【10周年でラスボス降臨】わらアートまつりは9月2日(土)から!!

2017年8月27日(日)

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今日現在も旅ムサビステイを北海道の中札内村訓子府村の2つ、鳥取県大山で1つやってたり、ルネこだいらで齋藤先生とアトリエちびくろがルネ小平で夏休みフェスタ「子どもの広場」をやってたりしますが、夏休みラストのムサビビッグイベントといえば間違いなくこれでしょう。


第10回 わらアートまつり

●会期:平成29年9月2日(土)~9月3日(日)午前10時から午後4時まで(3日は午後3時まで)
●作品の展示:平成29年10月31日(火)まで(予定)
●会場:上堰潟公園(うわせきがたこうえん)
●住所:新潟市西蒲区松野尾1番地

https://www.facebook.com/waraartmatsuri
https://twitter.com/waraartmatsuri


2001年の建築学科・長尾ゼミ「岩室探検隊」から新潟県西蒲区岩室との関係が始まり、岩室温泉がムサビに「まちづくり」への提言を求めたことから「アートサイト岩室温泉2003」がスタートしました。かれこれ15年以上のお付き合いなんです。
で、さらに「もっと地域を盛り上げてほしい」と基礎デザイン学科・宮島先生に相談され、
「地域の特産品とかなんかありますか?」
「なんもね。ワラぐらいしかね」
「じゃワラで作品つくりましょ」
「え」

てなことで稲わらを使った巨大わらアートを作ることになり、これがわらアートの始まりです。

平成18年に岩室温泉観光協会と協働で1体から始まったわらアートは、平成20年度から西蒲区内5箇所に作品を展示する新潟市主催「わらアートまつり」になり、平成21年度から上堰潟公園で大々的に行われるようになって、今や会期中に5万人以上の来場者がくるようなイベントに成長しました。
大学との産官学連携でこれほど大きな地域イベントに育った例は他にないかもしれません(あったら教えてください)

学内的にも、昔はなかなか制作メンバーが集まらず、宮島先生が「新潟のおいしいお米が食べれて、温泉が入り放題だから美人になれるよ」と無理やり誘っていたけど(笑)、今は学科を超えて40名を超える学生さんが集まるようになり、平成28年から単位化もされるようになりました。
以前も書いたけど、サークルや学科行事以外で学科・学年を超えた40名以上が同時に動けるのはムサビだからできることで、他美大で真似しようと思ってもかなり厳しいと思います。
上述したように別動で旅ムサ3つと夏休みフェスタもやってるわけで。


といっても、ムサビ生だけで全部作れるわけがありません。

巨大わらアート5、6作品作るには必要な藁が田んぼ40アール分も必要で、しかも幅50㎝長さ5mほどの「とば」がマストになります。
その「とば」を岩室地区の平均年齢70歳の農家のおば・・お姉さんたち、通称「かっぽうぎ隊」が8月末頃まで約180個作ってくれてるんです。
(今年は10周年ということもあり例年の倍使うそう)

また、骨組みは学生の描いたスケッチや模型

をもとに地域の看板職人さんが骨組みを作るんですね。
こういうのって造形専門業者しかできない技術だと思ってたけど、看板屋さんも実は普段から木材を使って枠を制作してるわけで、「うちらが知らないだけで地域にはこういうことができる人(仕事)がいるんだな・・」と感心させらたのを覚えてます。

まさに職人芸。むしろ立体勉強してる人の方がこの凄さがわかるかも。

ファインアート系の企画だと「骨組みから全部自分たちで作るんだ!」みたいな発想になりがちだし、「なんだ。骨組みも全部ムサビ生が作ってるんだと思ってた」と言われるかもしれません。
大きな造形物がアウトプットとして目立つのでどうしてもアート要素にだけ目がいってしまうけど、わらアートは先ほど書いたように「地域の問題解決」「ソーシャルデザイン」「ブランディングデザイン」から始まったもので、あえて全部自分たちで作ったり東京から作品を持ってきたりはせず、地元の人にお金が落ちる仕組みになってるんです。
そこに注目していただけた方が嬉しかったりします。どうですか?グッドデザインでしょ?

あ。完成するまでの過程がわかる動画があるのでこちらも参考に。


学生たちも25日に新潟へ旅立っていきました。
1週間毎日の体力勝負の制作なんで、暑さに気を付けながら頑張ってね!
手羽は今まで行ったことがなかったけど、10周年なので学長と一緒にオープニングへ参加することになりました。初わらアートで今からワクワクしています。

あ、そうそう。
オープニングといえば、そのオープニングにニコニコ町会議が入ることになりまして。

ニコニコ町会議 全国ツアー2017in新潟県新潟市わらアートまつり
しかもしかも!
新潟出身のラスボスこと、小林幸子さんが降臨するんです!!
ぜひ今年の紅白は巨大わらアートをまとって出場してほしいなあ。サチココバヤシとの融合性はばっちり。


以上、今年の24時間テレビのテーマは「告白」ですが、手羽の告白は「結構最近までかめはめ波の練習をやってた」な手羽がお送りいたしました。おならぐらいのサイズならもうすぐ出せそうな気がしてたんです。
でもさすがにいい大人なので最近はやめました。水見式をやってるくらいです。もうちょっとで水が甘くなる気がしてるんです。変化系です。もうちょっと。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中