TOKYO MIDTOWN KIDS WEEK 2018「見つけよう!世界にひとつだけの星空を」に行ってきた

2018年8月5日(日)

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8月4日(土)、午前8時。
手羽は東工大・・ではなく六本木のデザイン・ラウンジにおりました。

学生さんと朝の会。おはようございます。
そしてすぐに

ミッドタウン地下1階の意心帰へ移動。


  • 事前打ち合わせ


  • 最終リハーサル

そして、ミッドタウンでイベントをやる人間は絶対に受けなくてはいけないホスピタリティ研修(おもてなし研修)などをやってたら、もうスタート10分前。

行列が出来てる・・・。
こんな状態なので始まったら

すぐに満席状態に。

あ、なんのイベントか言ってなかったですね。

TOKYO MIDTOWN KIDS WEEKS 2018「デザインとアートひろば」企画の一環として、4日、5日とムサビが子供向けワークショップをやらせてもらっているのです。

今年のムサビの出し物は

こういう感じに使います(太陽を見ちゃダメだよ!)

「水万華鏡づくり」ってだけでワクサクしません?
経緯など詳細はこちらをご覧ください。
東京ミッドタウンのキッズワークショップに参加しませんか?

ワクワクするけど、裏では

これは先週の写真ですが、学生さんが大学でベースを1個1個作って塗る地味な作業をたんたんとやってたりします。
夢がある小学生にこの地味な作業はとても見せられない・・。


  • 万華鏡で使う鏡

2日間で500人以上が参加するワークショップなので、それに対応した数を作らないといけません。信じられないかもしれませんが全部ムサビ生の手作業です。
間に合うかドキドキだったけど学生さんが頑張ってくれました。

ワークショップの手順は、というと


  • 卓上にはこういうセットが用意されていて、


  • 好きなビーズを選んで


  • 水が入った試験管に入れます。あ、水だけではサーと落ちるだけなのであるモノをいれてゆっくり落ちるように調整してます。そこは企業秘密(笑)


  • そして箱に絵を描いたりしたら完成!

低学年以下をメイン対象としてるんだけど、毎回悩むのが「どこまで子供に作らせるか」のレベル設定です。
まずカッターは使えないし、はさみもうまくは使えないし、細いところに通すのもできないし、とんがったものは危ないし、直線も引けないし、スプーンでうまくすくうこともまだむずかしいし、水彩は洋服が汚れるし、たくさんの来場者に対応するには20分以下で完成できた方がいいし。
とリスク回避していくとどうしても「色鉛筆で模様を描こう」とかになってしまうけど、それだと美大生がわざわざやる意味がないし、といって全部こっちで形を作ってしまったらやる側が楽しめず想い出にならないし。

お母さんに手伝ってもらいながらもある程度子供が頑張って作って、「こんな素敵なものができるんだ!さすがムサビ生!さすがミッドタウン!!」と言われるにはどうしたらいいのか、毎年この葛藤をやっています。

アウトプットとしては今年の水万華鏡は今までで一番嬉しいもののはず。
ただレベル設定的には簡単すぎたかもしれません。うーん、でも20分以下で作ってもらうにはこうするしかないし・・・なかなか子供向けワークショップは奥が深いっす。

意心帰の上はガラスだから、太陽が当たるんですよ。地下だけど気を付けないと日射病になるかもしれないくらいの光線でした。


この意心帰の周り、無印良品さんの前は期間中「デザインとアートのひろば」になっていて、


  • Tokyo Midtown Award 2016 デザインコンペ柴田文江賞を受され、現在TBWA\hakuhodoアートディレクターの浜田智子さんがアートディレクションをされた「ナツイロ鳥の森」では


  • 色鉛筆やクレヨンで自分の思う”夏の色”をのせて、世界に1羽だけの鳥をつくって貼れるし、


  • キッズライブラリーでは


  • ブックディレクターの幅允孝さんがセレクトした絵本を読めます(大人もOK)

水万華鏡づくりは中間プレゼン段階では「海底の宝を探そう」的なテーマだったんですよ。
でも周囲のアートディレクションが「森」をイメージしてることが途中でわかり、「ありえなくはないけど、そこで海底も変だよね。あ、湖設定にする?・・・でも何があるかわからない深い海底だから意味があるんであって、湖だとすぐに見つかりそうでちょっとワクワク感が足りないよね・・どうしよう・・」と考えた末、ペルセウス座流星群が近々あることがわかり、「森の中で望遠鏡を使って星空を見てる設定にすればいいんだ!夏っぽい!」と変えた経緯があります。
ただ我を通すだけでなく、周りと調整しながらいい企画に変更していく能力もこういうところでは問われるのです。
おっと、8月11・12日、18・19日は違うワークショップがあるのでぜひミッドタウンにお越しくださいませ。あ、うち以外は料金取ってるんだなあ・・。


そして今日からはミッドタウン5階にあるデザインハブで、デザイナー、アーティストらによる子ども向けワークショップが始まりますよ!!
東京ミッドタウン・デザインハブ・キッズウィーク2018

デザインハブの打ち合わせで「各企画のサブタイトルは『●●をデザインする』に統一しよう」と決めたような気がするけど、ちゃんとそうしたのはデザイン・ラウンジだけのような気がするけど、口には出さず心に閉まっておこう。

デザインハブには東京造形大学・スペダギ・トーキョー「この夏、竹でいっぱい遊んじゃおう!」で使われる竹の自転車が既に展示されてます。
まだ席のあるワークショップもあるのでぜひチェックしてみてください。

報告だと、例年よりお客さんのペースが速かったそうで、3時30分に材料が無くなって終了したとのこと。同じ量しか用意していないのでもしかすると今日はもう少し早く終わってしまうかもしれません・・・お早めにお越しいただければ・・・。
そして学生さんは日射病に気を付けながら頑張ってね。


以上、

木反橋くんとクマアカさんのワークショップもコンビもね、の手羽がお送りいたしました。

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OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中