「手羽の記事はムサビびいきだなあ」と感じてる方も多いんじゃないでしょうか。
一応これでもPARTNERでは美大全体の話題を優先してるつもりでして( さすがにオーキャン時はムサビ話が続いちゃいましたが)、「ほんとはこれだけ書くのを我慢してるんです」というのを証明するために、前回6月2日以降のムサビ関連ネタをまとめます。
今回も盛りだくさんです。。
まずはなんといっても正式リリースされたこれでしょう。
■森本千絵×中島信也〈森の中〉展 〜広告づくりの頭の中はアートの森〜
●会期:2017年7月13日(木)-9月18日(月祝)
●時間:9:00-17:00(入園16:30まで)
●休園:月曜日
●会場:霧島アートの森
●主催:鹿児島県文化振興財団/南日本新聞社/MBC南日本放送
●協力:湧水町/霧島山麓湧水町観光協会/第一交通産業株式会社/武蔵野美術大学
共にムサビ視デOBOGで、客員教授でもある中島信也さんと森本千絵さんによる夢の展覧会が鹿児島で開催されます。
はい。ムサビも協力しています。
広告づくりの面白さを見せる仕掛けがふんだんに盛り込まれてるそうですよ。
7月13日にオープニングセレモニーがあるそうだけど・・・行きたいなあ・・誰か「行っていいですよ」って言ってくれないかな・・(ぼそっ)
ちなみにCMはこちら。
タコは中島さん、クラゲは森本さんだそうです。
この流れで、卒業生の活躍を。
■リアルすぎるボディーペイント!「チョーヒカル」さんが語る制作秘話
最近は毎週のようにチョーさんをテレビで見かけますね。
■「生きる」はもっとゆっくりでいい。高橋奈保子さんが学びの場づくりを通して見えた、“自分の土台”のつくりかた
高橋さんも視デ卒。
■東京新聞:平櫛田中のイラスト実演 小平で晩年過ごした 近代彫刻の巨匠:東京(TOKYO Web)
ムサビを卒業して(空デだったかな?)、小平市役所に勤務されてる方がいらっしゃるんですよ。
■デザイナーの須田亘氏がメディアインキュベートのデザインアドバイザーとして就任。コンセプトデザインからプロダクトデザインまでを支援。今後はデザイン教育事業も実施。 - 株式会社メディアインキュベートのプレスリリース
須田くんを紹介するのは初めてですね。
工デ大学院を2015年に修了して・・・ってもうこんな感じになっちゃってるわけ?!
すごっ・・・。
■現代美術家の田名網敬一の新作個展 移転する渋谷NANZUKAで3年ぶりに開催
ムサビの大先輩。ほんと精力的に活動されてるなあ。
■二兎を追うもの三兎を得る? - minna(デザインチーム) | デザイン情報サイト[JDN]
この記事でも紹介した、ムサビOBOGユニット「minna」のコラム3話目。
minnaといえば、オーキャンでminnaさんに会ったんだけど、展示会を担当した鈴木マサルさんが手羽のことを知ってたそう。鈴木さんは東京造形テキスタイルの先生をされてますが、一度もお会いしたことも話したこともない方なんですよ。でも手羽ブログを昔から読まれているのか、手羽の学生時代の話をされてたとか。どうもありがとうございます(笑)
■漆:発祥の地で再生 奈良・曽爾村で栽培挑戦 - 毎日新聞
地域おこし協力隊員として村に移住した並木美佳さん。
確かにアート活動と地域おこし協力隊は相性がいいかもしれない。
■Chim↑Pom×大森靖子 異ジャンル対談で話す、表現ってなんだ?
今までありそうでなかったムサビOG対談。
■ヒロのちつじょ
2013年にムサビ基礎デを卒業された佐藤美紗代さんの処女作です。
ダウン症の兄・ヒロの1日の様子を描いたエッセイで、電子書籍のかたちで卒業制作としてつくったものを、本として再構成されました。個性的でも、凡庸でもない、ヒロの世界をかたちづくる「秩序」を活写するフルカラー・イラストエッセイ。
巻末にはダウン症の娘をもつ環境哲学者・最首悟が解説を特別寄稿しています。
■この世界を違う角度から見れば、すべてがゲームになる──高橋慶太|WIRED.jp
高橋さんは彫刻学科を卒業してゲームデザイナーに。
「美大の学びの本質とはなんなのか?」がわかっていればこの流れはわかるんだけど、一般的には考えられないルートでしょうね。
「美大なのになんで?!」ってことだと、こういうパターンもあります。
■【ソロモンの頭巾】「宇宙気候学」雷の発生と太陽の自転の意外な関係 長辻象平 - 産経ニュース
世の中の9割の人が「美大の先生が宇宙気候学?!」と感じるはず。
くどいようですが、美術大学といっても大学なので(笑)、教養科目がちゃんとあるんです。特にムサビは「教養を有する美術家養成」が教育陸理念でもあるので、実技と同じぐらい教養科目には力を入れています。
というわけで、他の「え?なんで?」と思われそうな教員の活動だと、
■季刊「音楽鑑賞教育」
のVol.29から、音楽の白石美雪先生が「現代音楽の新常識 音楽の常識を超えて―新たな地平を切り開いた芸術思潮」という新連鎖をスタートします。これも「ムサビなのに音楽?!」と思われるパターンじゃないかと。ま、音楽と美術はそんなにかけ離れてないか。
■sigsaji|Microsoft Excelのアドイン機能を用いた12チャンネル・キーボードイベントレコーダー
心理学の荒川先生がイベントレコーダーというシステムを作ってたりします。「美大で心理学!?」だろうし、「心理学でソフト開発?!」だろうし。といいつつ、手羽も何に使うものかさっぱりわからないのだけど(ぼそっ)
■地球永住計画公開連続講座「1960年代アメリカ美術 市場独占主義と反逆者:草間彌生とグローバル化する美術市場」
●日程:2017年6月20日(火) 18:00-19:00 *17:50開場
●会場:武蔵野美術大学 1号館 103教室
●講師:山村みどり
講演タイトルや講師の山村さんはムサビ日本画OGなので美大らしいといえば美大らしい内容ですが、この地球永住計画をやってるのが、グレートジャーニーの関野先生だったりするわけです。
これもある意味「なぜ?」と思うのものかも。
■武蔵野美術大学説明会+袴田京太朗教授活動レクチャー「彫刻は社会のためになるか」
●日時:6月17日(土)13:30〜開場 14:00~16:00大学説明会+教授レクチャー
●会場:マツモトアートセンター
美術予備校さんでの大学説明会の一環ですが、油絵学科・袴田先生の講演タイトルが「彫刻は社会のためになるか」なのです。普通は「油絵なのに彫刻?」と思いますよね。
えーと、聞けばわかります(笑)
美大にアンテナ張ってると、突然思わぬところから「なんでこんなところでムサビの名前が?!」と発見するものがチラホラあって、
■【すぐ美術館いく】輸入コンパクトカーでデートしてるカップルあるある【車×カップル図鑑】
「ムサビ生である必然性は?(笑)」と思ったり、
■カラーレスガール - 白野ほなみ | 無料試し読み [pixivコミック]
あきらかにムサビのテキスタイル工房で(笑)
雑誌やCMなどに大学が撮影許可出したものだとだいたいは把握してるんだけど、こういうパターンは全然こっちも知らないわけで、夜中に「おおお。ムサビだ!」と一人でびっくり&興奮したりしてます。
漫画ハチクロもこのパターンだったし、ムサビは多いかもしれませんね(アニメ版は正式協力しましたが)
ちなみに「思わぬところでムサビの名前が」ってことだと、
■野々村真、自宅前で大事故に遭った小学校の同級生との“再会”に感謝
こういうパターンもあります(笑)
では、最後に大学の活動やお知らせを。
■彫刻と対話法3 思いどおりにする、をするか
●会期:2017年6月13日(火曜日)から6月25日(日曜日)
●時間:午前10時から午後5時まで
●会場:府中市美術館1階市民ギャラリー
●入場無料
●主催:武蔵野美術大学大学院彫刻コース、芸術文化政策コース
大学院彫刻コース2年生11名による彫刻展で、明日6月18日(日)午後2時からトークイベントも行われます。
■【美術書出版会フェア】ジュンク堂書店立川髙島屋でスタンプラリーフェア
ジュンク堂書店立川髙島屋で 美術書出版会のスタンプラリーフェアをやってて、トップバッターがムサビ出版局。
ちなみに全然ムサビとは関係ないんだけど、「ジュンク堂書店立川髙島屋」で調べてたらこんなイベントをやってたことがわかりました。
■「ジュンク堂でコスプレしてみる」当日の様子 - Togetterまとめ
図書館戦争のコスプレとか確かに需要があるはずで、「うまいところに目を付けたなー」と妙に納得しちゃって。
こちらは学生さんへのお知らせ。
■学生の国際交流企画|2017(平成29)年度募集要項
学生さんの国際交流企画について援助金を出しています。応募締め切りは6月23日(金)まで。
■平成29年度前期末講義科目定期試験・レポート課題提出について
大学生だと普段の締切はユルユルになっちゃうことが多いだろうけど、定期試験・レポート提出は締切を守らないと例外なくアウト。いつもの調子でいると危ないから気を付けてね。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。