DESIGN TOUCH CONFERENCE 「クリエイティブ教育のイノベーション」と新学科ガイダンスに行ってきた

2018年11月1日(木)

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もう少し10月27日(金)の様子を書きます。

朝1で市ヶ谷キャンパスを撮影してから六本木ミッドタウンへ。

芝生広場にカラフルな四角いコンテナが置かれてて、未来の公園を考える「PARKPACK」が現在開催中なんだそう。

で手羽は何しにミッドタウンに来たかというと、

DESIGN TOUCH CONFERENCE _#05「みらいのアイデア|クリエイティブ教育のイノベーション」
のためです。


デザインタッチカンファレンスの一環で、クリエイティブ業界の動向やインハウスデザインの変化に触れながら、将来のデザインのかたちをバックキャスティングし、これからの社会に必要な人材とクリエイティブ教育を、企業と美術大学の視点で語る・・というムサビ企画のトークセッション。

モデレーターは元 日経デザイン編集長の下川一哉さん。
当初3人だけで雑談のようにしゃべってもらうつもりだったんですが、情報を整理しつつ話を広げるにはモデレータがいないとダメだなあ・・しかもいつまでもしゃべり続けられる3人にしちゃったんだよなあ・・と周りに相談したら「手羽さんがやればいいじゃないですか?」と言われたりもしました。
「最後の最後はそれもありか」と覚悟してたところで学長から下川さんを推薦してもらった、と。
いやー、手羽がやらなくてよかった。とてもあの猛獣たちをまとめるのは手羽ではまだ無理だし、下川さんのように聞きたいところを引っ張り出す力やデザインの知識は手羽にはない・・。


今回はスピーカー3人に20分プレゼンをしてもらい、そこからディスカッションに入っていく構成で

最初は日立アプライアンス株式会社 事業戦略統括本部 Senior Manager(事業戦略担当)の丸山幸伸さん。
実は「丸山さんと学長が話してるところをみてみたい。絶対に興味深い話になるはず」というのがこのトークセッション企画の始まりだったりします。

日立さんというと、プロダクト製品をイメージする人も多いんじゃないでしょうか。そういう手羽家も洗濯機は日立製で、なおかつ2台連続。
でも、日立さんは2015年にかなり大きな組織改編をされ、デザイナーや研究員をごちゃまぜにした「東京社会イノベーション協創センタ」を作っています。日本企業の中ではかなり早い段階で社会におけるデザインの価値・役割の変化に気づき、「有形のデザイン」から「無形のデザイン」に取り組みだした企業さんだし、「サービスデザイン」「エクスペリエンスデザイン」ってことだと日本企業の中では一歩日立さんは先をいってるんですね。

例えば、こちらをご覧ください。
25のきざし:研究開発:日立
未来洞察によってサスティナブルな都市生活の25のきざしをまとめたものが公開されてます。
んで手羽が一番好きなのはこちらの動画。

AIやビッグデータの時代と言われてるけど、これからのロボットはデータをただ蓄積したり、命令されたことに指示通り動くのではなく、相手の「尊厳」を守りながら一緒に成長していくようになると語られています。
丸山さんに「この動画を皆さんに見せてください」とリクエストしたぐらい・・なんだけど、回線の調子が悪かったようでなんと本番でお見せすることができなかったのです・・丸山さん、会場の皆さん、申し訳ございませんでした(涙)

続いてリクルートコミュニケーションズの萩原 幸也さん。
デザイン情報学科の卒業生であり、元芸術祭実行委員長。

丸山さんから登壇了解もらい、「日立さんのような『ハードの会社だけどサービスデザインに力入れてる会社』と対比させるには『サービスの会社だけどハード(アウトプット)が面白い会社』の人が必要だなあ・・」と考えて、ひらめいたのが萩原さん。なにより「学長、しゃべりすぎですよ」と言えるのは彼ぐらいしかいなくて。
「リクルート」と聞くと日立さんと逆で形のないサービス系のものが真っ先に思いつきますが、スマホで精子の濃度と運動率が測れるサービス「Seem(シーム)」や無料POSレジアプリ「Airレジ」(最近よく見かける)、カードも電子マネーも使える決済サービス「Airペイ」などサービスを形にする会社でもあり、それらの開発に関わっているのが萩原さんなんですよ。
彼にはリクルートさんからの視点と美大OBとしての視点で語ってもらうことに。

ちなみに

AirペイのCMのディレクターは中島信也さんでして、元芸祭実行委員長つながりで作られています(笑)
ちなみにちなみに萩原さんが芸祭実行委員だった頃は執行部は30人ぐらいで細々とやってたそうで、委員長になった時に学内全体を統一テーマでやるようにし100人に増やし、今は400人ぐらいでやってるそう。今のゲイサイの形にしたのも萩原さんなんですね。

萩原さんは個人的に駅の漏水対策を採取する「駅もれ」て活動を昔からやっていて、最強なのがこちら。

隠すのではなく見せる方法。何より音がいい。さすが大阪。
いつか萩原くんがタモリ倶楽部に出れますように。

 

そして前日夜にギックリ腰になっちゃった長澤忠徳学長
学長からはムサビがこれから目指そうとしてること、そして新学科の話。
終わった後に「腰が痛くて痛くて、妙なテンションになっちゃって、実は自分で何をしゃべったか全然覚えてないんだけど」と衝撃の発言が。

大丈夫です。

受けまくってましたから。
聴講されてた八王子にあるT摩美の先生も「長澤節が炸裂中w」とfacebookでコメントされてたくらいです。

まあ、えーと、いろいろ書いてきましたが、裏テーマとして・・というか皆さん既に察してると思いますけど、「新学科の宣伝ができればいいなー。新学科が目指す人材がこれからは必要だ、ってところに着地できるといいなあー」というのがあり、下川さん、丸山さん、萩原さんにも手羽の心の声を正直にお伝えしてました。
すると丸山さん、萩原さんがそれを汲んだプレゼンシートを作ってくれていて。
手羽は泣きそうになりました。

泣きそうになったのは昨日だけど(ぼそっ)

その場にいたかのように書いてますが、実は全然見れなくて・・。
というのもラウンジで新学科秋季ガイダンスを30分かぶりであえてぶつけたんだけど、先生の都合が悪くなってしまい、急きょそっちの進行・説明役を手羽がやることになって。
少ない人数で回してるんです(涙)

手羽が聞きたい人をブッキングしたのに

カンファレンスの裏回しは木反橋くんにお願いするはめに。
昨日ようやく録画しといた動画を見ながら泣いた、と。

で、

3時30分からデザイン・ラウンジで新学科秋季ガイダンススタート。


  • 進行と施設説明を手羽から。朝撮った市ヶ谷キャンパスの写真も使いました


  • 昨日紹介した山崎先生から新学科の概要説明


  • 荒川先生からカリキュラムについて

んで最後に長澤学長から応援コメントをもらいました。

個別相談もやったら行列が。

手羽のガイダンスの出番はこれで終了ですが、もう1回デザイン・ラウンジで個別相談とガイダンスがありますんで興味のある方はぜひ。


さて、ミッドタウンでは様々なイベントがあります。
昨日から始まったのが、

ミッドタウン全体を使った展覧会で、デザインハブも無料会場になっています。
入場料は1,000円だけど、大学生以下は無料なんですよ。
特にデザインを勉強してる人は一度見ておいた方がいい展覧会ですよ。
 


デザイン・ラウンジで今日開催されるのは、
Farrierワークショップ 〜コンセプト設計が出来るデザイナーへの一歩〜

株式会社ファリアーさんとの共同企画で、「キャラクターデザインをしてみたい」「コンセプトアートを描いてみたい」「描くことと同時に、設定を考えるのが好き」な大学生・専門学校生生はお気軽に参加ください。
参加費無料でムサビ生じゃなくてもOK!


そして11月末にはデザイン・ラウンジ企画の
東京ミッドタウン・デザインハブ第76回企画展 「企(たくらみ)」展 -ちょっと先の社会をつくるデザイン-

が開催されます。後日詳細書きますね。


それよりも11月3日(土)は

アート&デザインプロジェクト発表会2018:美大生の可能性
が鷹の台であります。
昨日学生さんにプレゼンのリハーサルをやってもらいましたが、今から楽しみ。

しかし、こんなにいろいろやってる社会連携チームって他にあるのかな・・明日は某イベントがあるし・・。

以上、夏から続いてる日立さんとのプロジェクトの大詰めに入ってて、

昨日は人の流れを確認するシミュレーションという名の寸劇をやることになり、手羽とABさんが客役をやったのだけど、手羽は付き合い始めたばかりのカップル客を全力で演じてたのに、支払いのシーンでABさんに「いつも奢っていただきありがとうごさいます」と言われ、「あ、あれ。ABさんはもしかして上司と部下設定でやってた?」と気付きちよっと寂しくなった、男ってバカな生き物よね、な手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中