今日は「10周年」に関する展覧会を3つ紹介します。
まずひとつめは
■東京ミッドタウン・デザインハブ 10周年記念 第65回企画展「東京デザインテン」
●会期:2017年4月14日(金)〜5月21日(日)
●時間:11:00-19:00
● 会場:東京ミッドタウン・デザインハブ
● 入場料 無料
● 主催:東京ミッドタウン・デザインハブ
●会場デザイン・展示ディレクション:浅子佳英(タカバンスタジオ)
● アートディレクション:野間真吾(NOMA Inc.)
●展示什器デザイン・制作:甲斐貴大(studio arché)
●協力: 東京2050 # 羽藤英二, 小林里瑳/ヤマトホールディングス株式会社/楽天株式会社/砂山太一/早稲田大学社会科学部 空間映像ゼミナール(佐藤洋一ゼミ)/築地魚市場銀鱗会/酒井輪業社/東京魚市場卸共同組合/桐生製車/ARAMAKI/まんまる◯/株式会社築地活字/Port B + Port 観光リサーチセンター/株式会社 MATCHA/青木弘司建築設計事務所/今村水紀+篠原勲/miCo./青井哲人+明治大学 建築史・建築論 研究室 ほか
東京ミッドタウン・デザインハブは日本デザイン振興会、JAGDA、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジの3団体で構成されたデザインネットワークの拠点です。
ムサビデザイン・ラウンジの活動は2012年からだけど、こちらも早10年たつんですね。
通常のデザインハブ展覧会はそれぞれの団体の企画だったり外部企画だったりするんですが、年に1回、3団体合同企画展をやるようにしてて、この「東京デザインテン」がまさにそれです。
10年たったデザインハブが10年後の東京をデザインの視点から見通す企画展で、【コウツウ】【サイカイハツ】【ウンソウ】【デンキ】【タワマン】【イチバ】【インサツ】【カンコウ】【リノベ】【タコクセキ】という10の「点」に注目して、それをつなぐことで見えてくる東京の今とこれからを語ろうよ、という内容になってます。
テーマ自体はかなり早い段階で決まってたんですが、「コト」のデザインを見せるってこれがなかなか難しく、どうしても「パネル展示」中心になってしまうんですね。
たどり着いたのが「デザインハブが考える象徴的な施設・エリアを紹介しつつ、それをみんなで見に行って語って、つながりを広げよう!」です。パネル見て「コトのデザイン」を知った感じになるだけじゃもったいないなあ、という気持ちが強くあり。
それが
■東京デザインツアー
でして、このツアーに参加してこそ意味があるものかも。
現在、3つのツアー募集が公開されてる・・・んですが、
■東京デザインテン・デザインツアー4:デンキ
■東京デザインテン・デザインツアー7:インサツ
の2つは既に満席となっております。すいません・・・。
こちらは4月12日現在空席がありますよ。
■東京デザインテン・デザインツアー2:ウンソウ
●実施日時:2017年4月23日(日)16:30-18:00 ※集合時間 16:20
●定員:20名(先着申し込み順)/参加無料
●集合時間: 16:20
●集合場所:「羽田クロノゲート」受付棟
クロノゲート!!
手羽も一度見てみたいと思ってたけど、こういう機会がないとなかなか足を運ばない場所。
23日!・・うーん、いけない(涙)だれか行ってレポートしてきて。
ちなみに「東京デザインテン」のビジュアルですが、「テンで天ぷら?ww」で終わっちゃダメで、実はよーーーーく見ると全て活字組版になってるんです。そういうところもぜひ注目!
ふたつめはこちら。
■新宿高島屋美術画廊10周年記念 ~そして広がる~
●会期:4月12日(水)-4月24日(月)
●会場:10階美術画廊※最終日は午後4時閉場。
●出展作家(五十音順・敬称略)
秋永邦洋/足立正平/井上裕起/内田有/内林武史/繪畑彩子/大河原愛/大平由香理/岡村智晴/金丸悠児/北川宏人/金理有/木村英昭/小松宏誠/澁谷忠臣/たかはしじゅんいち/瀧下和之/田嶋徹/田中福男/田村吉康/土屋仁応/鶴田崇/富田菜摘/豊海健太/永島千裕/中野浩樹/中村彰良/名古屋剛志/ 灰原愛/林茂樹/福井江太郎/フジイフランソワ/堀越達人/松浦浩之/松岡ミチヒロ/松山賢/丸山祐介/三瀬夏之介/峰岡正裕/宮岡貴泉/宮田彩加/村中恵理/森謙次/山口桂志郎/山﨑鈴子/山田耕太郎/山本太郎/若佐慎一/BlockingWood/coppers早川
新宿髙島屋美術画廊さんが2017年4月で10周年。 開廊当初よりお世話になっているアーティストさんや今後展開を予定しているアーティスト総勢50人の展覧会だそう。
知ってる名前もチラホラありますね。
これと連動した企画が以前紹介した
■武蔵野美術大学 × 新宿髙島屋美術画廊「MUSAVIVA」
●会期:2017年4月12日(水)-25日(火)
●時間:10:00-20:00 *金・土は20:30まで
●会場:新宿髙島屋 4階フロアー各所
●出品作家:
・北島勇佑(大学院版画コース修了)
・田中彰(大学院版画コース修了)
・日比谷泰一郎(大学院日本画コース修了)
・福岡しの野(大学院日本画コース修了)
・藤田有紀(日本画学科卒)
・宮本万智(大学院日本画コース修了)
こちらなんですね。本日スタートなのでどうぞよろしくお願いいたします。
くどいようですがシャレオツな「MUSAVIVA!」のネーミングは、高島屋を愛し高島屋に愛された空前絶後な男・クラウド手羽が考えた名前なんで、どうぞよろしくお願いいたします!!
最後はこちら。
■ライゾマティクス創立10 周年記念展 Rhizomatiks 10
●会期:2017年4月19日(水)〜30日(日)会期中無休
●時間:11:00~20:00
●会場:スパイラルガーデン
●入場:無料
ライゾマさんも10周年なんですね。
「ライゾマ ミッドタウン」といえば、21日からRhizomatiks Architectureがミッドタウン芝生広場で富士山を演出しまっせ。
10周年といえば・・・もひとつ紹介したいことがあるけどそれは後日のお楽しみに。
【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。