はじめましてA子(まつおきさこ)です。
「書くぞ!」って決めてから「何を書けば」でもんもんとしてたらこんな季節になってしまいました。(ごめんなさい)
諸先輩に「やってること・やってきたこと・思ってる事をそのまま書け」
とアドバイスいただいたので、そうしようと思います。
まず、「あなただあれ?」だと思うので自己紹介。
佐賀で生まれ、福岡で育ち、ムサビの基礎デを卒業し、紆余曲折ありまして、
今は高知県の四万十川の中流域あたりで地域を元気にする会社で働きつつ、
関連のNPOの事務局もやっています。
会社のホームページ(梅原真さんデザイン)
http://shimanto-drama.jp
道の駅の運営もやってます。
http://www.shimanto-towa.jp
NPOのメインの活動ページ(こちらはデザインは別の方。監修が梅原さん)
http://shimanto-shinbun-bag.jp
これの先生もやってます。
そう、今流行の「田舎」で暮らしています。(っていうか僻地)
どれくらい田舎かっていうと、
・一番近いコンビニまで車で40分
・下水が無いところが多い(我が家はこのご時世にぼっとん便所)
・ 近隣のスーパーは7時で閉まる
(正確には6時50分にはショーケースの電気消される)
そんな感じ。飲み屋も10時には閉まるかな。日曜日はほとんどお休みです。
あまりの僻地っぷりに「不便は無いの?」とよく訪れた友達にも聞かれますが
「でっかい本屋が無いことくらいかなぁ?」な感じです。
※本を買う時に、表紙買いをするタイプなので実物が目の前に無いと買えない。。。(涙
何より食べ物がおいしいので、幸せです。
仕事は何でも屋さん
仕事内容はデザイナー職ではなく、なんというか「何でも屋」が近いです。
チラシをつくれば、展示もするし、社長秘書みたいなこともやっていると思えば、食堂の手伝いもしてる。みたいな。あ、観光案内もします。
事務作業も、、、(涙
月に1度は東京出張あったりして、僻地暮らしなはずなのに全国にお知り合いが増えました(笑
本当に本当に北海道から沖縄までお知り合いが出来たんですよね。まさかこんなことになるとは思いもしませんでした。
このような感じで「THE☆美大生のその後♫」的では無い私の生活なので
アートシーンとか、最先端のデザインとかそーゆう事は他のライターさんにまるっとお任せして、「地方にはこんな人や活動や、生き方があるんだよ~」なんていうことが伝われば良いかなと思っています。
あとは、もし可能ならなのですが「質問」も受けつけたいと思います。これ読んでる人の「知りたい」が知りたいなぁと。読んでるのはやっぱり美大生なのかしら。
Facebookページのコメント欄で募集していますので、ぜひ読者のみなさんご協力をお願いしますね。わりとなんでもお答えします!
さて、次回あたりから「何で四万十?なんで移住?」とよく聞かれるので
それについて書こうと思いますが、今回はちょっと違うことを。
ど田舎には美大生が多い?特にムサビ・・・
こんな僻地にすんでいる訳ですが、なぜか美大卒の方によく出会います。
(ココの近辺は、芸大、ムサビ、多摩美、女子美、造形、大阪芸大など)
私が活動しているのはだいたい住民が3000人くらいの地区なので、これってすごいでしょ。
しかも、結構年代が近い。さらに、ダントツでムサビが多いのです。
在学中からムサビっていい意味で人間臭い(田舎臭い)と思っていましたが、
僻地で出会う率が高すぎてその感覚は当たってたんだなとしみじみ思います。
(※ムサビのそーゆうとこ大好きです。)
以前校友会の会長を務められていた中島慎也さんが卒業式の時に
「多摩美の人はまっすぐ突き進み、ムサビの人は一生悩み続ける」というような事をおしゃっていて、僻地でムサビ卒の人に会う度にこの言葉がよみがえります。他の地方でも、ムサビの人いるよ~って良く聞くのでなんだか嬉しくなりますね。(私も含めみなさん悩んでるわけではないですよ)
在学生こそ田舎においでよ!
ただ、卒業生は多いけど在学生は少ないんですね。全然会わない。インターンシップとかかなりやっている地区なのですが、ほんとうに会わない。残念だし不思議です。来たら良いのに。とんでもない刺激とやりがいが待っています。本当に人生変わっちゃうかもしれない出逢いがごろごろしています。
興味ある方は是非。
http://inaka-pipe.net/intern/program01/
私もインターン経験者ですので、インターン経験談も記事にして行く予定です
では、また。
佐賀県生まれ福岡育ち、ムサビの基礎デにて学び、縁あって高知に移住。地域に関わって行く仕事をしています。わりと何でも屋。田舎にいるのに素敵な方にたくさん出会います。都会にいては見えないようなことや、出会いにくい人やものやことを紹介できればと思っています。