世界の朝ごはんが東京に集結！
昨年に引き続き、今年も朝食フェスが開催されます。
朝食フェスは、ただ朝ご飯を楽しむだけではありません。
音楽ライブやヨガを始めとするアクティビティーも充実した、
あらゆる欲を満たす複合型イベントです。

私たちが会場に足を運んだ日は、台風の影響によりあいにくの雨。
一気に下がったテンションを引きずりつつ、JR立川駅から徒歩10分。

広々とした原っぱに張られたテント、
パステルカラーのフラッグに大きな看板がゲストをお出迎え！

DJによる心地よい音楽と甘い香りが漂う会場内には、
世界各国の朝ごはんを買うことができるブースがずらり。
もう、入場口からロマンティックが止まりません！よだれもね。

入場ゲートを潜り抜けると、目の前には、

巨大食パンのオブジェが！

大きくて見るからにおいしそうなそのフォルムに、視覚から食欲が刺激されます…！

パステルカラーがかわいい朝食フェスマップ！
魅力的なメニューの多さに、何から食べて良いのか迷ってしまいます。

案ずるより産むが易し。雨も忘れて、さあ、レッツ朝ごはん！

「『Push Up Pops』？ なんておしゃれな食べ物なの…！！」
おしゃれなウェイ系大学生とは疎遠な私たちにとって、
これは初っ端から大きな壁… しかし、食に関しては肉食系。
戸惑いつつもかぶりつかせていただきます！！

これは間違いなくおいしい。
片手で食べられるケーキのような感覚です！
さすがロサンゼルス。

おしゃれにつられて思わずデザートからスタートしてしまった朝食の旅。
ロスの次は我が国、日本に行ってみることに！

全てが最高級の食材からできているそうな！
お味噌汁は、高知県産の高級だし「宗田節」を使用したもの。
さらに白米はコシヒカリを上回るうまみを持つ「つや姫」、銀鮭も最高ランク。
日本が世界に誇れる最高づくしの一品ばかり。
もちろん味も最高級です。
その体に染み渡るおいしさよ！！！

ちなみにこのお皿や器、この美しいフォルムにして紙でできています！
WASARAというプロダクトで、
環境に配慮して竹とさとうきびの搾りかすを原料に、
日本で古来より受け継がれてきた美意識や価値観を発想の原点に作られているそうです。
各国でデザイン賞も受賞しています。
このフェス…細かいところまで凝ってる！食器が良いと食欲も増すものです。　

「日本の朝ごはん」とは言え、
こんなにしっかりした朝ごはんは滅多に食べられないもの。
しっかり咀嚼して風味まで味わおう、と浸っている暇はありません。

お次のターゲットをロックイン。甘い、しょっぱい、と来たら、次は甘いに限るだろ！
これこそ、食欲エンドレスの法則です。

「ダイエット」とうるさく言うものの、本当は痩せる気などありません。
肥えるものは美味しい。これは昔から決まっています。

フレンチトースト、ソース、クリームとフルーツの相性は抜群！
昔お母さんがよく作ってくれたフレンチトーストも好きだけれど、
さすが専門店、発想から違うのですね。
丁寧なお仕事に脱帽したところで、再び世界に目を向けてみましょう。

今、注目度が高い朝食、エッグスラット。
瓶に入った半熟卵とマッシュポテトをかき混ぜてパンに塗って食べます。
混ぜながら「こりゃ絶対おいしいや！」と思いを馳せ、ひとくちでぱくり。
うん、やっぱり、おいしい。

日本、西洋ときてまだアジアを食していないことに気づいた私たち。
ご飯、パンときたら次はもちろん麺ですね。
寒くなり始めの季節に嬉しい！
暖かい麺料理、フォー！！

言わずと知れたベトナム料理のフォー。
朝からパクチーって…と思われる方もいるかもしれませんが、
牛骨スープの優しさパクチーの刺激がベストマッチ！
お腹に優しくて、低カロリーで体も暖まる！
いいこと尽くしの朝ご飯です！

ここまで様々な朝食をいただいてきましたが、まだまだ満たされない私たち。
おしゃれなグラフィックデザインだなーと思いつつメニューを覗き込みます。

「予測できない世界に飛び込んでみたい…！ 」と今度はエジプト料理をご指名。

初めて食べるエジプト料理に興味津々！
パクリと一口食べると、今までに味わったことのないお味！
雑貨店で例えるなら、franc francに入り無印良品を通ってチャイハネに落ち着く感じ！
まさに未知との遭遇。カオスとも言える味を半熟卵が優しく包みこんでくれます。
記憶に刻み込まれる味、リピーターになってしまいました。

そして最後は甘いもので〆。

ファンタスティックワモトは、高知産の柑橘「土佐文旦」100％果汁を使用した、
本数限定のフローズンフルーツポップを。
フルーツたっぷり、贅沢でさわやかな味わい。

ファンタジスタヤマシタは、チュロスの発祥地、
スペインはバロセロナで流行している本場の味のチュロスを。
さくさく香ばしい生地にホワイトチョコレートでうっとりです。

己の欲望に従って、散々食べ漁ってきた私たち。
ふと気がつくとブランチタイムの時間帯。
お腹も心も膨れてきたところで、ステージエリアへ進みます。

装飾もおしゃれなステージ。

"ENJOY YOUR MORNING"

文字が毛糸でつくってある！なんてかわいいの！

DJがノレる上にリラックスした音楽をプレイ中。
これは心だけじゃなく体も踊り出してしまう…！！

ステージエリアでは毎日ヨガや音楽ライブが行われるそう。
出演アーティスト情報はこちら。

そして我らが美大生や美大卒業生バンドも出演します！

taroimo jam sessions　
9月14日（月）12:00出演
踊りたい踊らせたい、という共通意思で集まった5人組インストジャムバンド。2014年・多摩美術大学にて結成。ジャズ、ファンク、ソウル、ラテン、ディスコ等、ブラックミュージックの要素を基盤にポップスやロックのテイストも取り入れる、ごちゃまぜスタイル。『粘り気のあるグルーヴ』をテーマに都内のライブハウスなどで活動中。
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まん腹
9月14日（月）14:00 出演
東京アコースティック食堂バンド「まん腹」。多摩美術大学にて2013年結成。2014年夏、自主製作盤「腹のむし」を発表。自主企画【満福御礼】など、企画ライブも行う。2015年9月の自主企画にて自主製作シングル「てがみをかくよ」を先行販売。ライブ会場などで販売予定。
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DJのプレイに体を揺らしながら、あら不思議。
身体はいつの間にかスペシャルスペースの方へ。
今回は特別にお邪魔させていただいきました。

スペシャルスペースはキャンプ風の大きなテントが個室となっています。
中には、最大8名様までのスペシャルシートがあり、
専用コンシェルジュ付きのフード食べ放題！というセレブ感。

テントを開けて感嘆する私たち。

「ハンモックがある！ 」

素敵なインテリアで飾られた室内は落ち着きがあって、
秘密基地のような居心地いいスペースです。

ハンモックが気になるあまり、その場で購入を検討しだすファンタスティックワモト。
「クラスの友だちから誕生祝いとして1000円ずつもらったら。。。うん。買えるな〜。」

テーブルの上に無造作に置いてある本。
手にとって、

開いてみると…

その正体はおしゃれなライトでした！

本のように持ち歩いたり、収納したりすることのできる驚きのデザイン。

こりゃあたまげた！！！

Lumiosfというプロダクトは、
建築家でプロダクトデザイナーである、Max Gunawan（マックス グナワン）によるもの。　
彼が、TEDに出演した時の映像はこちらです。

斯くして、すっかり「朝食フェス」に魅了された私たち。
今回は雨天だったためヨガ等のアクティビティーを体験することはできませんでしたが、
雨でも充分楽しめるイベントでした！
そして、次回は晴れた日に再び訪れようと胸に誓ったのでした…！

夏は過ぎてもうすぐ秋。季節の変わり目は体調を崩しやすい！
みなさんぜひ朝食フェスを訪れて、自分にあった上質な朝の時間を見つけてみてくださいね。
Have a nice day！


執筆：バッタ4994＋ヤマシタフミ

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朝食フェス2015 世界中の朝食が集まるフードフェスティバル

2015 年 9 月 8 日 ( 火 )〜17 日 ( 木 )
国営昭和記念公園 みどりの文化ゾーンゆめひろば
平日：9 時〜16 時　休日：9 時〜21 時

朝食フェス2015オフィシャルサイト
World Breakfast Mag 朝食フェス最新情報