アートブックフェアで野村友里 × 長島有里枝がトークイベント(今週日曜・要予約)

毎年本を愛する人で大にぎわいのTHE TOKYO ART BOOK FAIRが今年も開催されます。本の出展ブースだけでなく豪華ゲストを迎えたトークショーもみどころのひとつ。なかでも注目のムサビの卒業生でもある写真家長島有里枝さんが参加されるトークイベントをご紹介します。

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本を愛する人で大にぎわいのTHE TOKYO ART BOOK FAIR。会場に入ると、たちこめる紙とインクの匂い、ずらりと並べられた本たちに心ときめく人も多いのではないでしょうか。実は私もその中のひとり、毎年大きな袋に入った戦利品のZINEや本を抱えて読むのを楽しみに帰るのがお約束です。

このTHE TOKYO ART BOOK FAIR、実は充実したイベントもたくさん行われているのをご存知でしたか?会期中の9月16日(金)から9月19日(月)まで、さまざまなアーティストやデザイナーなどを招いて豪華なトークショーが行われています。なかでも私が注目したのがこれ。

トークイベント「アンドロジナスな『女』になりたい」野村友里 × 長島有里枝

日時:2016年9月18日(日) 14:30 - 16:00
登壇者:野村友里(フードディレクター)、長島有里枝(アーティスト)
参加費:1,000円(定員80名)

ムサビの卒業生でもある長島有里枝さんとフードディレクターの野村友里さんによるトークイベントです。

食材をめぐって織り成される丁寧なことばと写真による連載が印象的なおふたりによるトークショー、テーマは「アンドロジナスな『女』になりたい」。
アンドロジナスとは、「男女両性の特徴をもつ」「性の差異を超えて自由に考え行動しようという考え方」という意味。



それまで撮られる存在だった女性の立場をムサビ在学中に制作したポートレイトで簡単に覆してしまった長島有里枝さん。

最近では自身の母親と一緒に手縫いのテントを制作した作品を含む「家庭について/about home」を発表しました。
性から解放された自由な存在、だけど「女」。そんな存在になりたいという逆説的なテーマは、長島有里枝さんの今までの作品を見たことがあれば、思わずはっとするテーマなのではないでしょうか。


おふたりにとって、「アンドロジナスな『女』」ってどんな存在なんだろう。きっと、女性なら膝を打って「わかる。」と頷いてしまうようなことや、日常への丁寧な視線が感じ取れるようなお話が聞けるのではないでしょうか。

▼開催概要
日時:2016年9月18日(日) 14:30 - 16:00
登壇者:野村友里(フードディレクター)、長島有里枝(アーティスト)
参加費:1,000円(定員80名)
予約はこちらから。

(執筆/出川 光)

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OTONA WRITER

出川 光 / Degawa Koh

現PARTNER編集長。2010年武蔵美卒。専攻は写真。新卒でリクルートに入社、営業・ディレクターを経て、クラウドファンディングCAMPFIREを立ち上げるため転職。5年間CAMPFIREでチーフキュレーターを務め2015年に独立。カメラマン、クラウドファンディングコンサルタントにを経て現職。