【#美大受験 2019 】美大の学科試験に関するたった1つのアドバイス

2019年2月5日(火)

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美大受験生の疑問にお答えする「#美大受験」シリーズをお送りしています。

#美大受験 では、ムサビ、または関東美大の一般受験入試(AOや推薦入試じゃない)を具体例で使ってますが、基本的にはどの美大受験にも参考になると思います。
これまでの話はこちら。
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東京4美大2019年度一般入試志願者数(確定版)から言える1つのアドバイス
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美大実技試験に関するたった1つのアドバイス

本日5日はタマビと日芸の、明日はムサビの学科試験と続くので、今日は学科試験のアドバイスを。

ちなみに「一般大学」という言葉が美大用語なのは既に書いてきましたが、「学科試験」という言葉も多分美大受験用語ですね。
国語・英語(外国語)試験のことなんですが、「一般大学」の入試は学科試験しかないから区別する必要ないわけで(笑)
美大や音大、体育大学はどうしても実技試験に対する「学科試験」という表現を使わないと区別できない事情があるのです。あとは自動車学校とかかな。


「受験生の多い学科試験日に発生するパンフレットの配布や勧誘、通称『合格発表屋』に気をつけろ(大学とは一切関係ない)」とか「ムサタマの英語対策は美大英語.comさんが参考になるよ」とかいろいろ伝えたいことはあるんですが、学科試験当日のアドバイスもたったひとつだけ。一番効率的に点数が取れる方法。


とにかく埋めろ。空白を作るな

ま、よく言われてることですが(笑)、これには二つ意味があります。

一つ目は「名前や受験番号を書き忘れちゃダメよ」という当然の話。
どんなに点数が良くても、これがなくちゃ採点されません。
特に気を付けたいのはマークシートで、記述式試験だと「あ、名前を書かなくちゃ」という発想が出るんだけど、マークシートだと「全部コンピュータで判断してくれるはず」と思ってしまうので、つい書き忘れてしまうそうです(業者さん談)
さすがに名前も受験番号もなかったら判断できないので、マークシートを受け取ったら、まずは名前と受験番号と受験番号のマークシート部分を書きましょ。

そしてその業者さんから聞いた話によると、

「受験番号のマークを間違って書く」・・・つまり受験番号の数字欄には「123245」と正しく書いてるのに、マーク欄を「12346」と塗りつぶしてしまうマークミスは、どの大学入試でもだいたい1%、多くて2%ぐらいの割合で起きるそう。しかも面白いのは、国語と外国語、同じ人物が間違えるんじゃなくて、だいたいは違う人なんだそう。

受験番号は数字とマークを書いてるから間違いだとわかるだけで、回答欄のマークもそれぐらいの確率で間違ってる可能性があるってことなんです。
埋めたら最後にもう一度見直しましょ。
 

 
二つ目は「わからないところも埋めよう」です。
すんごくもったいないのは、マークシートを埋めてない人。どれでもいいから塗りつぶしてたら1点ぐらい入るかもしれないのに意外と埋めてない人が多いんですよ。
間違ってマイナスになることはないから、最後は鉛筆転がしてでもとにかく埋めましょ。
ちなみに「マークシート(mark sheet)」は和製英語で、英語では「mark sensing card」「computer-scored answer sheet」「OMR sheet」等と言うらしいです。豆知識。


またムサビの国語・英語はマークシートだけじゃなく記述式があるんだけど、ムサビ英語の先生がこうおっしゃってました。
=========
ムサビの英語試験は「基本的な語彙・文法を知ってるかどうか」。
奇問難問は出さないし、ムサビの試験は点をあげるために問題を作っている。部分点もあるから、 あきらずに最後までがんばって。
=========

と。

例えば、英語で
=====
Let’s play baseball in the park を訳しなさい
=====

という問題で配点が5点の場合、Let’sで1点、 playで1点、 baseballで1点、 in the parkで1点、全部正解で1点と部分点を出してるそうです。(あくまでも「例えば」です)
つまり、「公園でサッカーをやりましょ!」と答えた場合、通常なら0点かもしれませんが、ムサビの場合は3点の部分点が入る可能性があるってこと。(あくまでも「例えば」です。1点しか入らないかも)
わからないといって何も書かないのはもったいなく、どうしてもわからなかったら好きな歌の歌詞を書いておくと、もしかしたら1点ぐらいは入るかもしれません。 (ほんとにくどいけど「例えば」ね)

国語も部分点があり、4字熟語で「五里霧注」と書いても1点ぐらいは入るかもしれないし(例えばです)、記述式の数学も考え方は同じで、採点者は答えだけ見てるわけではなく、そこにたどり着く計算式(経緯)も部分点をつけています。
数学の先生に聞いた話ですが、
「ここまで頑張って解こうとしたんだね。そのチャレンジ力が大事!」
「自分の論理展開をちゃんと整理して書いてるぞ。きれい」
「ほほー。これは面白いアプローチだな」
と感じながら採点してるそうで、「数学は答えは一つかもしれないけど、アプローチは複数あり、そこには美がある」と聞いて目から鱗でした。 


途中であきらめたらダメなんです。
スラムダンクで誰もが知ってる安西先生の有名な名言がありますよね。あれですよ、あれ。
 
 

オレたちって…天才?


いけね。これは桜木とリョーチンのセリフか。
でもそういうこと。
最後は自信が大事。


以上、入試運営スタッフから「試験終わりに受験票と腕時計の忘れ物が多いから告知して!」と頼まれた手羽がお送りいたしました。
午前・午後と科目(会場)が変わる場合は特に要注意!

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中