【めんどくさい大学】京都大学に行ってきた

久しぶりに大学に行ったら「ずいぶん長い夏休みでしたね」と言われた手羽です。違うねん、ずっと外で仕事してたねん。今日もお盆の土曜だけど仕事やねん。「社畜 盆に帰れず」やねん。悲しい色やねん。

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前回までの話はこちら
【仏像とデザイン】京都国立博物館と京都リサーチパークに行ってきた


京都リサーチパーク見学後、シャトルバスで向かった先はこちら。

正門前にわんさか人がいるんだけど、この建物でわかりますよね。ってタイトルに書いてるから引っ張ってもしょうがないのだけど、

京都大学さんです。

この日はたまたま京都大学さんの年に一度のオープンキャンパス日だったんです。
狙っても年に一度しかない京大オープンキャンパスになかなかいけないもんで、というか「参考に京大のオーキャンに行ってみよう」とは手羽は思いつかない。今日はついてるかも。
しかし夏休みといっても訪問したのは8月10日(水)の超平日。私大だと平日にオーキャンをやることは恐らくないわけで、さすが京大さんともなると平日でもこれだけの人が来るんだなあ。高知や徳島、島根からもバスがいっぱい来てました。


京大に行ったら一度行きたかったところがありまして。

それは百周年時計台記念館にある京都大学歴史展示室

1925年に誕生した京都大学のシンボルともいえる時計台は、2003年に創立百周年記念事業の一環として外観や内装の雰囲気はそのままに「百周年記念ホール」「国際交流ホール」「迎賓室」「サロン」などを備えた、一般の方にも開放した学術交流・情報発信の場「百周年時計台記念館」に生まれ変わりました。それに合わせて、1階に大学文書館が所蔵する文書,写真を展示した京都大学歴史展示室ができたのです。
2011年にリニューアルもされており、恐らくこの5年以内ぐらいに作られた全国の大学史展示室はどこも京大の大学歴史展示室を参考にされてるはず。それくらい大学史関係者には有名な施設で。

京大の歴史マスターこと西山伸教授には全国大学史資料協議会でいつもお世話になってる関係だし、京大に行っておきながらここを見てないと、あとで大学史スタッフから何言われるかわからない・・これで「よく覚えてましたね」ときっと褒めてくれるはず。
 


  • 戦前の学生が生活していた下宿の再現。


  • 1939年当時の本部構内を再現したミニチュア模型。

展示自体は大学史展示としてかなりオーソドックスなもの。
お金のかかったもっと立派な施設だったら今は立教学院展示館等があるんでそっちを見るべきだと思いますが、何がすごいって、この京大の正門正面にあるシンボル棟の1階入口横に大学史展示室があるってことですね。
通常だと人が立ち寄らないような建物やフロアにひっそり作られるもので、展示形態より「大学史展示をこの場所に作った」というポリシーが素晴らしいです。
 

こちらは自由な交流の場「京大サロン」。


って本当の目的はこちらではなく、京都大学大学院情報学研究科の石田亨教授にお会いするためにやってきたのです。
石田先生はもともとはAIの研究家なのですが(「ポケモンGOはすごい!」とおっしゃってた)、前回記事で紹介した博士課程リーディングプログラム「デザイン学大学院連携プログラム(京都大学デザインスクール)」の立役者でもある人。
2時間近く情報交換させてもらい(お忙しい中ありがとうございました)、

デザインクリエイティブベースを見学。
 

他学部が工場のように使ってた工房を内装そのままにして、制作系の工房に作りかえたそう。


  • Make:的なものがいっぱい。


  • 日本古来の木材接合方法をまとめた50 Digital Wood Joints Poster。


新しめな建物があり、「これはなんですか?」とi石田先生に聞いたら

「産学連携の建物ですよ」とあっさり。
2015年5月にできた「京都大学国際科学イノベーション棟 」で、教育研究機関、官公庁等の公的機関、企業等が同一の場所を拠点として研究シーズ・ニーズを見つけ新たな産業を創出する施設。会議室やレンタルラボ、自治体関連のオフィスなどがあり、京都大学イノベーションキャピタル株式会社やパナソニックさん、京都市も入ってます。さすが京大さんともなると産学連携の規模が違う・・。


ただ個人的に「すごいなあ」と思ったのは、

あちこちに設置されてる自転車ラック。コンクリで作る必要があるんだろうか・・・土木好きにはたまらないけど。


強烈なデザインのポスターで2度見しちゃったのがこちら。

中・高校生向けに京大研究者たちの姿やそこから生み出される発見を紹介することでディープな京大の魅力を紹介するゲーム型サイト「探検!京都大学」モバイル版です。モバイル版だけどPCでも一応見ることができますよ。

京大に関するマニアックなクイズや「こじらせ」系のキャラクター、防ぎようのないトラップなど、次から次へと巻き起こるめんどくさい仕掛けを乗り越え、クリアを目指す内容になってます。
これは京都大学が創立以来大事にしてきた「回り道」の精神から着想を得て、「『めんどくさい』ことを楽しめるユーモアこそが将来イノベーションを起こす人材に必要な素質の一つ」という考えに基づいてるそう。
これ、ムサビ版作れないかなあ・・・ムサビも「めんどくささ」ならなかなかなもんだし(ぼそっ)
 

 
3時間ぐらいの滞在だったんでほとんど施設は見れなかったから、京大さんにはまた来よう。


井口先生とは京大で別れて、手羽はもうひとつ京都で行きたかったところへ。
D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学です。
本山佛光寺の境内に、ナガオカケンメイさんのD&DEPARTMENTが京都造形芸術大学と協力して2014年に雑貨&カフェをオープンしてるんです。
ここでコーヒー飲むのが夢で(笑)

閉まってました・・・というかそもそも8月10日(水)は定休日でした(涙)
今日はついてないかも(涙)
井口先生には自慢げに「偵察してきます!」と言っちゃったなあ・・「なかなか良かったですよ」と行ったテイにしといて、今度こっそり行こう・・。

 
 

以上、そりゃ京大の学生さんならそう言いたくなるよね、と思った手羽がお送りいたしました。


さっき紹介した「探検!京都大学」モバイル版でも立て看板のことは紹介されてるし・・。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹とみうらじゅんと羽海野チカとハイキュー!と合体変形ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し奮闘中。