。学生に紹介してやってくれ」と大学に話がよく来るけど、自分が学生時代に先輩が先輩ヅラして「金はでないけどためになるからやれ」とほぼ断れない感じで言われた時、どう思いました?という話も。これは「抱える課題」だったりします。
もちろん先輩に悪気はないのはわかってるのだけど、本当に後輩想いの先輩だったら、お金もちゃんと出て、ためになる仕事をできるだけ持ってきてほしいんですよね。せめて、せめて交通費などの持ち出し無しでおなかいっぱいになる仕事。

そして問題を共有した上で、美大が社会に発信できるメッセージはなんなのか。
大きな部分では学生さん向けにやった「インターンシップ演習」等と伝えたい部分は違わないのですが、4年間学び社会を経験してる校友だからこそ理解できるはずの部分もあるので、そこを新しく作りました。

ムサビが2019年に新学科や市ヶ谷キャンパスを作ったりして、攻めの動きを見せてるけど、

タマビさんだってTCLを始めています。
でも攻めの動きとしてはこの2大学は遅い方かもしれません。

女子美さんは2010年にヒーリング表現領域を作っています。今は「医療とデザイン」ってかなりホットな関係になってますよね。

東京造形さんにいたっては、

誰も「サステナブル」なんて言葉を知らなかった2003年に「サステナブルプロジェクト専攻領域」を作った大学ですよ、と。
てな話をぴったり1時間。
質疑応答は盛り上がりました。



で、ここからが今日の記事の本題なんですが(えっ)

翌日、手羽宛に

校友会事務局から大きな段ボールが届いたんです。
中を開けてみたら、

各大学や校友会のグッズがびっしりと入ってた。

ちょっと待ってください。
これじゃまるでモノだけで満足する男みたいじゃないですか。

・・・いや、その通りなんですけどね。
美大グッズもらってこんなに喜ぶ男は他にいないと思います(笑)


  • こちらはタマビさん。除菌グッズは知ってたけどクロッキー帳もあったんですね


  • 東京造形大さん。オーキャングッズかな?他にはエコバックやカドケシも


  • 女子美さん。ちょうどこのDVDが欲しかったの!


  • ムサビは校友会特製マスクとシール。

4美大アラムナイの皆さん、貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
そして素敵なプレゼントもありがとうございますっ!!


以上、他では使えないスライドでもったいないから、今度はムサビ校友会執行部の皆さん向けに同じ話やらせてください、の手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し