【芸術系大学コンソーシアム限定賞金10万円】「beyond2020 プログラム」ロゴマーク募集してます!

あかりちゃん、パパの代わりに夏休みまとめ記事書いてくれてありがとう。ゆっくり休めました。・・・・空しい・・・手羽です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「beyond2020」のロゴマーク募集依頼が内閣官房オリパラ事務局から芸術系大学コンソーシアムに参画する全国44芸術系大学に届きました。
「beyond2020 プログラム」ロゴマーク 応募要項 |内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局


ただ、この応募要項だけじゃ「beyond2020 プログラムってなんなの?」がすごくわかりにくくて・・2020年以降に使われるロゴマークにも読めちゃう。
なので手羽の解釈で解説させてもらいます。間違ってたらすいません。


オリンピック・パラリンピック大会開催時にはスポーツ競技だけでなく、展覧会や演奏会等文化芸術系イベント「文化プログラム」を開催することが義務づけられています。
というのも、オリンピック憲章冒頭に「スポーツを文化や教育と融合させる」とはっきりと書かれてるように、オリパラは「スポーツの祭典」だけど「文化芸術の祭典」でもあるんです。

もちろんリオ五輪でも文化プログラムは開催されてますが、
2016年リオ五輪文化プログラムに日本のアーティストが参加:AFPBB News
もっとも成功した文化プログラムは2012年ロンドン五輪「カルチュラル・オリンピアード」と言われてて、4年間で11万件とも18万件と言われるイベント数、総参加者数4300万人を超える文化プログラムが英国全土で繰り広げられました。そして五輪後も文化芸術活動の長期的な発展に寄与しています。ここが大事で、オリンピックが終わったら終わりじゃ意味がないのです。

んで、オフィシャルスポンサーや地方公共団体が行う文化プログラムは東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が管理し、承認されたプログラムには公式文化プログラムマークが発行されます。
でも組織委が管轄である以上、オフィシャルスポンサーと競合する会社に許可は出せません。例えば東京大会公式スポンサー(ゴールドパートナー)がアサヒなのでサントリー美術館の企画はどんなにすばらしくてもダメだったりするんです。ま、ひらたく言えば「大人の事情」なわけですが。

なので「オリンピックのため」ではなく、「2020年を契機とする」「2020年以降を見据えた」文化芸術企画・プロジェクトには組織委とか文科省とか文化庁とか東京都とか超えて、内閣府オリパラ事務局で統括しましょう、というのがbeyond2020プログラムというわけなのです。
この説明が一番わかりやすいかな?

大人の事情もあって、応募要項に「オリンピック」という言葉が一切出てこないのがわかりにくくしてる原因だったりしますが・・でも、beyond2020の下に東京都だったりIOCの文化プログラムが位置する形なので適用範囲が広く、beyond2020マークが一番使われる(使いやすい)ことになるんじゃないと推測してます。


んで、「そのロゴマークを全国芸術系大学コンソーシアム参画校限定で募集します」ということなのです。入賞者には大臣から表彰され、なんと賞金10万円が出ます!!
「各大学で取りまとめ、提出数3点以内」だから学内での募集方法は大学に一任されてて、学生さんを「決めうち」で進めてる大学さんもあるだろうし、大学全体で募集かけてるところもあります。
現在学内全体で公募かけてるのは、わかる限りだと、
「beyond2020プログラム」ロゴマークの募集について|東京造形大学
「beyond2020プログラム」ロゴマーク募集要項 |京都工芸繊維大学
この2大学さん。恐らく他大学さんも学内限定サイトで募集かけてるんじゃないかと。


んで、このたびムサビでも募集をスタートしました。
「beyond2020 プログラム」ロゴマークの募集について|武蔵野美術大学

応募要項だけじゃわけわからないので、さっき書いたことを簡略化して「大人の事情」部分は外して手羽が書きました(笑)
頭文として他大学さんで使ってもいいですよ。


「アイデアを展開させるために具体例とかもう少し情報を知りたい」という学生さんのためにリンク張っておきます。
2020年以降を見据えた文化プログラムの推進について
他事例も出てるので、多分このサイトが一番イメージしやすいんじゃないかしら。
要は「英国政府のグレートキャンペーン 」のような使われ方を目指してる、ということです。
そのほかだと、
ロンドン2012大会 文化オリンピアードを支えた3つのマーク東京2020文化オリンピアードを巡って(1)
こちらもすごく詳しいし、あとは
2020年以降を見据えた文化プログラム「beyond2020プログラム」について
東京文化ビジョン
オリンピック・パラリンピック招致と東京都の文化政策

このあたりかな?

全国芸術系大学コンソーシアムの学生さんは奮ってご応募ください!
44大学だから全大学出してきたら「単純計算だと約130点の中からの勝負」と感じるかもしれないけど、この中には音楽学部も入ってるので、実際は100点ぐらいから選ばれる確率になると思われます。
と考えると、全国で使われるロゴにしてはハードル低いと思いません?
詳しくは各大学担当者に確認してください。「うちはそんなの協力しない」というところもあると思いますが・・。


以上、招致ロゴは女子美卒→藝大大学院の人、旧エンブレムはタマビ卒、新エンブレムは東京造形卒・・・ムサビ生は何が言いたいかわかりますよね?の手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中