ライゾマ齋藤精一氏 ✕ NOSIGNER太刀川英輔氏が登壇!クリエイティブの力で東京や都市インフラの未来について考える

2019年10月17日、東京都下水道局が主催する「東京地下ラボ」プロジェクトが、その活動の一環として講演会を開催する。ゲストにライゾマティクスアーキテクチャーの齋藤精一氏とNOSIGNER代表の太刀川英輔氏を迎え、「特別公開講義 東京地下ラボPRESENTS『クリエイティブの力で都市インフラの未来を考える』~見えないものから見えるものまで~」と題して「未来の東京」を語り合う。クリエイティブの力はどんな「未来の東京」を描き出すのか、ぜひ一緒に考える機会にしてみてはどうだろう。応募期限は10月10日まで。

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日常生活の中で、下水道の存在を意識した経験がある人は、果たしてどのくらいいるだろうか。実際、下水道に関する都民意識調査によると、20代の下水道事業への関心度は低く、10%程度となっている。「東京地下ラボ」プロジェクトは、こうした状況を受け、下水道への関心が低い若い世代へ向けて、東京下水道の先進性や社会貢献性を魅力的に伝えようと発足した。デザイン、工学、科学など多様なバックグラウンドを持つ学生が集まり、ワークショップやフィールドワークを通じて下水道について学び、新たな切り口から東京下水道を発信している。
 


  • 2019年8月、東京地下ラボ主催のフィールドワークを実施。

  • 下水道の働きを様々な方法で学んだ。

 
今回、このプログラムの一環として講演会が開催される。ゲストには、カンヌ国際広告賞をはじめ、多数の広告賞を受賞しているライゾマティクスアーキテクチャーの齋藤精一氏と、グッドデザイン賞など、国内外のデザイン賞を数多く受賞しているNOSIGNER代表の太刀川英輔氏が登壇。東京の未来像や下水道をはじめとする都市インフラの未来の役割などについて、それぞれの専門領域の視点から意見を交わす。

クリエイティブ業界の第一線で活躍する2人が見据える「未来の東京」について聴くことができる一夜限りの貴重な講演会。是非参加して、話を聴くだけではなく、クリエイティブの力を用いることで、一体どんなことができるのかを、自分自身でも改めて考えてみてはどうだろうか。



[開催概要]
開催日時:2019年10月17日(木) 19:00~20:40(開場18:30)
場所:首都大学東京 南大沢キャンパス 講堂小ホール
定員:200名(参加無料)
対象:都内在住・在勤・在学の方
応募方法:①WEB申込み:応募フォーム
      ②電話申込み:東京地下ラボ事務局(03-3263-5628)
応募期限:10月10日(木)まで


[プログラム]
① 東京地下ラボ、下水道局の取組について
② ゲストトーク(ライゾマティクスアーキテクチャー 齋藤 精一氏)
③ ゲストトーク(NOSIGER代表 太刀川英輔氏)
④ 公開ブレインストーミング


[登壇者プロフィール]
 

ライゾマティクスアーキテクチャー
齋藤 精一氏

Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks Architecture
1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年より国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015-2017審査員。2018年グッドデザイン賞審査委員副委員長。2020年ドバイ万博日本館クリエイティブアドバイザー。

 

NOSIGNER
太刀川 英輔氏

デザインストラテジスト。NOSIGNER代表。慶應義塾大学大学院SDM特別招聘准教授。1.ソーシャルデザインで美しい未来をつくる。(デザインの社会実装) 2.発想の仕組みを解明し、社会の進化を生む変革者を増やす。(デザインの知の構造化)この2つの目標を実現するため、NOSIGNERとしてソーシャルデザインの社会実装をしながら、イノベーター創出の教育者として、知と発想を生物の進化から学ぶ「進化思考」を提唱。大学や企業にてイノベーターを増やすために教鞭を執る。建築・グラフィック・プロダクト・アートの分野に精通し、それぞれの分野で世界的に評価される総合的なデザイナー。グッドデザイン賞金賞、アジアデザイン賞大賞(香港)など国内外のデザイン賞にて100以上の国際賞を受賞。またグッドデザイン賞・DIA Award(中国设计智造大奖)など、多くの国際賞の審査委員を歴任する。SDGsに代表される多くの社会課題、次世代エネルギー・地域活性・伝統産業・科学コミュニケーションなどの分野において企業や行政との共創から多くのプロジェクトを実現し、デザインで社会を進化させる活動を続けている。

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