【国内外から学生映画の傑作が勢ぞろい】おおむら・あまみ国際学生映画祭が開催されます!

2018年2月16日(金)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新潟県岩室温泉で「アートサイト岩室温泉」を開催したり、茨城県笠間市や新潟県で「わらアートまつり」をやったり、今は「地方創生の町」としてすっかり有名になった徳島県 神山町で1999年から「KamiyamArt 」をやってたり、そしてグッドデザインを受賞したご存知「旅するムサビプロジェクト」は日本全国はもとより海外でもやったり、武蔵野美術大学は様々な地域でアートプロジェクトを実施しています。

そして来週末、新たなアートプロジェクトが開催されるのです。

おおむら・あまみ国際学生映画祭

●会期:2018年2月24日(土)・25日(日)
●会場:プラザおおむら、まちかど研究室、骨董本陣跡、奄美市立奄美博物館、奄美文化センター
●入場料:1日通し券1,200円(高校生以上)/中学生以下無料
●主催:「おおむら・あまみ国際学生映画祭」実行委員会/文化庁/全国芸術系大学コンソーシアム/武蔵野美術大学
●後援:大村市、大村市教育委員会、(一社)大村市観光コンべンション協会、大村商工会議所、(公財)大村青年会議所、長崎県、長崎県教育委員会、長崎新聞社、西日本新聞社、毎日新聞社、朝日新聞社、 読売新聞西部本社、NHK長崎放送局、NBC長崎放送、NIB長崎国際テレビ、NCC長崎文化放送、KTNテレビ長崎、おおむらケーブルテレビ、エフエム長崎、FMおおむら、長崎ケーブルメディア
*平成29年度文化芸術アソシエイツ人材育成プログラム


どこから話せばいいんだろ・・。

この映画祭は、全国の芸術系大学56校が加盟する「全国芸術系大学コンソーシアム」が推進する、地域社会と協働しながらアーツプロジェクトを企画立案・実施するための人材を育成するプログラム「文化芸術アソシエイツ人材育成プログラム」の一環としてムサビが企画しました。

コンソーシアムの会議で「ムサビさん、九州でプロジェクト立ち上げてよ」と結構なムチャブリがあり(笑)、すぐに旅ムサの教職・三澤先生に相談したら「奄美大島も鹿児島だから九州でいいよね?奄美なら旅ムサやってるし何かできるかも。。あ、そうだ!映像学科の小口詩子先生がいる!長崎県大村市で『スナメリの詩プロジェクト』をやってるし、小口先生にも相談しよう!」となり、三澤先生・小口先生・社会連携チームで緊急ミーティングを開き「『芸術祭をやります』ってのはありがちだし・・あ、国際学生映画祭はどうだろ?」とアイデアが出て、すぐに小口先生が大村市と連絡を取って、
======
長崎県の「おおむら」と鹿児島県の「あまみ」は、海に囲まれ、「異文化と関わる」歴史を展開してきました。この度は、映画の上映と映像制作のワークショップが両地をつなぎます。
おおむらでは、次代を担う国内外の学生監督が集結し、映像を通して知り合い、感じ、考え、意見を交わす新たな学びの場として、「国際・学生・映画祭」を開催します。小・中・高・大学生に、学びを楽しむシニア学生も参加。映像制作における協働体験、作品鑑賞、作り手と観客の交流を通した相互の文化理解は、土地に新たな風を吹かせます。故郷の魅力を見つめ直し国内外に発信する手立てとして、あるいは多様な背景を持つ者同士がコミュニケートするための「窓」として、映像・映画というメディアは細やかな役割を果たしてくれるでしょう。

======
と基本コンセプトが書かれた企画書が信じられないペースで出来上がりました。
話を受けて2週間後ぐらいにはおおよその日程と会場も決まってたぐらいのペースで。物事って決まらない時はほんと決まらないんだけど、奇跡的にいろんな物事のタイミングがビシっと合った感じ。
また、相談しても「そもそも論」「否定が大前提」しか語らない先生がいる一方、つくづく「現場」で常に動いてる先生方の「ポジティブ力」「具体化力」にはかなわないなあ、と感じました。
そして趣旨は「人材育成プログラム」だから、学生さん2名が張り付き、現地に飛んでワークショップを開催したり、様々なことを担当しています。

招待プログラムとして、「グレートジャーニー」で知られる探検家・関野吉晴先生のドキュメンタリー作品「縄文号とパクール号の航海」(水本博之監督もムサビ出身)、あいち国際女性映画祭 2016 フィルム・コンペティション(長編フィルム部門)グランプリを受賞した久保田桂子監督の「海へ 朴さんの手紙 To the sea Mr. Paku's letter」が上映され、関野先生、水本さん、久保田さんのトークイベントも開催されます。
関野先生にいたっては24日に大村でトークイベントをやって、すぐに飛行機で移動して翌日奄美でもトークイベントですからね(笑)

タイムテーブルはこちらをご覧ください。

で、上映作品ですが、アジア国際青少年映画祭優秀脚本賞・PFFワード2016入選・東京学生映画祭入選・田辺・弁慶映画祭に入選した武蔵野美術大学・松本千晶監督の大村市を舞台とした「傀儡」、 PFFアワード2015 グランプリ、観客賞・ ベルリン国際映画祭正式出品・東京国際映画祭招待上映などの東京造形大・杉本大地監督「あるみち A Road」、シルクロード国際映画祭最優秀学生映画賞やロカルノ国際映画祭他20 以上の国際映画祭に正式出品されたステファニー・コルク監督「Clan」などなどイタリア、オランダ、ドイツ、中国、ベトナム、マレーシア、ブータン、ミャンマー、そして日本と世界各地から実写・アニメ関係なく、そしてもちろんムサビとかタマビとか関係なく、短長編25本の多彩な若手監督の作品が上映されます。

なかなか地方でこれだけの若手作品を見れる機会はないはず。ちなみに映画には字幕がつき、会場には外国語対応スタッフを配置されるグローバル対応となってます。
どういう作品が上映されるかはこちらをご覧ください。

「おおむら・あまみ国際学生映画祭」にて、総合2年伊藤晶美さんの監督作品上映!|成安造形大学総合領域オノマトペマガジン
成安造形さんも宣伝してくれました。ありがとうございます!

ちなみに企画がスタートしてわかったんですが、小口先生は「学生映画作品マニア」で、あらゆる大学の学生作品をチェックしてるんですよ。いろんなマニアがいるなあ、、と美大愛好家と名乗ってるやつに言われたくないっすね。

映画祭の開催に先立ち、故郷の魅力を見つめ直して国内外に発信する手立てとして、いくつかの映像制作ワークショップが実施されました。長崎県立大学やムサビ生がインストラクターを務め、地域の小学生から大人たちが参加したこのワークショップから生まれたマイクロショートムービー9編が、各プログラムの頭に上映されます。

もちろんこの映画祭はムサビだけでは成立しなくて。
長崎県立大学の学生さんを始め、高校生から大人まで様々な年代の地域住民により結成された実行委員会が、行政や教育機関だけではなく、地元の企業等、多くの関係者からの協力を得ながら運営をされています。ほんとうに感謝です。
私たちも映画を上映するだけの一過性のイベントではなく、地域の文化創造活動における連携力強化へつながる「仕組みづくり」としてのプロジェクトになれば、と考えています。

会場はこちらです。
あ、洋菓子店「シュクルボワ」さんと大村高校家政科による映画祭オリジナル スィーツも映画祭会場で限定販売されるそうです。食べるしかない!!
ぜひお越しください!


以上、手羽も行く予定だけど、仕事が忙しくなってきて、かなり怪しくなってきた手羽がお送りいたしました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

OTONA WRITER

手羽イチロウ / teba ichiro

【美大愛好家】 福岡県出身。武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒。 2003年より学生ブログサイト「ムサビコム」、2009年より「美大日記」を運営。2007年「ムサビ日記 -リアルな美大の日常を」を出版。三谷幸喜と浦沢直樹と西原理恵子とみうらじゅんと羽海野チカと銀魂と合体ロボットとパシリムとムサビと美大が好きで、シャンプーはマシェリを20年愛用。理想の美大「手羽美術大学★」設立を目指し日夜奮闘中