犬島は人口わずか100人弱、かつて栄えた銅精錬所跡や採石場跡が独特の雰囲気を持った岡山の離島です。現在はベネッセホールディングスが中心となって展開する「ベネッセアートサイト直島」の活動によって文化と芸術の島として知られています。そんな犬島へ、とても興味深いツアーが企画されています。
石井葉子さんのカルトラツアーでは、「ベネッセアートサイト直島」の一環である犬島精錬所美術館や犬島「家プロジェクト」という定番スポットを巡るだけではありません。犬島の歴史と文化に深く触れる3つの体験を通して、犬島の新たな魅力を提供してくれます。
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▼ツアー概要
行き先:岡山・犬島
旅行日程:2015年5月1日(金)~5月3日(日)
旅行泊数:2泊3日
募集人数:20名(最少催行人数15名)
応募締切:2015年4月3日(金)
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1.犬島の石
犬島は、石と深い縁のある島です。島の名の由来は、犬石様という巨石信仰がもとになっています。良質な花崗岩の産地として有名で、鎌倉の鶴岡八幡宮の鳥居、大阪城の石垣など全国各地で使用されました。
今回のカルトラツアーでは、犬島を訪れるだけでなく、岡山市内に点在する犬島の石を石井葉子さんの解説で巡ります。後楽園、岡山城、西山緑道公園、石山公園の訪問を通して、犬島が石とともに育んだ豊かな歴史を体感しましょう!
2.犬島天満宮アート行灯プロジェクト
犬島天満宮の秋祭りで催されていた行灯の伝統は、約半世紀前に人口減少の影響で衰退しましたが、2012年よりはじまった「犬島天満宮アート行灯プロジェクト」によって、アートを介して復活しました。カルトラツアーでは、犬島の文化の記憶を受け継ぐこのプロジェクトに直接参加することができます。ツアー1日目にワークショップで実際に行灯を作り、犬島や妖怪イヌジマへの思いを描きます。2日目に船で犬島に渡り、犬島天満宮や山神参道に設置して行灯に火をともします。
3.犬石祭の神事
犬島の西部には、犬ノ島という無人島があります。普段は岡山化学工業が所有していて、立ち入ることはできません。
その島には犬石宮という神社があり、犬島の名前の由来となった犬石様という大きな石が祀ってあります。この場所は、毎年5月3日の「犬石祭」の日のみ自由に参拝することが許されているのです。「イヌジマトイヌジマヘイコウ」では、この貴重な犬石祭の神事に、犬島島民の方々と一緒に参加します。
さらに、今回の「妖怪イヌジマ」のアートプロジェクトでは、岡山の幸といったその土地ならではの食事が提供されます。また、宿泊施設の手配がされているので、気軽に参加できるようになりました。チャーター船や海上タクシーが準備されたカルトラツアーを利用すれば、フェリーの最終時間を気にすることなく、たっぷりと犬島を楽しめます。「イヌジマトイヌジマヘイコウ」だけの特別なイベントを通して、犬島の歴史と文化を満喫する旅に出かけてみませんか?
お申し込みはこちらから。締め切りは4月3日です!
cultra(カルトラ)
http://www.cultra.jp/tour/009/
石井葉子さんの「妖怪イヌジマ」について詳しく知りたい方はこちらのホームページをチェックしてください!
妖怪イヌジマ.com
http://yoko14145.com/inujima/
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