無事にムサビオープンキャンパス2015終了しました。
2日目の朝は雨が降っててちょっと心配だったけど、なんとか2日間とも開催時間中は晴れてくれましたね。
▽13日(土)のレポートはこちら
■ムサビオープンキャンパス2015潜入レポート1
https://partner-web.jp/article/?id=173
今日も写真が多いのでガンガンレポートしていきますよ!
各学科が独自のパンフレットを作っています。
この学科パンフですが、タマビの第1回オープンキャンパスの時にグラフィックデザイン学科の先生が「自腹」で作ったのが学科別パンフの始まりと言われてます。
翌年タマビプロダクトデザインが作り、その次にムサビが作り始めました(笑)
学科によってサイズも形も違うので人によっては「サイズを統一しろ!」とおっしゃる方もいらっしゃるんですが、それだとリクルートが作るパンフみたいになるだけで、各学科の独自性が出て私はこのバラバラな形が美大らしくて大好きです。
教職課程研究室もパンフレットを作ってます。
このパンフで知ったんだけど、今年ムサビの東京都教育委員会採用数は期限付任用含めて45人だったそうです。びっくり。
ちなみに右側が各学科が作ってる「オープンキャンパス専用パンフレット」です。
おっと。それよりも早くあそこに行かなきゃ。
もちろんエミュウでのシュークリーム詰め放題!
ムサビ生はシュークリームとドーナツとから揚げが大好きなのだ。
もうね。店員さんがドン引きするぐらい詰め込んでやりましたよ。
←そしてその結果がこちらでございます。
撮影する時に袋から落ちちゃったんでこれくらいですが、実際は袋から飛び出るくらい、クリームが飛び出るくらい詰め込んでやりましたよ。多分30個ぐらいかな?
やる時はやるんです!(何を?)
あとでちょこちょこエミュウの前を通ったら、やってたのはほとんどスタッフTシャツ着たムサビ生(笑)。大学公式として情報を全く出してないから恐らく手羽経由で仕入れた学生さんでしょうね。
「それって意味があるのか?」ってことは置いといて。
もちろんそれだけじゃなくて、美術館・図書館行ったり、映像学科をチェックしたりしてますよ。ちゃんと。
団体さんも到着したから、そろそろ本格的に学内回るかな。
視覚伝達デザイン学科空間構成IIIの授業公開。
「自分の思い出」をパフォーマンスする、というもの。
これを見た人は「視デ」のイメージが変わったと思います。
空デのファッションショーは相変わらず行列ができてる。
手羽も30分並んでようやく見ることができました。
ここから写真が続きます。
空デ・鈴木先生がちょこちょこ見切れてるのはいいとして、いやー、良かったです。
ファッションと舞台美術、店舗設計などを融合した空間演出デザイン学科ってムサビになくちゃいけない学科だなあと再認識させてもらいました。
地道な作業とハレの舞台との差が一番大きいのは空間演出デザインの領域かもしれません。
大変だと思うけど、来年は回数増やしてもっとアピールした方が絶対にいいと思う。
そうこうしてたら、もうすぐあの時間だ。
学長トークです。
二日目も無駄にパワフルというか長澤劇場というか。
話を微妙に1日目と変えてのたはさすがですね。
始まる直前に広報スタッフから「手羽さん、暇なんでしょ?こっちはみんな忙しいんで学長トークのビデオ撮ってもらえます?」とカメラを渡され手羽が撮影することに。
30分ばっちり撮影したけど、今回も使えるのは1分ぐらいだと思いますので、後日「編集の妙」をご堪能ください。
建築学科は3階でもワークショップやってましたね。
手羽の感覚値ですが、建築学科、工芸工業デザイン学科、空間演出デザイン学科、いわゆる立体デザイン系学科のフロアは例年より賑わってたというか人が多かった気がします。
そしてその空デの袋にシルクプリントするワークショップへ。
左が空デで作った袋。右が版画専攻で刷らせてもらった袋。
版画といえば、tupera tuperaをご存じでしょうか?
タマビ出身の中川敦子さんとムサビ版画卒・亀山達矢によるアートユニットで、NHKEテレ「ノージのひらめき工房」のアートディレクションを担当されてるし、絵本「しろくまのパンツ」で第18回絵本賞読者賞とマルセイユ子どもの本大賞2014、「パンダ銭湯」で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリなどを受賞されてます。
9月から2号館gFALでも展示やりますよ
今、版画OBの注目株なので覚えててくださいね。某京都の美大で先生やってるという噂もありますが・・。
版画専攻のある2号館5階から撮影。
「なんか大学の写真みたいだな」と思いながら。
そして7号館1階の視デの教室へ。
視デツアーを横目に見ながら今年度オーキャン最後のワークショップへ突入。
齋藤ゼミによる「マインドマップを花束にしよう」というワークショップです。
今年のオーキャンで一番感動したのがこのワークショップですね。
アウトプットまでがちゃんと形になってて「これが視デなんだな」と思えたし、これを学生さんが全部考えたってことにびっくり。
もちろん齋藤先生の指導が入ってると思いますが、さすが視デとしかいいようがない。
真似されないようにここではあんまり詳しくは書きません(笑)
フラっとデザイン情報学科に行くと、長澤学長がデ情教員ブースでしゃべってた(笑)
横にいるのがデザイン・ラウンジディレクターでもある井口先生で、土曜に開催された大阪相談会から帰ってきたばかり。
その井口先生から呼び止められました。
「手羽ちゃん手羽ちゃん、ちょっと聞いてよ!昨日の相談会にデ情の学科別パンフだけ入ってなかったんだよ!ひどくない!?」
「そ、それを手羽に言われても・・入学センターにデ情が嫌いなスタッフがいるんじゃないですか?」
「なんとなくわかってたけどさ・・・。それはいいのよ。でね。『ごめんね。今日明日とオープンキャンパスやってるから良かったら来てね』と冗談半分で説明したら、『日曜もやってるんですか?!』と目がキラーンと光って、『あ、いや、やってるけど8月もやってるからその時にでも・・』と話したんだけど・・・・今ここにいるのがその親子さんなの」
大阪から昨日決断して親子3人で上京されたそうです。ほんとうにありがとうございます!
こちらは高山譲先生。
「デ情でジョー」というダジャレを思いついたので、デ情生の誰か使ってください。
こういう作業風景がふんだんに見れるのがオープンキャンパスの醍醐味であり、そしてプレゼンパネルをきれいに展示するよりも
展示用に置いてない、見せるつもりじゃ全然ない雑然としたものの方がむしろ「美大らしさ」が出てるかもしれませんね。
「面白い方法だなー」と思ったのが、建築学科がやってた手法。
←ドアのガラス面に大きな写真を張って「いつもの風景です」と見せてたんです。
いつもの汚さを見せつつ(笑)、演出も兼ねてる。
てなことやってたら終了時刻の16時30分を過ぎ、あちこちで撤収が始まりました。
なんせ翌日は通常授業ですからね。今日中に元に戻さないといけないんです。
空デも助手さんがマイクを持って、撤収の手順を説明してました。
あ、片山先生がカメラ目線。
学生スタッフの皆さん、教職員の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
手羽は今までで一番来場者の方から「もしかして・・手羽さんですか?」と声をかけられ、学生さんから「手羽さんですよね?宣伝してくださいよ」と言われたオープンキャンパスでした。
あ、パートナーWEBを読んでくださってる方もたくさんいて嬉しかったです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
以上、「手羽さんは仕事もせずファッションショーとかワークショップに参加して・・・」と(若くはない)若手スタッフに言われたけど、この2日間はタイムカード押してない、「ムサビが好きなオッチャンがレポート」状態なんだもん、な手羽がお送りいたしました。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。